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令和2年度以降入学者 | スポーツ方法論(ダンス) | ||||
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令和元年度以前入学者 | スポーツ方法論(ダンス) | ||||
教員名 | 吉田明子 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 体育学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 対面授業 ※状況に応じてZoomによるライブ中継・オンデマンド型を取り入れることもあります。 Blackboard ID:20221164 |
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授業概要 | 多様なダンスの基礎スキルを習得し、身体表現の幅を広げます。また、ダンス・身体表現の理論学習と指導実践を通して、指導スキルを身につけます。 学校現場やダンス研修会での指導経験・ヨガインストラクターの経験をもとに、今日的なダンス指導の課題や身体の動かし方についてのレクチャーも行います。 |
授業のねらい・到達目標 | ・ダンス・身体表現活動の指導に関する理論学習と指導実践をふまえて、教育現場で使える教材を探究し、自分なりのダンス指導法を具体的に述べる。 ・多様なダンスの基礎スキルを身につけ、それらを指導実践に活用できる。 ・仲間の表現や指導について、指導者目線・生徒目線で議論できる。 この科目は文理学部体育学科(学士(体育学))のDP及びCP1、3、6、7に対応しています。 ・経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて,自己の倫理観を倫理的な課題に適用することができる(A-1-3)。 ・仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察できる(A-3-3)。 ・さまざまな人々とのコミニュケーションを通じて相互の意思伝達を自由かつ確実に行い,他者との良好な関係を確立することができる(A-6-3)。 ・集団の活動において,より良い成果を上げるために,指導者として他者と協働し,作業を行うことができる(A-7-3)。 |
授業の方法 | 授業の形式:【実技・演習】 授業資料をもとに学校体育における「ダンス」領域の指導理論を学び、受講生同士による指導実践を行った上で、リフレクションとディスカッションを行います。ストレッチやリズムダンスの指導に長けた外部指導者による特別講義も予定しています。毎授業で基礎スキルウォーミングアップ課題の振付と身体の動かし方を学び、第14回授業にて実技テストを行います。 毎授業後にその日の学習に対するリフレクションシートを提出してもらいます。 【対面授業に参加できない場合】 教員に事前にその旨連絡をしたものに限り、Zoomでの実技参加を許可します。リフレクションシートも対面時同様に提出してください。 |
履修条件 | 原則として、「スポーツ実習(ダンス)」の単位を修得していること。 後期に開講される、令和元年度以前入学者の科目名「スポーツ方法論(ダンス指導法)」/令和2年度以降入学者の科目名「スポーツ指導法(ダンス)」も履修することが望ましい。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス、自己紹介(授業のテーマや到達目標および授業の方法について説明します。また、担当教員・学生各々の自己紹介を行います。) (A-6-3)【対面】 【事前学習】シラバスを事前に確認し、授業全体の流れを理解し、疑問点があれば書き留めておくこと (2時間) 【事後学習】2年次のダンス授業の内容を復習しておくこと。 (2時間) |
2 |
基礎スキルウォーミングアップ課題の実践と説明 (A-1-3、A-3-3)【対面】 【事前学習】事前に配信する基礎スキルウォーミングアップ課題の動画を視聴し、実際に体を動かしてみること。(2時間) 【事後学習】学習内容を振り返り、動き方のコツや注意点をリフレクションシートに記述しておくこと。 (2時間) |
3 |
ダンスの特性と種類・ダンスにおける基礎スキルとアイスブレイクの指導法(学校現場やダンス研修会での指導経験をもとにしたダンス指導の現状と課題についてレクチャーします)(A-1-3、A-3-3)【対面】 【事前学習】2年次のダンス授業の資料や参考書を見て、ダンスの特性と種類を復習して簡潔にまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】学習内容を振り返り、自己の学びや気づきをリフレクションシートに記述しておくこと。 (2時間) |
4 |
キューイングを意識した指導(1)背面指導 (A-7-3)【対面】 【事前学習】事前に提示されたキューイング用のダンス課題を実際に体を動かして練習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】学習内容を振り返り、自己の学びや気づきをリフレクションシートに記述しておくこと。 (2時間) |
5 |
キューイングを意識した指導(2)対面指導 (A-7-3)【対面】 【事前学習】前回の指導実践を踏まえて、対面指導を行うために、左右反転した動きを実際に体を動かして練習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】学習内容を振り返り、自己の学びや気づきをリフレクションシートに記述しておくこと。 (2時間) |
6 |
現代的なリズムのダンスの指導法と教材研究(1)リズムの取り方【外部講師を招いた特別授業】 (A-6-3)【対面】 【事前学習】現代的なリズムのダンスの指導法について、自分なりの指導法を考え書き留めておくこと。 (2時間) 【事後学習】学習内容を振り返り、自己の学びや気づきをリフレクションシートに記述しておくこと。 (2時間) |
7 |
現代的なリズムのダンスの指導法と教材研究(2)いろいろな種類のリズムダンス (A-6-3)【対面】 【事前学習】前回行ったリズムダンスの動きについて、動感分析を行い、動きのコツや注意点を書き留めておくこと。 (2時間) 【事後学習】学習内容を振り返り、自己の学びや気づきをリフレクションシートに記述しておくこと。 (2時間) |
8 |
ストレッチングの指導法と姿勢教育の実態【外部講師を招いた特別授業】(A-6-3)【対面】 【事前学習】ストレッチングにおける疑問点および指導における不明点を書き留めておくこと。 (2時間) 【事後学習】学習内容を振り返り、自己の学びや気づきをリフレクションシートに記述しておくこと。 (2時間) |
9 |
創作ダンスの指導法と教材研究(1)即興表現(ウォーミングアップ時にヨガインストラクターの経験を生かした体の動かし方をレクチャーします)(A-1-3、A-3-3)【対面】 【事前学習】創作ダンスの授業に対するイメージや印象を生徒目線・指導者目線で書き出しておくこと。 (2時間) 【事後学習】学習内容を振り返り、自己の学びや気づきをリフレクションシートに記述しておくこと。 (2時間) |
10 |
創作ダンスの指導法と教材研究(2)創作表現(ウォーミングアップ時にヨガインストラクターの経験を生かした体の動かし方をレクチャーします)(A-1-3、A-3-3)【対面】 【事前学習】創作ダンスの指導法について、自分なりの指導法を考え書き留めておくこと。 (2時間) 【事後学習】学習内容を振り返り、自己の学びや気づきをリフレクションシートに記述しておくこと。 (2時間) |
11 |
指導実践に向けた指導案作成 (A-6-3)【対面】 【事前学習】第3回~第9回で実践した内容・指導方法を復習して指導案の内容を考え、グループ活動で提案できるように書き留めておくこと。 (2時間) 【事後学習】指導案に基づき、授業展開の準備・練習をしておくこと。 (2時間) |
12 |
現代的なリズムのダンスの指導実践 (A-7-3)【対面】 【事前学習】指導案に基づき、グループ毎に授業展開の準備・練習をしておくこと。 (2時間) 【事後学習】指導実践を振り返り、自己・他者の評価をリフレクションシートに記述しておくこと。 (2時間) |
13 |
創作ダンスの指導実践 (A-7-3)【対面】 【事前学習】指導案に基づき、グループ毎に授業展開の準備・練習をしておくこと。 (2時間) 【事後学習】指導実践を振り返り、自己・他者の評価をリフレクションシートに記述しておくこと。 (2時間) |
14 |
基礎スキルウォーミングアップ課題の実技テスト (A-1-3、A-3-3)【対面】 【事前学習】基礎スキルウォーミングアップ課題について、動きのポイントを確認して実際に体を動かして練習しておくこと。(2時間) 【事後学習】実技テストを振り返り、自己の動感の変化をリフレクションシートに記述しておくこと。(2時間) |
15 |
ダンス指導についてのまとめと後期に向けてのガイダンス (A-1-3、A-3-3、A-6-3、A-7-3)【対面】 【事前学習】これまでの授業で学習・実践した内容・指導方法を復習し、疑問点を書き留めておくこと。12月の「創作ダンス発表会」に向けて、自分がやってみたいと思うテーマ・音楽を考えてプレゼンテーションできるようにしておくこと。 (2時間) 【事後学習】学習内容を振り返り、自己の学びや気づきをリフレクションシートに記述しておくこと。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | 全国ダンス・表現運動授業研究会 『改訂版 明日からトライ!ダンスの授業』 大修館書店 2021年 菊地由見子 『中学校ダンス指導のコツ』 ナツメ社 2012年 文部科学省 『中学校学習指導要領解説(保健体育編)』 東山書房 2018年 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(10%)、授業内テスト(30%)、授業参画度(60%) レポートは、第11週で示す学習指導案を評価対象とします。授業内テストは、指導実践および第14週で行う実技テストを評価対象とします。授業参画度は、授業への積極的な参加、毎授業のリフレクションシートで評価します。 なおリフレクションへのフィードバック、実技テストに関するフィードバックは、次回授業時に行います。 対面授業に参加できない場合は、原則としてZoomにて対面同様の実技参加をしてもらいますが、参加状況によっては別途課題を課すことによって評価することもあります。 ・A-6-3、A-7-3の到達度は授業中の実技・指導実践にて判定し、指導実践後のディスカッションおよびリフレクションシートの点検を通してA-1-3、A-3-3の到達度を確認する。 |
オフィスアワー | 質疑応答は、対面授業前後およびblackboardのメール機能を用いて行います。 |
備考 | 【授業受講の際の注意事項】 ・動きやすい服装で受講すること。 ・長い髪は束ねること。 ・ピアス等のアクセサリーは外しておくこと。 |