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地球情報数理科学特論Ⅱ

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令和2年度以降入学者 地球情報数理科学特論Ⅱ
教員名 金島正治
単位数    2 課程     開講区分 文理学部
科目群 地球情報数理科学専攻
学期 後期 履修区分 必修
授業の形態 対面授業を基本とするが、コロナ禍の展開によっては同時双方向型授業(Zoomによるライブ中継)で実施する。
大学(文理学部)の方針に準拠する。
BlackboardのIDコース:20224905
授業概要 地域情報(エネルギー、環境)の数理科学に関する基礎と応用について、変動の激しい世界情勢を文献により調査して受講生相互で報告・討議する。更に、地域計画や建築物に関する企画・設計・施工・運営の実務経験と大学での研究を通じて取得した実データを利用して講義する。
授業のねらい・到達目標 地域情報(エネルギー、環境)の数理科学に関する基礎的事項を身につけ、実践して応用例を理解できるようになる。
具体的には、居住地域による簡易な環境変化の捉え方を学習し、各自で解析して相互発表により適切な発表能力を身につける。
また、文理学部キャンパスにおけるエネルギー計画と実際のキャンパスを体感し、観察力を身につける。
さらに、我が国及び世界のエネルギーと環境に関する基本計画についてその構成を確認し、エネルギーと環境の係わりについてマクロな視点を涵養する。
授業の方法 授業の形式【講義・演習】
講義および演習レポート形式で実施、関連情報をメールにて事前配布する。
課題の提出方法、フィードバック方法等については、授業開始時に提示する。
対面授業に参加できない学生については、課題提出をメールで実施することとし、対面授業参加者と同等の評価を行う。
授業計画
1 導入(講師自己紹介と研究内容紹介)
【事前学習】シラバス確認 (1時間)
【事後学習】自身の研究予定など再確認 (2時間)
2 受講者全員自己紹介(研究予定内容)
【事前学習】自己紹介・研究予定内容確認 (2時間)
【事後学習】第4回発表内容レポート作成 (3時間)
3 地球環境問題とエネルギー需給に関する研究視座
【事前学習】無し (0時間)
【事後学習】授業内容(配布資料)に関連する事項を確認調査・復習する (4時間)
4 文理学部編「知のスクランブル」を利用し、リベラルアーツ教育に関する知見を吸収する。
更に、自己の研究予定内容との関係性についてレポートする。
【事前学習】「知のスクランブル」通読、指定部分再読し、レポート作成 (3時間)
【事後学習】確認 (1時間)
5 各自課題レポート発表と相互討議を継続
【事前学習】「知のスクランブル」通読、指定部分再読し、レポート作成 (3時間)
【事後学習】確認 (1時間)
6 クライモグラフの利用(気候の表現方法に関する基礎事項の確認)
【事前学習】無し (0時間)
【事後学習】地域選定とクライモグラフ作成(PCプログラム作成) (4時間)
7 各自作成したクライモグラフの発表と質疑
(出身地を基準に指定した地域との地域特性を確認)
【事前学習】作成したクライモグラフの提出 (2時間)
【事後学習】授業参加メンバーの報告により地域特性の評価を行う (2時間)
8 各自作成したクライモグラフの発表と質疑
(100年経過による気候変動の状況を確認)
【事前学習】作成したクライモグラフの提出 (2時間)
【事後学習】授業参加メンバーの報告により気候変動の評価を行う (2時間)
9 日本のエネルギー基本計画、環境基本計画(法律に基ずく計画内容の確認)
【事前学習】無し (0時間)
【事後学習】2050年のエネルギー利用に対する自己見解まとめ (4時間)
10 2050年を見据えたエネルギー利用に関する見解発表
【事前学習】レポート作成・提出 (3時間)
【事後学習】授業参加者の見解評価と復習 (1時間)
11 SDGs、ESG投資の解説
【事前学習】無し (0時間)
【事後学習】SDGs情報収集 (4時間)
12 SDGsと自身との関わり合いを写真で相互発表
【事前学習】SDGs17事項のうち2事項に関する写真撮影とレポート作成 (3時間)
【事後学習】授業参加者の見解評価と復讐 (1時間)
13 計画立案した文理キャンパスエネルギー計画解説・見学(建築の省エネルギー計画)
【事前学習】無し (0時間)
【事後学習】授業内容に関連する事項をキャンパス(本館、4号館)で確認 (4時間)
14 世界のエネルギー需給確認(IEAレポート)
【事前学習】事前配布資料で世界のエネルギー需給に関する調査 (3時間)
【事後学習】授業内容に関連する事項を復習する (1時間)
15 環境白書(2022年度) 輪講
【事前学習】通読 (3時間)
【事後学習】授業内容に関連する重要事項(環境基本計画)を復習する (1時間)
その他
教科書 日本大学文理学部 『『知のスクランブル』 』 ちくま新書  2017年 第1版
日本大学文理学部の教育内容を理解する上で必読書。
自身の研究予定内容との関係性について考えてもらうので通読ください。
参考書 なし
成績評価の方法及び基準 レポート:授業で提示した課題の提出(40%)、授業内テスト:口頭試問(10%)、授業参画度:相互発表質疑参加度(50%)
授業に参加した学生間相互の質疑を重視する。
オフィスアワー 随時、メールにて連絡ください。(アドレスは、授業開始時に開示します)

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