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気圏科学特論Ⅱ

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令和2年度以降入学者 気圏科学特論Ⅱ
教員名 加藤央之
単位数    2 課程     開講区分 文理学部
科目群 地球情報数理科学専攻
学期 後期 履修区分 選択必修
授業の形態 対面授業
BlackboardのIDコース:20224914
授業概要 気象・気候分野における多変量解析手法の事例について論文輪講を通じて理解し,その具体的な適用方法について講義する。
授業のねらい・到達目標 気象・気候の研究は多変量かつ大量の観測データ(または計算機によるシミュレーションデータ)の解析によって成り立っている。これらの多量のデータの中から,埋もれている現象を抽出し,また,取り出した現象の有意性を検証するのに,「気象統計手法」とくに多変量解析は必須かつ有用な手段である。本講では,気象・気候分野の解析でよく用いられる主な多変量解析手法について,基礎的な概念を習得するとともに実際の適用研究を例にとった解説を行い,単なる数学的な知識の伝達だけではなく,受講者が今後,これらを応用できるような環境作りができるようになる。
授業の方法 授業の形式︓【講義】
論文輪講を中心とした講義形式で行う。内容は広範囲にわたるため,講義に則して関連参考書を紹介する。対面参加が困難な学生については、教員の許可を受けて、Zoomにてオンライン参加ができる。
履修条件 なし
授業計画
1 序論(気象統計とは何か)
【事前学習】事前学習として授業の用語について考える (2時間)
【事後学習】学習したことの復習を行う (2時間)
2 気象統計の概念に関する論文輪講(統計記述と気候)
【事前学習】前回の授業内容をまとめる (2時間)
【事後学習】学習したことの復習を行う (2時間)
3 気象統計の概念に関する論文輪講(平均とは何か)
【事前学習】前回の授業内容をまとめる (2時間)
【事後学習】学習したことの復習を行う (2時間)
4 気象統計の概念に関する論文輪講(相関)
【事前学習】前回の授業内容をまとめる (2時間)
【事後学習】学習したことの復習を行う (2時間)
5 気象統計の概念に関する論文輪講(気候の定常性)
【事前学習】前回の授業内容をまとめる (2時間)
【事後学習】学習したことの復習を行う (2時間)
6 気象統計の概念に関する論文輪講(気象予報)
【事前学習】前回の授業内容をまとめる (2時間)
【事後学習】学習したことの復習を行う (2時間)
7 気象統計の概念に関する論文輪講(特性時間・特性空間)
【事前学習】授業の用語について調べる (2時間)
【事後学習】学習したことの復習を行う (2時間)
8 気象統計の概念に関する論文輪講(大気循環モデル)
【事前学習】前回の授業内容をまとめる (2時間)
【事後学習】これまでに学習した気象統計についてまとめる (2時間)
9 重回帰分析(手法の概説,気象・気候分野での応用例)
【事前学習】授業の用語について調べる (2時間)
【事後学習】学習したことの復習を行う (2時間)
10 主成分分析Ⅰ(手法の概説,数学的説明)
【事前学習】授業の用語について調べる (2時間)
【事後学習】学習したことの復習を行う (2時間)
11 主成分分析Ⅱ(気象・気候分野での応用例)
【事前学習】前回の授業内容をまとめる (2時間)
【事後学習】学習したことの復習を行う (2時間)
12 クラスター分析(手法の概説,気象・気候分野での応用例)
【事前学習】授業の用語について調べる (2時間)
【事後学習】学習したことの復習を行う (時間)
13 極値統計・再現期間(手法の概説,気象・気候分野での応用例)
【事前学習】授業の用語について調べる (2時間)
【事後学習】学習したことの復習を行う (2時間)
14 気象/気候統計の応用(気象・気候分野での応用例)
【事前学習】前回までの授業内容をまとめる (2時間)
【事後学習】学習したことの復習を行う (2時間)
15 統計手法のまとめ
【事前学習】前回までの授業内容をまとめる (2時間)
【事後学習】学習した統計手法全体の復習を行う (2時間)
その他
教科書 なし:論文輪講のテキストは授業開始時に指示
参考書 授業中に提示する
成績評価の方法及び基準 レポート(40%)、授業参画度:発表・討議(60%)
<達成度評価基準> 1)多変量解析の基礎原理を理解している。2)演習を通じて実データに対する手法の適用ができる。演習内容のレポートおよび平常点(演習時の作成資料)による総合評価で60点以上を合格とする
オフィスアワー 当該授業終了後 e-mailにて行う

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