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令和4年度以降入学者 | 学問の扉 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 自主創造の基礎2 | ||||
教員名 | 袴田光康 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 国文学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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Blackboard ID | 20233632 |
授業概要 | この授業では、文学研究のための基礎作りとして、くずし字の学習、参考文献の調べ方、注釈書の活用法、問題点の見つけ方、考察の方法などを実践的に学修する。教員による講義を基本とするが、講義に加えて、各自のレジュメ作り、参考文献の調査、グループ討議、個人発表、発表に対する質疑応答なども織り交ぜてゆく。特に後半は『古今和歌集』の中から一人一首を担当して発表する形で演習形式の授業を行う。なお、第8回と第15回の授業の後にレポートを課す。 |
授業のねらい・到達目標 | 文学研究を進めていくために必要な基礎的知識身に着け、自分の考えを他者に対して論理的に説明することができる。 この科目は、文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP3,4,5及びカリキュラムポリシーCP1,7に対応している。 なお、新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)では、この科目は文理学部(学士)のディプロマポリシーDP1,3,4,5,6,7,8及びカリキュラムポリシーCP1,3,4,5,6,7,8に対応している。 ・経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて,倫理的な課題を理解し説明することができる。(A-1-1) ・仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察することの重要性を説明できる。(A-3-1) ・事象を注意深く観察して,解決すべき問題を認識できる。(A-4-1) ・新しいことに挑戦する気持ちを持つことができる。(A-5-1) ・親しい人々とのコミュニケーションを通じて相互に意思を伝達することができる。(A-6-1) ・集団の活動において,より良い成果を上げるために,お互いを尊重することができる。(A-7-1) ・自己の学修経験の振り返りを継続的に行うことができる。(A-8-1) |
授業の形式 | 講義、演習 |
授業の方法 | ①第1回~第5回、第8回、第14回、第15回の授業は教員の講義を中心とする。 ②第6・7回の授業はグループでのワークを中心とする。 ③第9回から第14回までは個人発表とディスカッションを中心とする。 ④発表に対するコメントを通じてフィードバックを行う。 ⑤レポートについてはブラックボードを通じてフィードバックする。 なお、対面授業への参加が困難な場合、理由によってはzoomでの受講も考慮するので事前に相談すること。 |
履修条件 | クラス指定がある。 |
授業計画 | |
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1 |
この授業の目的と授業計画(A-5-1)
【事前学習】シラバスをよく読んでおく。。 (2時間) 【事後学習】授業計画を踏まえて自分自身の学修目標を定める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
本文とくずし字(変体かな)①(A-1-1)(A-3-1)(A-4-1)
【事前学習】『伊勢物語』初段を読んで内容を把握する。 (2時間) 【事後学習】アプリを用いてくずし字の字母を覚える。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
本文とくずし字(変体かな)②(A-1-1)(A-3-1)(A-4-1)
【事前学習】アプリを用いてくずし字の練習問題を解く。 (2時間) 【事後学習】『仮名変体集』を用いて授業の残りの翻字を完成させる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
レジュメの作り方①注釈書とその活用法(A-1-1)(A-3-1)(A-4-1)
【事前学習】『伊勢物語』初段の疑問点をノートにまとめる。 (2時間) 【事後学習】紹介された注釈書を調べて注釈をノート(ファイル)に写す。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
レジュメの作り方②問題点と考察の方法(A-1-1)(A-3-1)(A-4-1)
【事前学習】『伊勢物語』初段の注釈書の違いをノートに整理する。 (2時間) 【事後学習】問題点をもとに「考察」をノート(ファイル)に作成する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
グループワーク①考察についての意見交換(A-6-1)(A-7-1)
【事前学習】作成した「考察」の論点が明確になるように修正する。 (2時間) 【事後学習】意見交換を踏まえて自分の「考察」の根拠を補足する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
グループワーク②グーループ内発表と意見交換(A-6-1)(A-7-1)
【事前学習】参考文献や論文を調べて「考察」を補強する。 (2時間) 【事後学習】初段の「考察」を完成させてレポートとして提出する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
『古今和歌集』春歌上1番歌の発表例(A-1-1)(A-3-1)(A-4-1)
【事前学習】『古今和歌集』について調べてノートにまとめる。 (2時間) 【事後学習】自分の担当歌を確認し、注釈や論文を調べる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
個人発表と講評①2~5番歌(A-1-1)(A-3-1)(A-4-1)(A-6-1)(A-7-1)
【事前学習】発表範囲を読んで問題点をノートにまとめる。 (2時間) 【事後学習】レジュメや質疑応答を踏まえて問題点の解答をノートに整理する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
個人発表と講評②6~9番歌(A-1-1)(A-3-1)(A-4-1)(A-6-1)(A-7-1)
【事前学習】発表範囲を読んで問題点をノートにまとめる。 (2時間) 【事後学習】レジュメや質疑応答を踏まえて問題点の解答をノートに整理する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
個人発表と講評③10~13番歌(A-1-1)(A-3-1)(A-4-1)(A-6-1)(A-7-1)
【事前学習】発表範囲を読んで問題点をノートにまとめる。 (2時間) 【事後学習】レジュメや質疑応答を踏まえて問題点の解答をノートに整理する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
個人発表と講評④14~17番歌(A-1-1)(A-3-1)(A-4-1)(A-6-1)(A-7-1)
【事前学習】発表範囲を読んで問題点をノートにまとめる。 (2時間) 【事後学習】レジュメや質疑応答を踏まえて問題点の解答をノートに整理する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
個人発表と講評⑤18~21番歌(A-1-1)(A-3-1)(A-4-1)(A-6-1)(A-7-1)
【事前学習】発表範囲を読んで問題点をノートにまとめる。 (2時間) 【事後学習】レジュメや質疑応答を踏まえて問題点の解答をノートに整理する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
個人発表と講評⑥22~25番歌(A-1-1)(A-3-1)(A-4-1)(A-6-1)(A-7-1)
【事前学習】発表範囲を読んで問題点をノートにまとめる。 (2時間) 【事後学習】レジュメや質疑応答を踏まえて問題点の解答をノートに整理する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
授業のまとめと説明―「考察」から「論文」へ―(A-8-1)
【事前学習】レポートや論文の書き方を復習しておく。 (2時間) 【事後学習】自分の「考察」をもとにしたレポートを作成して提出する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | ブラックボード上に配信した教材をテキストとして用いる。 |
参考書 | 伊地知鐵男 編 『増補改訂 仮名変体集』 新典社 1992年 高田祐彦 訳注 『新版 古今和歌集 (角川ソフィア文庫)』 角川学芸出版 2009年 『古今和歌集』の注釈書や参考書は授業で紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:2回のレポートの総合によって評価する。(70%)、授業参画度:発表および質疑応答の内容。(30%) |
オフィスアワー | 金曜12:00~13:00(この時間以外でも対応可能なので、事前に連絡をしてください。) |