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令和2年度以降入学者 | 総合研究1~8(コミュニケーションのための情報デザイン) | ||||
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令和元年度以前入学者 | 総合研究1~8(コミュニケーションのための情報デザイン) | ||||
教員名 | 渡辺勇士 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 総合教育科目 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 対面授業(オンデマンド型動画配信を2回含む) |
Blackboard ID | 20233071 |
授業概要 | 情報化社会において人々は大量の情報にさらされている。情報デザインとは、人々が大量の情報から必要な情報を選び出せるように、情報をわかりやすく整理して表現、提示することである。情報デザインの知識は人文系・社会系・理学系のどの領域においても重要であり,高校教育でも教科「情報Ⅰ」の単元として採用されている。情報技術の進歩により、情報デザインの方法は多様性を増している。本授業では、情報デザインを広い視野から捉え、私達の身の回りでどのような情報デザインが行われているかを様々な角度から学ぶ。そして、学生同士の議論を通して、私達がよりよく生きるための情報デザインのあり方を考える。 |
授業のねらい・到達目標 | この授業では、様々な情報デザインを知り、また、自分なりの情報デザインに対する考え方を持つことによって、人間によって構築されている情報社会を批判的に捉えることができるようになることを目的とする。そして、情報の発信者としても、適切なデザインのポリシーを意識した上で、情報を発信できる能力と態度を育成する。 この科目は文理学部のディプロマポリシーDP2-4及びカリキュラムポリシーCP2-4に対応している。 ・ 経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて,倫理的な課題を理解し説明することができる。(A-1-1) ・ 世界諸国の歴史や政治、経済、文化、価値観、信条などの現状を概説できる。(A-2-1) ・ 仮説に基づく課題や問題を提示し、客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察することの重要性を説明できる。(A-3-1) ・ 事象を注意深く観察して、解決すべき問題を認識できる。(A-4-1) ・新しい人々とのコミュニケーションを通じて相互に意思を伝達することができる。(A-6-1) |
授業の形式 | 講義、演習 |
授業の方法 | ・ 授業方法は教員による講義を中心とする。 ・ 全15回の授業実施の中で、学生たちが主体的に参加し、議論するワークショップを数回行う。 ・ 授業毎に各授業で理解したことの小テスト/小課題を課す。期日までにBlackboardで提出してもらう。 ・ 全15回の授業実施の中で、それまでの内容を確認するのためのレポート課題(2回)を実施する。課題へのフィードバックはBlackboardを用いて行う。 ・ 質問がある場合には、Blackboardの「掲示板」機能を通して「質問」と「議論」の機会を提供する。 ・ すべての講義の録画を公開する。対面授業に参加できない場合、授業の録画をオンデマンドで視聴してもらい、学修してもらう。 |
履修条件 | ・ 1年生必修科目「情報リテラシー」を履修済みであること。 ・ 初回の授業のオンデマンド授業動画を視聴し、そこで案内される方法で申し込んでください。教員がBlackboardの登録を行います。 ・ 履修希望者が多い場合は、本科目独自の抽選をします。 ・ *初回の授業の動画については下記のサイトで公開する bit.ly/3OP2vF5 *bit.ly(すべて英字は小文字で、ビー、アイ、ティー、ドット、エル、ワイ)、/(スラッシュ)以降は、数字の3、大文字のオー、大文字のピー、数字の2、小文字のブイ、大文字のエフ、数字の5です。 *NU-AppsGのアカウントでログインしてサイトを開いてください。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(講義の内容と進め⽅、成績評価など) *初回の授業の動画については下記のサイトで公開する bit.ly/3OP2vF5 *bit.ly(すべて英字は小文字で、ビー、アイ、ティー、ドット、エル、ワイ)、/(スラッシュ)以降は、数字の3、大文字のオー、大文字のピー、数字の2、小文字のブイ、大文字のエフ、数字の5です。 *NU-AppsGのアカウントでログインしてサイトを開いてください。 【事前学習】e-Learning上の教材を確認すること (2時間) 【事後学習】e-Learning上の教材を確認すること (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
2 |
第2回 情報デザインの歴史 :(A-2-1) 情報デザインのあり方は文明の発達とともに変化し続けている。人間がその歴史においてどのように情報をデザインしてきたかを学ぶ。 【事前学習】e-Learning上の教材を確認すること (2時間) 【事後学習】e-Learning上の教材を確認すること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
第3回 情報デザインの現在 :(A-1-1)(A-2-1) 日常生活において情報デザインとして意識されていないものも含め,情報デザインが関係する領域は広範囲に及ぶ。また、情報技術の進歩により、情報デザインの方法は多様性を増している。現代社会で行われている様々な情報デザインを実例をもとに学ぶ。 【事前学習】e-Learning上の教材を確認すること (2時間) 【事後学習】e-Learning上の教材を確認すること (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
4 |
第4回 インターフェイスと情報デザイン(講義) :(A-1-1)(A-3-1) 我々は日々様々な情報を扱うアプリケーションを利用している。そのアプリケーションと人間をつなぐインターフェイスのデザインについて学ぶ。 【事前学習】e-Learning上の教材を確認すること (2時間) 【事後学習】e-Learning上の教材を確認すること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
第5回 インターフェイスと情報デザイン(実践) :(A-4-1)(A-6-1) 第4回講義の内容をふまえ、インターフェイスのデザインについて議論する。 【事前学習】e-Learning上の教材を確認すること (2時間) 【事後学習】e-Learning上の教材を確認すること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
第6回 広告と情報デザイン(講義) 我々は日常的に、感情や欲望を煽る情報デザインに囲まれている。広告の情報デザインについて学ぶ 【事前学習】e-Learning上の教材を確認すること (2時間) 【事後学習】e-Learning上の教材を確認すること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
第7回 広告と情報デザイン(実践) 第7回の講義をふまえ、広告と情報デザインについて議論する。 【事前学習】e-Learning上の教材を確認すること (2時間) 【事後学習】e-Learning上の教材を確認すること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
第8回 コミュニケーションと情報デザイン1(講義) :(A-1-1)(A-3-1) 平等な社会を実現するためには,マジョリティとマイノリティの間のコミュニケーションを適切な形で行うことが必要である。そのために実際に試みられている情報デザインについて学ぶ。 【事前学習】e-Learning上の教材を確認すること (2時間) 【事後学習】e-Learning上の教材を確認すること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
第9回 コミュニケーションと情報デザイン1(実践) :(A-4-1)(A-6-1) 第6回の講義の内容をふまえ、コミュニケーションの活性化のための情報デザインについて議論する。 【事前学習】e-Learning上の教材を確認すること (2時間) 【事後学習】e-Learning上の教材を確認すること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
第10回 コミュニケーションと情報デザイン2(講義) :(A-1-1)(A-3-1) 我々は常に様々な災害や事故などの危険にさらされており,地域社会におけるセーフティネットとしての「共助」がますます重要になっている。地域住民のコミュニケーションを活性化し、緊急時に共助を引き出すためにどのような情報デザインが必要かについて学ぶ。 【事前学習】e-Learning上の教材を確認すること (2時間) 【事後学習】e-Learning上の教材を確認すること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
第11回 コミュニケーションと情報デザイン2(実践) :(A-4-1)(A-6-1) 第7回の講義の内容をふまえ、コミュニケーションの活性化のための情報デザインについて議論する。 【事前学習】e-Learning上の教材を確認すること (2時間) 【事後学習】e-Learning上の教材を確認すること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
第12回 情報デザイン実践1 :(A-3-1)(A-4-1) 人間は一人一人異なる知識や考えを持っており、自分と社会をつなぐには、自分の知識や考えが他者に正確に伝わるように工夫することが必要である。そのために自分で実践できる情報デザインを考える。 【事前学習】e-Learning上の教材を確認すること (2時間) 【事後学習】e-Learning上の教材を確認すること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
第13回 情報デザイン実践2 :(A-3-1)(A-4-1) 第12回に引き続き、情報デザインを考える。 【事前学習】e-Learning上の教材を確認すること (2時間) 【事後学習】e-Learning上の教材を確認すること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
第14回 情報デザイン実践3 :(A-4-1)(A-6-1) 情報デザイン実践1・2で企画したデザインを発表し、相互に評価しあう。 【事前学習】e-Learning上の教材を確認すること (2時間) 【事後学習】e-Learning上の教材を確認すること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
第15回 講義まとめ :(A-1-1)(A-3-1)(A-4-1)(A-6-1) 全体のまとめを行う。 【事前学習】e-Learning上の教材を確認すること (2時間) 【事後学習】e-Learning上の教材を確認すること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 須永剛司 『デザインの知恵 情報デザインから社会のかたちづくりへ』 フィルムアート社 2019年 渡邊恵太 『融けるデザイン ―ハード×ソフト×ネット時代の新たな設計論』 ビー・エヌ・エヌ新社 2015年 上平崇仁 『コ・デザイン —デザインすることをみんなの手に』 NTT出版 2020年 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | レポート:計2回の課題(40%)、授業参画度:毎授業での予習課題・小テスト/小課題(30%)、毎授業での振り返り課題(30%) ・ DP,CPの達成度については、各テストおよびレポートによって総合的に評価を行う。 |
オフィスアワー | 質問はメールを用いて受付および回答を行う。メールアドレスについてはBlackboard上および初回授業の中で記載する |