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令和2年度以降入学者 | 人格心理学特論 | ||||
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教員名 | 伊坂裕子 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 心理学専攻 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 対面授業(一部,オンデマンド授業,Z00Mを使用したライブ中継あり)。Blackboardによる資料等の配布も併用する。zoomの招待状はblackboardに掲載する。 |
Blackboard ID | 20234781 |
授業概要 | 【臨床心理士選択必修科目B群】 人格(パーソナリティ)をとらえるさまざまな視点を理解することを目指す。基本的な人格(パーソナリティ)理論に関し、その枠組みを講義し、受講生は各理論について他者にわかるようプリゼンテーションを行う。また、各自の研究テーマへの応用を考えるため、人格(パーソナリティ)の個人差を反映した先行研究についての発表、討論を行う。 |
授業のねらい・到達目標 | <授業のねらい> 人格心理学の基礎的な理論を理解することを通して,人間理解の幅を広げることができること。 人格を理解する様々な視点を理解し,必要に応じて自らの研究に応用できること。 <到達目標> 人格心理学に関する文献・資料を批判的に講読し、自らの考えをまとめることができること。 発表・討論を通して、人格(パーソナリティ)をとらえるさまざまな視点について比較、議論を深めることができること。 各自の研究テーマへの人格(パーソナリティ)理論の応用を考えることができること。 <ディプロマポリシーとの関連> <日本大学教育憲章との関連> 現代社会が直面している様々な問題の多様性を理解した上で,心理学を活かしながら解決の方法を提案することができる(A-2-4) 既存の知識にとらわれることなく,物事を科学的根拠に基づいて,理論的・批判的に考察し,その本質をとらえた上で,説明することができる(A-3-4) 資料や事象を注意深く観察し,問題点を発見し,心理学を活かしながら解決策を提案することができる(A-4-4) 他者の意見を聴き取って,自分と異なる価値観を理解・尊重した上で,自分の考えを伝え,さらに議論を深めることができる(A-6-4) |
授業の形式 | 講義、演習 |
授業の方法 | 授業の形式:【講義】【演習】 人格に関する基本的な考え方を講義。その後,受講生によるプレゼンテーション&ディスカッション。受講生は、自らが関心をもつ人格心理学のテーマについて、論文・資料(英文を含む)について発表し、全員で討論を行う。対面授業に参加できない場合は,Zoomによるライブ参加。 課題の提出方法、フィードバック方法等については、授業開始時に提示する。 |
授業計画 | |
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1 |
【オンライン授業(オンデマンド型)】ガイダンス(授業のテーマや到達目標、授業の方法について説明する)
【事前学習】シラバスを事前に検討すること (1時間) 【事後学習】学部で学習した人格理論を復習すること (2時間) |
2 |
【対面授業】<対面授業に参加できない場合はZoomによるライブ参加>パーソナリティの概念と歴史についての講義
【事前学習】テキスト第1章を読み,パーソナリティに関連した用語,代表的な理論家の名前などを調べておくこと (2時間) 【事後学習】自身の研究分野におけるパーソナリティ概念のとらえ方などについて整理すること (2時間) |
3 |
【対面授業】<対面授業に参加できない場合はZoomによるライブ参加>さまざまなアプローチの紹介(講義)
【事前学習】テキスト第1章を読み,パーソナリティ研究の歴史に沿って,どのようなアプローチがあるか整理しておくこと (2時間) 【事後学習】それぞれのアプローチの違いについて,整理すること (2時間) |
4 |
【対面授業】<対面授業に参加できない場合はZoomによるライブ参加>受講生による発表と討論(類型論・特性論)
【事前学習】テキスト第2~3章を読み,類型論・特性論の代表的な理論や人物,用語について調べておく (2時間) 【事後学習】類型論・特性論の理論を整理する (2時間) |
5 |
【対面授業】<対面授業に参加できない場合はZoomによるライブ参加>受講生による発表と討論(精神分析理論・パーソナリティの発達)
【事前学習】テキスト第4~5章を読み,精神分析理論・パーソナリティの発達を扱った代表的な理論・人物・用語について調べておく (2時間) 【事後学習】精神分析理論・パーソナリティの発達の理論を整理する (2時間) |
6 |
【対面授業】<対面授業に参加できない場合はZoomによるライブ参加>受講生による発表と討論(パーソナリティと自己・社会的認知理論)
【事前学習】テキスト第6~7章を読み,パーソナリティと自己に関する理論,社会的認知理論の代表的な理論,人物,用語について調べておく (2時間) 【事後学習】パーソナリティと自己に関する理論について整理する。パーソナリティの発達に影響を与える要因について整理する (2時間) |
7 |
【対面授業】<対面授業に参加できない場合はZoomによるライブ参加>受講生による発表と討論(最近の理論)
【事前学習】テキスト第8章を読み,パーソナリティに関する最近の理論,特に行動遺伝学・文化心理学の理論,人物,用語について調べておく (2時間) 【事後学習】行動遺伝学・文化心理学の理論を整理する (2時間) |
8 |
【対面授業】<対面授業に参加できない場合はZoomによるライブ参加>講義&ディスカッション(人格心理学が目ざすもの)
【事前学習】テキスト第1~8章を読み,今までのディスカッションを通して,自分の考えをまとめておく (3時間) 【事後学習】プレゼンテーション・ディスカッションの内容を整理する (1時間) |
9 |
【対面授業】<対面授業に参加できない場合はZoomによるライブ参加>受講生による発表と討論(各自の研究分野において人格変数を考慮した先行研究の発表)
【事前学習】事前に予告された論文を読んで,自分の考えをまとめておく (3時間) 【事後学習】プレゼンテーション・ディスカッションの内容を整理する (1時間) |
10 |
【対面授業】<対面授業に参加できない場合はZoomによるライブ参加>受講生による発表と討論(各自の研究分野において人格変数を考慮した先行研究の発表)
【事前学習】事前に予告された論文を読んで,自分の考えをまとめておく (3時間) 【事後学習】プレゼンテーション・ディスカッションの内容を整理する (1時間) |
11 |
【対面授業】<対面授業に参加できない場合はZoomによるライブ参加>受講生による発表と討論(各自の研究分野において人格変数を考慮した先行研究の発表)
【事前学習】事前に予告された論文を読んで,自分の考えをまとめておく (3時間) 【事後学習】プレゼンテーション・ディスカッションの内容を整理する (1時間) |
12 |
【対面授業】<対面授業に参加できない場合はZoomによるライブ参加>受講生による発表と討論(各自の研究分野において人格変数を考慮した先行研究の発表)
【事前学習】事前に予告された論文を読んで,自分の考えをまとめておく (3時間) 【事後学習】プレゼンテーション・ディスカッションの内容を整理する (1時間) |
13 |
【対面授業】<対面授業に参加できない場合はZoomによるライブ参加>受講生による発表と討論(各自の研究分野において人格変数を考慮した先行研究の発表)
【事前学習】事前に予告された論文を読んで,自分の考えをまとめておく (3時間) 【事後学習】プレゼンテーション・ディスカッションの内容を整理する (1時間) |
14 |
【対面授業】<対面授業に参加できない場合はZoomによるライブ参加>受講生による発表と討論(各自の研究分野において人格変数を考慮した先行研究の発表)
【事前学習】事前に予告された論文を読んで,自分の考えをまとめておく (3時間) 【事後学習】プレゼンテーション・ディスカッションの内容を整理する (1時間) |
15 |
【対面授業】<対面授業に参加できない場合はZoomによるライブ参加>まとめ(学生による先行研究の発表内容やディスカッションを復習・解説を行い、系統的な理解を深める。また,共通のテーマについて総合的なディスカッションを行う)
【事前学習】第8回~第14回の発表・討論内容を振り返り,疑問点や新たな発見をまとめる (4時間) 【事後学習】総合的なディスカッションを振り返り,自身の研究にパーソナリティの視点を取り入れる工夫を考える (1時間) |
その他 | |
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教科書 | 横田正夫・津川律子(編) 『ポテンシャルパーソナリティ心理学』 サイエンス社 2020年 第1版 |
参考書 | なし |
成績評価の方法及び基準 | レポート:各自の発表をレポートにまとめる(zoomによる参加の場合も同様)(40%)、授業参画度:授業内で行われる発表,ディスカッションへの参加(zoomによる参加の場合も同様)(60%) |
オフィスアワー | 授業終了後、メールなどにて |
備考 | 発表担当の受講生は、1週前に、発表する論文・資料を受講生全員に通知する。受講生は、あらかじめ論文に目を通し、討論に参加できるよう準備する。討論を参考に、各自がさらなる学習を進めることを期待する。 |