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キャリアデザイン

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令和2年度以降入学者 キャリアデザイン
令和元年度以前入学者 キャリアデザイン2
教員名 杉森知也
単位数    2 学年 1~4 開講区分 文理学部
科目群 総合教育科目
学期 後期集中 履修区分 選択
授業形態 対面授業(一部遠隔授業)
授業の形態 後学期集中(対面授業は12/26, 12/27の2日間。オンデマンド学修期間は12/17 0:00-12/23 23:59までの間で実施)。オンデマンド学修期間は、5時間分程度の講義と個人ワークおよび確認テストとなる。この期間内に教材の閲覧・個人ワークを実施し、ワークの提出、確認テストを完了すること。
Blackboard ID 20233074
授業概要 フリーターやいわゆるニートが大きな社会問題となっているなか、主体的に自己の進路を選択・決定できる能力を身に付け、社会人・職業人として自立していくことができるようにするキャリア教育の推進が強く求められている。本講義では、一般企業や学校に勤める(または勤務経験のある)講師の経験等をもとに、キャリアをデザインするために必要な基礎的な考え方・方法について講義と活動をおこなう。参加学生は、こうした講義・講演をもとに、それぞれの作業等を通して、自らの生き方について考えを深める。
授業のねらい・到達目標 1. 自己分析や社会・企業の理解等を通して自己の目標を定め、新しいことに挑戦する気持ちをもって有意義な大学生活を送る姿勢を身に付けることができる。(A-5-1)
2. 「社会人基礎力」としてのコミュニケーション能力、対人関係スキル、課題解決能力、プレゼンテーション能力等を身につける。(A-6-1、A-7-1)
本講義は自己のキャリアデザインを形成すること(そのための基礎的な考え方や方法論の修得)を第一義としているが、一般企業への就職を目指している学生のほか、教員や公務員を志望している学生や将来の進路について迷っている学生にとっても有用なものになるように企画してある。また、進路が決定している4年生でも、入職後の働き方、モチベーションの持ち方、転職といった先の見通しも持つことができるような内容構成をとっている。なお、学校教員を目指す学生にとっては、学校でのキャリア教育の実践例としても参考になるよう計画してある。
この科目は文理学部のDP5,6,7及びCP5,6,7に対応しています。
授業の形式 講義
授業の方法 (1)具体的な授業の方法
対面授業のほか、音声付きPowerPointオンデマンド教材、課題研究、Zoomによる同時双方向型授業を組み合わせる。
5時間分相当の講義については、オンデマンド教材視聴期間(12/17-12/23)に音声付きPowerPoint教材を視聴し、確認テストを学生各自が実施する。対面授業実施期間(12/26, 27)は、課題作成+担当講師と複数のゲスト講師陣による講義・講演(シンポジウムを含む)、個人ワークを組み合わせて実施する。なお、ゲスト講師の都合等により、授業回の順番や内容、講師の変更等をおこなう場合がある。また、シラバスは授業15回分で作成しているが、実際には集中授業となる。
(2)フィードバックの方法
課題の提示・回収は、すべてBlackboardでおこなう。フィードバックは、対面授業分については授業内で個別または全体に対しておこなうが、オンデマンド教材に関する課題についてのフィードバックは、原則、全体に対して授業時にフィードバックする。
(3)対面に参加できない学生の代替方法
対面授業の2日間については、演習的に授業を進めるため対面参加を原則とする。急な体調不良がある場合のみ、事前申請(必要な書類等を含めて)の上、相当な理由があれば遠隔参加を認めることがある。それ以外の理由では、遠隔対応はおこなわない。
履修条件 なし
授業計画
1 ガイダンス: キャリアをデザインするとはどういうことか
【事前学習】「キャリア」という言葉の持つ多様性について事前に調べ、一般にキャリアデザインとはどのような意味で使われるのかを把握する。 (2時間)
【事後学習】現段階での、自らの進路希望を見直す。 (2時間)
【授業形態】オンデマンド型授業
2 非正規雇用拡大の現状をどう読むか: 学卒就職の変容と雇用形態の多様化にどう対処するか
【事前学習】日本の非正規雇用の現状について、インターネットで調べておく。 (2時間)
【事後学習】配布プリントのフリーター・ニートとなることの厳しさと、非正規雇用の拡大が進んでいる状況を再度確認し、こうした状況の今後について自分なりに予測を立てておく。 (2時間)
【授業形態】オンデマンド型授業
3 何のために働くのか: 仕事観と働き方の変化
【事前学習】自分が仕事をしている姿を想像し、趣味、家庭、余暇などをどのようにバランスを取りたいか、自分の価値観について仕事を絡めて考える。 (2時間)
【事後学習】配布プリントの、待遇と何のために働くのかの部分について、再度、自分の考えを組み合わせて再考する。 (2時間)
【授業形態】オンデマンド型授業
4 自己分析をしてみよう①: 得意と苦手(A-5-1、A-6-1、A-7-1)
【事前学習】「自己分析」がなぜ採用の場面で必要とされるのか調べ、自分なりの答えを持つようにしておく。 (2時間)
【事後学習】次講のワークについての指示をおこなうので、その作業を進める。 (2時間)
【授業形態】オンデマンド型授業
5 自己分析をしてみよう②: 過去の行動を見直す(A-5-1、A-6-1、A-7-1)
【事前学習】前講の内容を踏まえて、作業を進める。 (2時間)
【事後学習】作業を進め、指示・フィードバックを踏まえてワークシートの質を高めて提出する。 (2時間)
【授業形態】オンデマンド型授業
6 「職種」とは何か(A-5-1、A-6-1、A-7-1)
【事前学習】どのような「職種」があるのか、インターネット等で調べる。 (2時間)
【事後学習】初日のワークシートのアウトプットと本講の内容を合わせて自己の適性について思考を深める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
7 「業界」とは何か(A-5-1、A-6-1、A-7-1)、企業HPの見方
【事前学習】指定教科書を見て、興味のある「業界」のページをいくつかピックアップし、それらの企業・その他の企業について下調べをする。 (2時間)
【事後学習】授業での指示・フィードバックを踏まえて、精度を高めてワークシートを提出する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
8 社会人とのシンポジウム①: 社会人からのプレゼンテーション
【事前学習】当日の社会人の企業等は事前に伝えるので、その企業等についてインターネットや教科書等で調べる。 (2時間)
【事後学習】ワークシート作成に必要な情報を取集する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
9 社会人とのシンポジウム②: 質問事項を考える(A-5-1、A-6-1、A-7-1)
【事前学習】指示されたワークシートの作成を進める。 (2時間)
【事後学習】ワークシートを完成させて提出する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
10 社会人とのシンポジウム③: 社会人による同時双方向型シンポジウム(A-5-1、A-6-1、A-7-1)
【事前学習】ワークシートを提出する。 (2時間)
【事後学習】シンポジウムの振り返りをおこなうワークシートを完成させ、期限までに提出する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
11 企業とのマッチング(A-5-1、A-6-1、A-7-1)
【事前学習】興味のある業界から、興味のある企業・教育委員会等をピックアップし、初日のWebサイトの読み解き方に沿って企業等を調べる。 (2時間)
【事後学習】ワークシートの作成を進め、提出する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
12 エントリーシートを書いてみる①: エントリーシートの書き方、問われるポイント(A-5-1、A-6-1、A-7-1)
【事前学習】初日・二日目の自己分析・職種ワークを見返す。 (2時間)
【事後学習】ワークシートの作業を進めつつ、これまでのワークを踏まえて、自身の価値観と合致する企業等を探す。 (2時間)
【授業形態】対面授業
13 エントリーシートを書いてみる②: エントリーシートのフィードバックを踏まえてブラッシュアップ(A-5-1、A-6-1、A-7-1)
【事前学習】指示された修正ポイント等フィードバックを踏まえて自身のワークシートを見直し、改善点を把握する。 (2時間)
【事後学習】ワークシートの完成度を高めて、指定時間までに仕上げる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
14 履歴書を書いてみる
【事前学習】これまでの授業内容を踏まえて、ワークシートを記入する準備をする。 (2時間)
【事後学習】授業時の指示・フィードバックを踏まえて記述内容を深めて提出する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
15 授業のまとめと質問受付
【事前学習】ワークシートを指定時間までに提出する。授業全体を振り返り、質問事項をまとめる。 (2時間)
【事後学習】授業全体を踏まえて、再度、自身の価値観、キャリアプランを見直す。 (2時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 東洋経済新報社 『 会社四季報 業界地図2024年版 』 東洋経済新報社 2023年
その他、必要な資料等はBlackboardで配布する。
参考書 使用しない。
成績評価の方法及び基準 レポート:ワークシートの質(現時点の自分に何が不足しているか客観的に把握し、それにどのように対処していくか明確に考えられているかA-5-1)(50%)、授業内テスト:初日の講義の確認テストの結果(10%)、授業参画度:各種作業における積極的な参加姿勢(親しい人々や様々な人々と自ら働きかけてコミュニケーションをはかることができたか A-6-1、、諸活動において他者を尊重しながらより良い成果を出すためにフォローできたか A-7-1)(40%)
以上の評価をもとに、総合的に判断する。なお、遠隔受講の成績評価は対面参加の学生と同等に扱う。
オフィスアワー オンデマンド学修期間の質問は、随時、メールにて受け付ける。対面授業時は、原則、授業時間内と休み時間に受け付ける。
備考 1. 事前学習として、指定教科書を見て興味のある「業界」をいくつかピックアップしておくこと。また、それらの業界・掲載されている企業について調べておくこと。
2. 学生への連絡は、基本的にBbの連絡事項・メールでおこなう。授業実施期間中は、必ず定期的にチェックすること(特に、12月以降)。
3. オンデマンド学修期間に、5時間分のオンデマンド教材と確認テストを実施・完了すること。オンデマンド学修期間中は、いつでも閲覧。確認テスト実施ができるので、他の対面授業が入っていても、それ以外の時間帯で実施可能です。対面期間は、2日間各日9:00-17:50を予定。詳細は、Bb連絡事項で12月中旬までを目途にお知らせします。
4. 履修人数は、教室の都合上等により、50名を上限としています(低学年生優先)。抽選により、履修許可となった学生のみ、Bb ID登録と履修登録をおこなってください。
5. Zoomを使用する場合は、原則としてカメラONで参加することを求めます(活動状況を把握できるようにするため)。どうしてもカメラをONにできない場合は、事前にその旨、教員にメールにて相談すること。
6. 教科書は必ず購入して、授業に持参すること。

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