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令和2年度以前入学者 | ゼミナール4 | ||||
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教員名 | 太田由加里 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会福祉学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 対面授業 |
授業概要 | 日本では子どもの貧困率の高さが社会問題となり、児童虐待やいじめのニュースが日々報道されるなど、児童福祉法が謳う「すべての子どもの命や権利」が保障されているとは言い難い。児童福祉法は、戦後、生活に困窮する子どもの救済、そして次代を担うすべての子どもの健やかな育成を図るために制定され、日本で初めて「福祉」という文言が入った法律でもある。さらに我が国で初めて若者を福祉の対象としてとらえた子ども・若者育成支援推進法(2010年)も施行から10年が経とうとしている。そのような社会的状況のなかで、子どもや若者の抱える福祉課題を明らかにして、その解決に向けた施策や援助方法について考えていく。 |
授業のねらい・到達目標 | ・4年間の学びの集大成として興味と関心を持つテーマを決め、そのテーマの知見を獲得する。 ・テーマに関する現状や問題解決の道筋を探ることができる。 ・研究方法について調べ、論文に用いる方法を身に着ける。 ・自身の研究課題について具体的に他者に説明できる力をつける。 ・先行研究をレビューし、先行研究における関心テーマの現状を文章化することができる。 ・研究目的に合った調査方法を選択し、調査を実施できる ・調査結果の分析をおこない、考察することができる この科目は文理学部(学士(社会福祉学))のディプロマポリシーDP1、2、3、4、5、8及びカリキュラムポリシーCP1、2、3、4、5、8に対応しています。 ・既存の知識にとらわれることなく、物事を論理的・批判的に説明することができる。(A-3-2) ・社会や身近な環境に存在する福祉課題を発見し、専門的知識に基づいて説明することができる。(A-4-2) ・新しい問題に取り組む意識を持ち、そのために必要な情報を収集することができる。(A-5-2) ・周りの人々とコミュニケーションを取り、専門的知識に基づいて正しく説明することができる。(A-6-2) ・学修活動において積極的にリーダーシップを発揮し、他者と協働して作業をすることができる。(A-7-2) ・自らの学修経験の振り返りを継続的に行い、分析することができる。(A-8-2) |
授業の形式 | ゼミ |
授業の方法 | 論文執筆に関する指導を行いながら、並行して個別の論文作成に関する指導を行う。 本授業の事前・事後学習は、各2時間の学習を目安とします。 提出物の提出方法、フィードバック方法等については、授業開始時に提示する。 *対面授業に出席できない場合、詳細については授業でお伝えしますが、主な要件は下記の通りです。 ・対面授業に出席できない場合は、授業前に担当教員にメールで連絡し、許可を得てください。 ・日本に入国できない留学生、コロナ感染症などによって大学に来れない学生は、対面授業終了後にblackboardを通じて配信するオンデマンド動画を 視聴し、リアクションペーパーを提出してください。 ・許可を受けずにオンデマンド動画を視聴した場合は【欠席】とみなします。 |
授業計画 | |
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1 |
後期ガイダンス-授業のねらい・到達目標及び授業の方法について(A-1)
【事前学習】シラバスを事前に読んで授業全体の流れを理解すること (2時間) 【事後学習】ゼミのガイダンスを振り返り確認すること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
前期に課した課題についての報告・討議1-研究計画について(A-1)
【事前学習】自分が希望するゼミテーマについて明確にしておくこと (2時間) 【事後学習】卒業時までの計画について考えること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
課題についての報告・討議2-研究目的について(A-2)
【事前学習】興味と関心のあることを考えてまとめておくこと (2時間) 【事後学習】社会福祉関連のニュースのなかで自分が興味のあることを把握する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
課題についての報告・討議3-研究方法について(A-2)
【事前学習】図書館や学科図書室など学内の資料の場所をおさえておくこと (2時間) 【事後学習】図書館や学科図書室に出向き、関連の雑誌や書籍を確認すること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
課題報告を踏まえ今後の研究計画立案1-題目の設定など(A-5)
【事前学習】報告のための準備を行うこと (2時間) 【事後学習】今後の計画を立案すること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
課題報告を踏まえ今後の研究計画立案2-問題の社会的背景など(A-3-2)
【事前学習】報告のための準備を行うこと (2時間) 【事後学習】問題の社会的背景について整理しておくこと (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
課題報告を踏まえ今後の研究計画立案3-研究目的(A-3-2)
【事前学習】研究目的について事前に準備しておくこと (2時間) 【事後学習】研究目的を記すこと (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
課題報告を踏まえ今後の研究計画立案4-研究方法(A-4-2)
【事前学習】研究方法、特に質的調査について調べておくこと (2時間) 【事後学習】どのような研究方法を用いるかを考えてみること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
課題報告を踏まえ今後の研究計画案5-先行研究の把握②(A-4-2)
【事前学習】前期で学んだ先行研究の検索方法を振り返る (2時間) 【事後学習】先行研究文献を整理しておくこと (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
課題報告を踏まえ今後の研究計画立案6-先行研究の把握②(A-5-2)
【事前学習】前期で学んだ先行研究の検索方法を振り返る (2時間) 【事後学習】先行研究文献を整理しておくこと (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
論文構成に関する報告(A-4-2)
【事前学習】論文構成について事前に準備をする (2時間) 【事後学習】論文構成について討議を参考に振り返る (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
論文完成に向けた報告を行う1(A-5-2)
【事前学習】他学生の報告も聞いて、自分のオリジナリティを考えてみる (2時間) 【事後学習】自分のオリジナリティについて明確にしておくこと (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
論文完成に向けた報告を行う2(A-7-2)
【事前学習】報告のための準備を行う (2時間) 【事後学習】報告のために資料を準備する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
卒業論文に関する報告準備(A-7-2)
【事前学習】報告のための準備を行う (2時間) 【事後学習】報告のために資料を整理する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
卒業論文に関する報告(A-8)
【事前学習】報告のための準備を行う (2時間) 【事後学習】報告について振り返り今後の課題を確認すること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 特に使用しない |
参考書 | テス・リッジ著、中村好孝・松田洋介訳、渡辺雅男監訳 『子どもの貧困と社会的排除』 桜井書店 2010年 授業時に適宜紹介をする。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:文献レビューと課題レポートを作成すること(80%)、授業参画度:報告やディスカッションについて評価する(20%) *対面授業に出席できない場合、詳細については授業でお伝えしますが、主な要件は下記の通りです。 ・対面授業に出席できない場合は、授業前に担当教員にメールで連絡し、許可を得てください。 ・日本に入国できない留学生、コロナ感染症などによって大学に来れない学生は、対面授業終了後にblackboardを通じて配信するオンデマ ンド動画を視聴し、リアクションペーパーを提出してください。 ・許可を受けずにオンデマンド動画を視聴した場合は【欠席】とみなします。 |
オフィスアワー | 連絡先については授業初回時に提示する |