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卒業論文2

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令和2年度以降入学者 卒業論文2
教員名 久米依子
単位数    4 学年    4 開講区分 文理学部
科目群 国文学科
学期 後期 履修区分 必修
授業形態 対面授業
授業の形態 卒論作成の指導は課題研究・資料提示で行い、卒論に関する個人指導は対面授業で行う。詳細については、第1回授業で提示します。対面授業が困難な場合はZoomを利用する。
Blackboard ID 20233678
授業概要 近現代文学に関する卒業論文指導。各自が決めたテーマを、どのように論文化していくか、資料や調査方法、考察や立論の方向の検討を行い、論文完成を目指す。ゼミナールの発表などで学んだ資料や文献の探索法、その使い方、またテーマの立て方や論文構成の手順などを確認し、具体的な論文執筆に進む。卒論の完成に向けて、多様な方法や分析を試みることを目標とする。各ゼミ生に、個人面談を行う。
授業のねらい・到達目標 〈授業のねらい〉
受講者各自、年間予定を確認し、論文制作の日程をよく考えて授業に臨み、論文構成の方法を身につけ、卒論を作成する。
〈到達目標〉
テーマや資料、構成について教員のアドバイスを受け、論文完成までの年間計画に基づき、執筆のための資料収集や具体的な執筆のスケジュールを立てる力を育てる。
研究対象への調査を重ねながら、文献の使い方、立論の方針について検討し、引用や注の付け方にも習熟する。
授業時間以外に、文献の調査や資料の読み込み、下書きの執筆など、自ら卒論制作を進める力を養う。
この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP6、およびカリキュラムポリシーCP9に対応しています。

なお、新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)では、この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP1,2,3,4,5,6,7,8及びカリキュラムポリシーCP1,2,3,4,5,6,7,8に対応している。
・経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づきつつ,日本文学・日本語学研究の高度な専門性を活用し,自己の高度な倫理観を倫理的な課題に適切に適用することができる。(A-1-4)
・日本文学・日本語学研究の高度な専門性をもって,世界諸国の歴史や政治,経済,文化,価値観,信条などの現状および相互関係を,複数の世界観に立って解釈し説明できる。(A-2-4)
・日本文学・日本語学研究を中心としながら,仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報に基づく論理的・批判的な考察を通じて,課題に対し,具体的かつ論理整合的な見解を示すとともに,その限界を認識することができる。(A-3-4)
・日本文学・日本語学研究に関わる問題につき,創造力と独自性をもって解決の方法と手順を立案し,独力または他者と協働して問題を解決することができる。(A-4-4)
・日本文学・日本語学研究のスキルを高度に活用しながら,責任と役割を担い,あきらめない気持ちで新しいことに果敢に挑戦することができる。(A-5-4)
・日本文学・日本語学研究の実践的なスキルを高度に活用しながら,さまざまな人々とのコミュニケーションを通じて他者との信頼関係を確立し,ときに強い影響を与えることができる。(A-6-4)
・日本文学・日本語学研究の実践的なスキルを高度に活用しながら,集団の活動において,より良い成果を上げるために,他者と協働し,作業を行うとともに,指導者として他者の力を引き出し,その活躍を支援することができる。(A-7-4)
・日本文学・日本語学研究の専門性に基づきながら,学修状況の自己分析に基づく評価を,今後の学修に活かすことができる。(A-8-4)
授業の形式 卒業論文・研究
授業の方法 第1回に全体的なガイダンスを行い、個人指導の順番を決める。アンケートなどで確認する予定。個人指導は1名ずつ行う。第2回から、卒論制作のための研究テーマや、資料収集の状況、論文構成のための考え方などについて、各人が教員のアドバイスを受け、自らの考えをまとめていけるように心がける。論文の下書きを提出し、教員のフィードバックを受ける。
論文完成までの年間計画に基づき、執筆のための資料収集や記述のスケジュールを組む。研究対象への知識を深めながら、文献の使い方、立論の方針について検討し、引用や注の付け方にも注意する。これまでのゼミナールの成果をまとめ、文献の調査や資料の読み込み、下書きの執筆など、常に卒論と向き合う姿勢を保ち、主体的に卒論完成に向かうようにする。対面参加が困難な学生で教員の許可を受けた者は、Zoomを利用して出席することができる。
授業計画
1 前期までの進展を確認し、今後の課題を挙げる
【事前学習】前期までの下書きを整理する (5時間)
【事後学習】下書きの不備と今後の課題を確認する (5時間)
【授業形態】対面授業
2 教員のアドバイスを受け、書き方、論じ方の問題点を確認する (A-2-4)
【事前学習】問題点を自分で確認し、報告する (5時間)
【事後学習】下書きの修正点を確認し、修正を加える (5時間)
【授業形態】対面授業
3 引用の仕方、注の付け方、注記の書き方を確認する
【事前学習】正しい引用、注の付け方を確認する (5時間)
【事後学習】引用と注の不備を修正する (5時間)
【授業形態】対面授業
4 章立ての最終的な決定をする (A-1-4)
【事前学習】目次の最終形式を再確認しておく (5時間)
【事後学習】目次の修正、完成をめざす (5時間)
【授業形態】対面授業
5 題名の決定、副題の可能性を考察する
【事前学習】テーマについて改めて考察する (5時間)
【事後学習】題名、副題をほぼ決定する (5時間)
【授業形態】対面授業
6 先行論文の使用法の妥当性を確認する (A-3-4)
【事前学習】先行論文の問題点を改めてピックアップする (5時間)
【事後学習】先行論の使い方が妥当であるか、確認をする (5時間)
【授業形態】対面授業
7 論展開の流れと結論の見通し(A-4-4)
【事前学習】論全体の流れを考察し、修正点を考える (5時間)
【事後学習】結論の内容を考え、整える (5時間)
【授業形態】対面授業
8 下書きの問題点のチェック、主述の対応、読点、一文の長さなどに注意
【事前学習】下書きのミス、問題点を見直しておく (5時間)
【事後学習】修正を指摘された部分を確認する (5時間)
【授業形態】対面授業
9 清書の作成(1)目次から序章まで(A-5-4)
【事前学習】清書にあたっての注意点を確認する (5時間)
【事後学習】清書のミスを再点検する (5時間)
【授業形態】対面授業
10 清書の作成(2)テクストを論じる
【事前学習】論点の展開、文章の問題点を確認する (5時間)
【事後学習】論点がスムーズに展開するための文章の書き方を考える (5時間)
【授業形態】対面授業
11 清書の作成(3)結論と参考文献(A-6-4)
【事前学習】先行論を再度読み込み、論文に引用できる部分を考察する (5時間)
【事後学習】先行論考に関して最終的なまとめをしておく (5時間)
【授業形態】対面授業
12 最終的な論文チェック
【事前学習】注、注記、引用、参考文献にも注意する (5時間)
【事後学習】ミスがないか、全体を見直す (5時間)
【授業形態】対面授業
13 卒論提出準備(A-7-4)
【事前学習】細部のミスをチェックする (5時間)
【事後学習】全体の反省点を考える (5時間)
【授業形態】対面授業
14 提出後の論文の内容確認(A-8-4)
【事前学習】ゼミ冊子作成のための準備をする (5時間)
【事後学習】ゼミ冊子の原稿を提出する (5時間)
【授業形態】対面授業
15 論文作成の反省点を検証し口述試験に備える(A-8-4)
【事前学習】論文の問題点を整理しておく (5時間)
【事後学習】口述試験の準備をし、卒論原稿を読み直す (5時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 プリントを使用。
参考書 指導時に、各自のテーマやテーマの展開・発展に応じて指示する。
成績評価の方法及び基準 授業参画度:授業での卒論制作に関しての個別相談、下書きの提出(30%)、卒業論文(70%)
A-1,2,3,4,5,6,7,8,の達成度については卒業論文で評価する

オフィスアワー 月曜昼休み、水曜昼休み、7号館4階久米研究室、またはメール連絡。
備考 対面授業が困難な場合はZoomを利用する。

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