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令和2年度以降入学者 | 社会教育演習1 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 社会教育演習1 | ||||
教員名 | 佐藤晴雄 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | コース科目 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 今期は、対面式を基本に実施し、場合によってはblackboardを併用して授業を進めます。ソフトウェアのSPSSは家庭では利用できないと思いますので、作業については対面式で指導します。 ※Blackboard ID:20202318 |
Blackboard ID | 20231707 |
授業概要 | 社会教育調査(学校教育調査を含む)の計画・実施・分析・考察について取り上げます。特に、数的データの処理方法について具体例を用いて指導していきたいと思います。 本科目は以下のカリキュラムポリシーに対応しています。 [CP3] 主に学科専門必修科目や学科専門科目[DP3 群]を通じて,様々な情報を公平に入手し,その情報を基に論理的・批判的に思考し,表現する能力を育成する。 [CP4] 主に学科専門必修科目や学科専門科目[DP4 群]を通じて,資料や事象を注意深く観察・検討して,自らの能動的に問題を発見し,人文学を活かしながら解決策を提案できる能力を育成する。 なお、担当者は教育委員会社会教育主事として実務を経験したので、実務に根付いた授業を進めることとする。 |
授業のねらい・到達目標 | 教育委員会等では社会教育や生涯学習に関する調査を実施している。それは、住民の学習ニーズを把握したり、行政課題を見出したりするために行われる調査のことです。本演習では、社会教育に関する調査の基礎知識と技法の習得を図るよう進めていきます。また、教員志望の学生にとっては、社会教育主事資格を有することが採用選考で評価されることもあるので、その資格科目の必須として受講することを勧めたいと思います。 ここでは、社会教育調査を扱いつつも、教育調査に関する知識と手法の基礎が身につくよう配慮するので、社会教育主事資格の取得の有無に関わらず、受講を歓迎します。 <ディプロマポリシーとの関係> この科目は文理学部(学士(教育学))のディプロマポリシーDP3,DP4及びカリキュラムポリシーCP3,CP4に対応している。 |
授業の形式 | 演習 |
授業の方法 | 本演習では、社会教育及び教育関係調査一般に関する調査データを用いて、分析と考察を行い、レポートにまとめる。データ分析に際しては本学部パソコンのソフトを用います。 基本的には、パソコンによるデータ分析実技という方法で演習を進めていきます。 ※対面式授業に出席できない者には、動画またはPowerPointの配布によって学習方法を示すので、各自自宅で作業してもらう予定です。 |
履修条件 | 数学が苦手な者でも大丈夫です。 。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス-授業のテーマや到達目標及び授業の方法について解説する-
【事前学習】テーマについて諸資料を収集して理解しておく。 (1時間) 【事後学習】テキストの目次から授業の概要を把握しておく。 (1時間) |
2 |
社会教育調査及び教育調査の意義-社会教育における調査の意味と実態-
【事前学習】社会教育調査に関する予習を行う。 (1時間) 【事後学習】社会教育調査の事例を収集しておく。 (1時間) |
3 |
社会教育調査及び教育の実際
【事前学習】統計について予め理解できるようにしておく。 (1時間) 【事後学習】本時の学習を復習し、統計とは何かを理解できる復習する。 (1時間) |
4 |
教育調査の基礎1-「数字」の3つの意味を理解する-
【事前学習】教育データの事例を理解しておく。 (1時間) 【事後学習】本時の学習を復習し、数字とは何かを理解できるよう復習する。 (1時間) |
5 |
教育調査の基礎2-データの読み方を理解する-
【事前学習】教育データ事例を読み込んでおく。 (1時間) 【事後学習】本時の学習を復習し、正しいデータ解釈を身につける。 (1時間) |
6 |
教育調査の基礎3-表とグラフを理解する*
【事前学習】図表の事例を収集しておく。 (1時間) 【事後学習】図表の書き方を復習して身につけるように努める。 (1時間) |
7 |
教育調査の基礎4-「検定」の意味と解釈を理解する-
【事前学習】「検定」について、その意味を理解するようにしておく。 (1時間) 【事後学習】本時の学習を復習し、検定とは何かを十分理解できる復習する。 (1時間) |
8 |
教育調査のデータ分析1-SPSSの基本を理解する-
【事前学習】とんな統計ソフトがあるかを把握しておく。 (1時間) 【事後学習】統計ソフトSPSSの使用法を復習する。 (1時間) |
9 |
教育調査のデータ分析2-クロス集計を試みる-
【事前学習】クロス集計の意味を予習しておく。 (1時間) 【事後学習】クロス集計の意味と分析を復習する。 (1時間) |
10 |
教育調査のデータ分析3-クロス集計表を作成する-
【事前学習】クロス集計結果の表し方を予習しておく。 (1時間) 【事後学習】クロス集計表の作成を復習する。 (1時間) |
11 |
教育調査のデータ分析4-「平均の比較」を理解する
【事前学習】「平均」にはいろいろな意味があることを予習しておく。 (1時間) 【事後学習】「平均」を十分理解できるよう復習する。 (1時間) |
12 |
教育調査のデータ分析5-「平均の比較」結果を表に表す-
【事前学習】「平均の比較」に関する分析結果を読み込む。 (1時間) 【事後学習】「平均の比較」について復習する。 (1時間) |
13 |
教育調査のデータ分析6-t検定を理解する-
【事前学習】r検定について予習しておく。 (1時間) 【事後学習】t検定に関する復習を行う。 (1時間) |
14 |
分析結果をまとめる-分析結果を考察する-
【事前学習】「分析」と「考察」の違いを予習しておく。 (1時間) 【事後学習】分析結果を考察できるよう復習する。 (1時間) |
15 |
これまでの復習・解説を行い授業の理解を深め、レポートを提出する。
【事前学習】レポートをまとめておく。 (1時間) 【事後学習】これまでの学習を振り返り、学んだこと他の学習にも応用できるようにする。 (1時間) |
その他 | |
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教科書 | 資料等を配布する。 |
参考書 | 米川和雄・山崎貞政 『SPSS統計解析マニュアル-統計の基礎から多変量解析まで-』 北大路書房 2010年 なし |
成績評価の方法及び基準 | レポート:データ分析結果等を随時提出する。(30%)、授業参画度:データ分析を試みるようにする。(70%) |
オフィスアワー | 本館4階(水・木)。Eメールの場合は、[email protected] に連絡してください。 |
備考 | 社会調査(社会教育調査)に興味のある方ならどなたでも歓迎します。 |