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令和2年度以降入学者 | 測定評価演習 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 測定評価演習 | ||||
教員名 | 髙橋正則 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 体育学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | 対面授業(授業進度により一部Zoomによるライブ中継あり) Blackboard コースID: 20221176 |
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授業概要 | 体力測定法に基づいて正しく体力測定を実施し、適切な基礎データを収集する。また、得られたデータをサンプルとし、データの扱い方やエクセルおよび統計処理ソフトSPSSによる統計解析、および図表作成を通して客観的評価に関する一連の手続きを実践的に学ぶ。 |
授業のねらい・到達目標 | 文部科学省の体力測定項目に基づいて体力測定を正しく実施できるようになるとともに、得られたデータから統計処理ソフトを利用して統計学的観点から客観的に評価することができる。 この科目は文理学部(学士(体育学))のDP1、3、4、8及びCP1、3、4、8に対応している。 ・経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて,自己の倫理観を倫理的な課題に適用することができる(A-1-3)。 ・仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察できる(A-3-3)。 ・問題を分析し,複数の解決策を提示した上で,問題を解決することができる(A-4-3)。 ・学修状況を自己分析し,その成果を評価することができる(A-8-3)。 |
授業の方法 | 授業の形式:【演習】 対面授業では、コンピュータ室を使用し、体力測定による擬似データ採取とエクセルによるデータ処理をパソコンにて行います。 【対面授業に出席できない場合】 対面授業に参加できない場合の要件を満たしているか確認し、体育学科へ事前申請するとともに科目担当者に事前に相談してください(不測の事態の場合には可能な限り早期に連絡すること)。 具体的には、BlackboardまたはZoom等を通じて課題を提示しますので、指定期日までに必ず提出してください。 |
履修条件 | 必ず「体力測定法」および「測定評価」を受講し、単位修得すること。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業のテーマや到達目標,授業の方法,受講上の注意について説明する)と測定評価学について(A-1-3)【対面】
【事前学習】シラバスを事前に確認し、授業全体の流れを理解しておくこと。 (2時間) 【事後学習】第2回以降の授業に備え、ガイダンス内容を確認しておくこと。 (2時間) |
2 |
統計の意味・コンピュータの扱い方(A-1-3)【対面】
【事前学習】統計学の書籍を準備し、熟読しておくこと。 (2時間) 【事後学習】学習内容を確認し、パソコン使用時の注意事項をノート等に整理しておくこと。 (2時間) |
3 |
代表値(平均値,中央値,最頻値)と散布度(標準偏差,分散)(A-3-3、A-4-3)【対面】
【事前学習】記述統計について書籍やインターネット等で調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】代表値と散布度の算出方法をノート等にまとめておくこと。 (2時間) |
4 |
平均値の差の検定(対応なし)(A-3-3、A-4-3)【対面】
【事前学習】統計的仮説検定の必要性について再確認しておくこと。 (2時間) 【事後学習】統計的仮説検定に用いる統計量の算出方法についてノートにまとめておくこと。 (2時間) |
5 |
平均値の差の検定(対応あり)(A-3-3、A-4-3)【対面】
【事前学習】統計的仮説検定における背理法を確認して、t検定が説明できるようにしておくこと。 (2時間) 【事後学習】対応ありと対応なしのt検定を区別して説明できるようにまとめておくこと。 (2時間) |
6 |
カイ2乗検定(A-3-3、A-4-3)【対面】
【事前学習】ノンパラメトリック検定について、書籍やインターネット等で理解しておくこと。 (2時間) 【事後学習】多様なカイ2乗検定についてノート等にまとめておくこと。 (2時間) |
7 |
相関分析・回帰分析(A-3-3、A-4-3)【対面】
【事前学習】相関分析と回帰分析の意味について書籍やインターネット等で調査しておくこと。 (2時間) 【事後学習】それぞれの分析で結果の味方および記述方法について、ノートに手順をまとめておくこと。 (2時間) |
8 |
一要因分散分析と多重比較(A-3-3、A-4-3)【対面】
【事前学習】一要因分散分析と多重比較の意味を書籍やインターネット等を利用して理解しておくこと。 (2時間) 【事後学習】一要因分散分析の手順についてノート等にまとめておくこと。 (2時間) |
9 |
二要因分散分析(A-3-3、A-4-3)【対面】
【事前学習】一要因分散分析との違いを書籍等を利用して明確に整理しておくこと。 (2時間) 【事後学習】二要因分散分析の手順についてノート等にまとめておくこと。 (2時間) |
10 |
体力測定による擬似データ採取(A-3-3、A-4-3)【対面】
【事前学習】体力測定法による正しい測定の方法を復習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】採取したデータを確認し、整理しておくこと。 (2時間) |
11 |
データ入力および処理の方法(A-3-3、A-4-3)【対面】
【事前学習】基本的なパソコンの使用方法とエクセルについて理解を深めておくこと。 (2時間) 【事後学習】統計学の観点から客観的評価を施す要点についてまとめておくこと。 (2時間) |
12 |
測定データの確認と評価(A-3-3、A-4-3)【対面】
【事前学習】研究レポートにまとめる際に必要な統計量を教科書等で確認しておくこと。 (2時間) 【事後学習】統計処理結果を研究レポートとして記述する際の要点を整理しておくこと。 (2時間) |
13 |
エクセルを用いた統計的仮説検定の方法(A-8-3)【対面】
【事前学習】第9回までに学習した統計的仮説検定とレポートにまとめる必要事項を復習し、十分理解しておくこと。 (2時間) 【事後学習】エクセルを用いた統計的仮説検定の方法について、ノート等にまとめておくこと。 (2時間) |
14 |
研究レポートの作成(導入・展開・まとめ)と授業内容についての質疑応答(A-8-3)【対面】
【事前学習】これまでの疑問点を整理し、自分自身の研究レポート作成の構成を検討しておくこと。 (2時間) 【事後学習】疑問点に対する回答が得られた場合、その内容をまとめておくこと。 (2時間) |
15 |
授業内テストと授業の振り返り(A-8-3)【対面】
【事前学習】全ての授業内容を確認し、復習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】次年度の卒業研究で活用できるよう、研究レポートをまとめ、研究課題を模索しておくこと。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 出村愼一 『健康・スポーツ科学のためのSPSSによる統計解析入門』 杏林書院 2013年 なし |
参考書 | なし |
成績評価の方法及び基準 | レポート:第15回目授業にて回収(50%)、授業参画度(50%) 授業参画度は、毎回の授業で実施する課題に対するリアクションペーパー等で評価する。 対面授業に出席できない場合の成績評価について、科目担当者が指定した方法で授業を受講し、課題等の提出によって総合的に評価する。 |
オフィスアワー | メールやBlackboardを用いて質疑応答を行います。 |