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令和3年度以前入学者 | 社会科・地理歴史科教育法Ⅰ | ||||
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令和元年度以前入学者 | 社会科・地理歴史科教育法Ⅰ | ||||
教員名 | 本山明 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | コース科目 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | すべて対面授業となる。原則として対面授業に出席できないと欠席となる。 学部が認める者(学生→学科への事前の申請により有効)はこの限りではない。別途学部からの申請書を見て指示を出す 例・新型コロナウイルス感染症への対策により入国ができない外国人留学 ・基礎疾患があるもの |
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授業概要 | 新しい社会科の授業の創造 (アクティブラーニングの体験と手法の経験をいれながら) 社会科教員としての実務経験を生かし学校現場における必要な方法と内容を身につける。 |
授業のねらい・到達目標 | 中学校社会科・高校地歴科の授業の実際をまなぶ。教員として、自分が授業を担当する際、どのように教材研究をするのか、また生徒に対してどの学習方法をもって授業を展開していくのかについて学習する。地歴科についての模擬授業を行う。実践に必要な知識・指導方法・指導技術を具体的な討議や様々なグループワーク中で身につけることを目標にする。また情報機器を使用する授業ができるようになる。学習指導案を作成し授業ができるようになる。 |
授業の方法 | 社会科教育の理念と役割について、その基本的な性格を明らかにし、地理・歴史分野について理解を深める。その指導のあり方、展開の方法・留意点などを具体的にとりあげる。同時に教師に求められる実践的な資質・能力を身につけることを目的にして、講義・演習・小グループによる討議・調査・インタビュウーなどの様々なグループワークやケーススタディーに取り組む。視聴覚メディアやICTの活用も学べるように授業方法を工夫する。本授業の事前・事後学習は、各2時間の学習を目安にします。また日常のニュースについて社会科教師として関心を寄せられるような授業を行う。18歳選挙権が実施されており、毎回、新聞の記事に注目し実践化できるように指導する。 |
授業計画 | |
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1 |
イントロダクション(授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する)・・社会科教師の魅力とは。 社会科の仕組み・・地理・歴史の目標について考える。 【事前学習】シラバスを読み直し、大切なところをノートにまとめる。 (2時間) 【事後学習】新学習指導要領・解説の概略をつかむ。 (2時間) |
2 |
中学校社会科の基礎・・・地理分野
【事前学習】新学習指導要領・解説を3分の1まで読み込む。 (2時間) 【事後学習】新学習指導要領・解説を3分の2まで読み込む。 (2時間) |
3 |
社会科の中学校基礎・・・歴史分野
【事前学習】新学習指導要領・解説を最後まで読み込む。 (2時間) 【事後学習】新学習指導要領・解説の重要なところにチェックを入れる。 (2時間) |
4 |
高校地歴科基礎・・・新学習指導要領より
【事前学習】高校地歴科の新学習指導要領・解説を3分の1まで読み込む。 (2時間) 【事後学習】高校地歴科の新学習指導要領・解説を3分の2まで読み込む。 (2時間) |
5 |
社会科の指導要領の変遷と指導内容の変化
【事前学習】高校地歴科の新学習指導要領・解説を最後まで読み込む。 (2時間) 【事後学習】授業内容を再度まとめ直す。 (2時間) |
6 |
教育課程の編成、実施と社会科の授業時数の変化。検定・採択制度について 教育評価(目標に準拠した評価、観点別評価、相対評価)について 【事前学習】新学習指導要領・解説では評価についてどのように書いてあるのかを読み直す。 (2時間) 【事後学習】授業内容を復習し、ひとつは疑問を出す。 (2時間) |
7 |
模擬授業の進め方・・グループ編成・授業に関する係分担の決定 「年間指導計画」「学習指導案」の考え方と作成上の留意点について 【事前学習】学習指導案に必要なことについて予習をする。 (2時間) 【事後学習】授業の内容を復習し、ひとつは疑問を出す。 (2時間) |
8 |
グループで模擬授業の準備・・グループ別調査 図書館・インターネット・現地調査・インタビューなど
【事前学習】模擬授業のテーマに則した資料を探す。 (2時間) 【事後学習】 グループで学習指導案を作成する。 (2時間) |
9 |
グループで模擬授業の準備・・ICTの活用方法 社会・地歴科で視聴覚・ICT 教材の活用方法を現場での実態をもとに以下の内容のスキルを身に着ける。 地域で取材、博物館にアクセスし早く効果的に情報収集できること。社会事象について主体的に課題を設定し調べまとめる技能を高める。事実と事実を関連付けたり、ICTの「重ね合わせ機能」で多面的に考察することができる。 【事前学習】グループで作成した指導案を再チェックする。 (2時間) 【事後学習】情報機器、ICTの活用も含めた準備を行う。 (2時間) |
10 |
地理的分野の模擬授業・・単元を決めて、授業者、教材準備、生徒の役割を分担して実施する。模擬授業から学ぶこと。
【事前学習】グループで作成した指導案を再チェックする。 (2時間) 【事後学習】地理的分野の模擬授業の良い点・課題点をノートにまとめる。 (2時間) |
11 |
歴史的分野の模擬授業・・単元を決めて、授業者、教材準備、生徒の役割を分担して実施する。模擬授業から学ぶこと。
【事前学習】グループで作成した指導案を再チェックする。 (2時間) 【事後学習】歴史的分野の模擬授業の良い点・課題点をノートにまとめる。 (2時間) |
12 |
高校地歴科の模擬授業・・単元を決めて、授業者、教材準備、生徒の役割を分担して実施する。模擬授業から学ぶこと。
【事前学習】グループで作成した指導案を再チェックする。 (2時間) 【事後学習】高校地歴科の模擬授業の良い点・課題点をノートにまとめる。 (2時間) |
13 |
社会科の授業の改善の動向・・地理・歴史の優れた授業実践について。(その1)ESD、近現代史をテーマにした実践
【事前学習】地歴科の実践が載っている書籍を探し3分の1まで読み込む。 (2時間) 【事後学習】地歴科の実践が載っている書籍を探し3分の2まで読み込む。 (2時間) |
14 |
社会科の授業の改善の動向・・地理・歴史の優れた授業実践について。(その2)時事的ニュースを資料にした実践
【事前学習】地歴科の実践が載っている書籍を終わりまで読む。 (2時間) 【事後学習】時事問題を取り上げた授業のポイントについてまとめる。 (2時間) |
15 |
まとめ(これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める)・・地歴科の授業の授業とその動向
【事前学習】14回の授業内容について復習をする。 (2時間) 【事後学習】全体通じてノート・資料を読み込む。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | 授業で使用するところは、資料として配布する。 中学校の地理・歴史の教科書と高校地歴の教科書は使用した教科書でよいので準備をする。 新学習指導要領・解説を準備する。(中学校・高校) |
成績評価の方法及び基準 | レポート:長文の最終レポートの評価。(50%)、毎回の授業内レポートから成績評価にふさわしいものを授業者が選び評価。(50%) |
オフィスアワー | 授業の休憩時間で受け付ける。 |