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令和元年度以前入学者 | スポーツ実習2(テニス) | ||||
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教員名 | 朴美香 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 体育学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 対面授業(一部遠隔授業あり) Blackboard コースID:「20224106」 |
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授業概要 | 本授業では、基礎技術の向上を図るとともに安定したラリー能力の向上を目指す。また、試合に用いられる基本的な戦術(安定性、相手を動かす、ポジショニング、自分の強みを生かす、相手の短所を攻める)を理解したうえで、ゲームごとのサーブ&リターン、グラウンドストローク・ラリーの技術を向上するドリルを繰り返す。さらに、シングルスやダブルスゲームを通して陣形やパートナシップ、ルールなどの知識を習得する。 実務経験:日本プロテニス協会認定のプロコーチとして、さまざまなレベルの選手や受講者を対象に指導した。この実践的な経験を活かした授業を展開していく。 |
授業のねらい・到達目標 | 基礎技術の反復練習からラリードリルやゲームドリルを体験することにより、プレー状況の判断、基本的な戦術について説明ができる。 また、ダブルスゲームを楽しむ中で陣形(雁行陣と平行陣)やショット、パートナーとのポジショニングについての学習ができる。 さらにゲームの進め方やゲーム状況(サーブとリターン&ラリー)を理解し、プレーごとの判定とコール、得点のコールなど、セルフジャッジでのゲームの実践ができる。 この科目は文理学部(学士(体育学)ディプロマポリシーの DP1、DP4、DP5、DP8及びカリキュラムポリシーのCP1、CP4、CP5、CP8に対応している。 。 なお、新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)では、この科目は文理学部(学士(体育学))のディプロマポリシーDP1、DP4、DP5、DP8及びカリキュラムポリシーCP1、CP4、CP5、CP8に対応している。 ・経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づいた自己の倫理観をもって倫理的な課題に向き合うことができる。(A-1-2) ・問題の意味を理解し、助言を受けて複数の解決策を提示し説明ができる。(A-4-2) ・新しい挑戦への計画を立て、準備することができる。(A-5-2) ・自己の学修に関する経験と考えを振り返り、分析できる。(A-8-2) |
授業の方法 | 授業の形式:実技 ①授業は、主に人工芝のコートを用い実施されるが、雨天時には、体育館などの施設を使う場合もある。体育館で実施される場合は、体育館用のシューズが必要となる。 ②毎回技術についてデモンストレーションを行う。その際、学生に実践してもらい、練習の狙いや技術などについてフィードバックを行う。 ③フィーディングによるストローク練習を始め、ラリー練習、そしてゲームドリルなどを組み合わせておこなう。その際、ペアーまたは、3~4人のグループに分け、学生中心で行う。 ④オンデマンド型授業は、主にBlackboardを通じて月曜日の2時限までにスライド資料と課題を提示する。その課題に答えてBlackboardに提出する。提出されたレポートは、Blackboard上でフィードバックする。 ⑤対面授業への参加ができない学生については、主にBlackboardに掲載された資料をもとにレポートを作成し提出して頂く。 また、掲載された資料や動画を視聴し、可能な範囲で身体活動を行った後、実施内容を基にレポートを作成し提出することもある。 |
履修条件 | ・原則的に運動のできる健康な人 【用意するもの】 ・テニスにふさわしい服装(運動着、テニスシューズ)、飲み物、汗拭き用のタオル。 ・ラケットとボールは用意されているが、自分のラケットを使用することも可とする。 ・雨天時は室内で実技を行う予定なので、運動着、体育館シューズを用意すること。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業方法について説明【対面】
【事前学習】シラバスを確認し基礎技術について確認する。 (1時間) 【事後学習】テニスコートにおける外傷・障害の原因について調べる。 (1時間) |
2 |
グラウンドストロークの確認(グリップ、打球姿勢と打点、ラケットワーク、ステップなど)(A-1-2)【対面】
【事前学習】資料をもとにコントロール要素について熟読し、疑問点についてノートにまとめる。 (1時間) 【事後学習】資料をもとにグラウンドストロークにおけるグリップの種類と特徴についてまとめる。 (1時間) |
3 |
フォアハンドストローク(トップスピン打法)(A-1-2)(A-4-2)【対面】
【事前学習】資料を参考にボールの回転(順回転)とラケットワークについて学修する。 (1時間) 【事後学習】トップスピン技術について要点をまとめる。 (1時間) |
4 |
バックハンドストローク(両手打ち方のトップスピン打法)(A-1-2)(A-4-2)【対面】
【事前学習】資料を参考に打球姿勢やラケットワークについてを学修する。 (1時間) 【事後学習】両手打ちのバックハンドストローク技術について要点をまとめる。 (1時間) |
5 |
スライス打法(アンダースピン)で打てるショットについて(A-1-2)(A-4-2)【対面】
【事前学習】資料をもとにトップスピンとスライス打法を比較して観ておく。(ラケットワーク、ボールの回転、スイング速度など) (1時間) 【事後学習】アンダースピンをかけたショットの有効性と戦術についてまとめる。 (1時間) |
6 |
グラウンドストローク・ラリー(ゲームにおけるクロス・ラリーの有効性について) ゲームドリル(A-1-2)(A-4-2)【対面】 【事前学習】ゲームの進め方(サーブとリターン、ラリーにおける判定とコール仕方や得点のコール仕方)について確認する。 (1時間) 【事後学習】シングルスゲームやダブルスゲームにおけるクロスコースの有効性についてまとめる。 (1時間) |
7 |
ボレー(グリップ、打球姿勢、フットワーク、ラケットワークなど)。 ゲームドリル(ネットプレー)(A-1-2)(A-4-2)【対面】 【事前学習】資料をもとにボレーのストロークについて学修する(グリップ、打球姿勢、フットワーク、ラケットワークなど)。 (1時間) 【事後学習】授業で行なったラリードリルやゲームドリルを振り返り、改善点についてまとめる。 (1時間) |
8 |
ボレーラリーとゲームドリル【対面】(A-1-2)(A-5-2)
【事前学習】適切な打点で打球するためのポイントについてまとめる(キャッチボールを通して)。 (1時間) 【事後学習】ネットプレーを行なった後、難しかった点をパートナーと話し合い、改善点についてノートにまとめる。 (1時間) |
9 |
安定したサーブ技術の習得(グリップにあった打点とラケットワークなど) ゲームドリル(A-5-2)(A-4-2)【対面】 【事前学習】コンチネンタルグリップによるラケットワークと打点について調べる。 (1時間) 【事後学習】サーブにおけるコンチネンタルグリップの意義についてまとめる。 (1時間) |
10 |
ダブルスゲーム:ゲームの進め方の確認(A-5-2)【対面】
【事前学習】ゲームのルール(セルフジャッジ方法)について学修する。 (1時間) 【事後学習】ゲームを行なった後、ダブルスゲームに関したルールや用語についてまとめる。 (1時間) |
11 |
ダブルスゲーム:雁行陣(後衛の役割)(A-5-2)【対面】
【事前学習】後衛の役割について調べる(守備の範囲、返球コースや狙えるコースなど)。 (1時間) 【事後学習】ダブルスゲームを振り返り、後衛の役割としてうまくできた点とうまくできなかった点をまとめる。 (1時間) |
12 |
ダブルスゲーム:雁行陣(前衛の役割)(A-5-2)【対面】
【事前学習】前回の後衛の役割を確認し、前衛の役割について調べる(守備範囲やショットなど)。 (1時間) 【事後学習】ダブルスゲームを振り返り、前衛の役割としてよくできた点とよくできなかった点についてまとめる。る。 (1時間) |
13 |
ダブルスゲーム:平行陣(パートナーとのポジショニング)(A-5-2)【対面】
【事前学習】ダブルスゲームの動画を視聴し、ボレーの技術や平行陣について理解を深める。 (1時間) 【事後学習】平行陣プレーを実施後、うまくできた点とうまくできなかった点についてまとめる。 (1時間) |
14 |
サーブの到達度と自己評価(A-8-2)【オンデマンド型】
【事前学習】サーブの基本技術について確認する。 (1時間) 【事後学習】授業で撮ったサーブ動作を「トスする動作に合わせたバックスイング動作のコーディネーション」、「打点とフォワードスイング」を中心に観察してまとめる。 (1時間) |
15 |
振り返り:一定のレベルに達しなかった技術への再挑戦(A-8-2)【オンデマンド型】
【事前学習】ゲームを振り返り、サーブ力を高める技術の要点とその技術を習得するためのトレーニングについてまとめる。 (1時間) 【事後学習】これまで授業を振り返り、自らの学びや達成度についてまとめる。 (1時間) |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | 公益財団法人日本テニス協会「テニス教本1」大修館書店 2015年第1版 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(10%)、授業内テスト(30%)、授業参画度(60%) (1)授業参画度は、コートでのマナー、挑戦しようとする気持ちや仲間と相互に意思を伝達することができるかなどをみて総合的に評価する。 (2)レポートは、掲載された資料と課題をもとに提出されたレポートの完成度や提出状況で評価する。 (3)授業内テストは、技術の到達度、技術の知識及びゲームの進め方などの基本ルールについて評価する。 対面授業に参加できない場合の成績評価の方法は、基礎技術やルールに関するレポートの提出によって評価する。 |
オフィスアワー | 対面授業時のほかBlackboardを用いて質疑応答を行う。 |
備考 | シラバスの内容は学生の皆さんの学修の状況を考慮して、変更することもあります。 また、事前学習・事後学習の時間は目安です。 |