文理学部シラバスTOP > 文理学部 > 体育学科 > スポーツ実習(創作ダンス)
日本大学ロゴ

スポーツ実習(創作ダンス)

このページを印刷する

令和2年度以降入学者 スポーツ実習(創作ダンス)
令和元年度以前入学者 スポーツ実習2(ダンス)
教員名 吉田明子
単位数    1 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 体育学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業の形態 対面授業 ※状況に応じてZoomによるライブ中継・オンデマンド型を取り入れることもあります。
Blackboard ID:月3→20224100
Blackboard ID:月4→20224101
授業概要 照明・音響環境の整った本格的な舞台で、創作ダンス作品を上演します。作品創作の過程で、ダンスの基礎スキル・応用スキルに加えて、少人数グループでの目標達成に必要な社会的スキルを身につけます。
授業のねらい・到達目標 ・前期授業で習得した創作の知識を活用して少人数グループによる作品を創作することができる。
・作品の完成度を上げるために必要な動きのアレンジ方法、練習方法、舞台上演法を理解し説明することができる。
・「覚える」ダンスではなく、心と身体を使って「表現する・伝えようとする」ダンスができる。
・舞台上演に向けた創作活動において、ダンス経験の有無に関わらず、自分がグループ(の作品)のためにできる役割を見つけ、その役割を果たすことができる。
この科目は文理学部体育学科(学士(体育学))のDP及びCP1、4、6、8に対応しています。
・経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて,自己の倫理観を倫理的な課題に適用することができる(A-1-3)。
・問題を分析し,複数の解決策を提示した上で,問題を解決することができる(A-4-3)。
・さまざまな人々とのコミニュケーションを通じて相互の意思伝達を自由かつ確実に行い,他者との良好な関係を確立することができる(A-6-3)。
・学修状況を自己分析し,その成果を評価することができる(A-8-3)。
授業の方法 授業の形式:【実技】
前期に決められたグループで、参考動画や資料を確認した上で作品構成に関する話し合いや動きづくりの活動を重ねて「創作ダンス」の作品創作を進めていきます。途中、中間発表会を2回開催して、互いに課題を見つけ合い、それらを解決していきます。その成果を第13回授業「創作ダンス発表会」(会場:文理学部百周年記念館ニューアリーナ)にて発表します。
毎授業後にその日のグループ活動に対するリフレクションシートを提出してもらいます。
【対面授業に参加できない場合】
教員に事前にその旨連絡をしたものに限り、Zoomでの実技参加を許可します。ただし、状況によっては実技参加ではなく別途課題にて対応することもあります。リフレクションシートは対面時同様に提出してください。
履修条件 前期「スポーツ実習(ダンス)」の単位を修得していること。
授業計画
1 グループ毎に計画に沿って作品創作(1)構成の検討・動き作りの分担(A-6-3)【対面】
【事前学習】前期の授業で実践した創作方法を振り返り、作品の構成や動きを考えて創作ノートに書き留めておくこと。 (1時間)
【事後学習】グループ活動を振り返り、自己の学びや次回への課題をリフレクションシートに記述しておくこと。 (1時間)
2 グループ毎に計画に沿って作品創作(2)動きの共有(A-6-3)【対面】
【事前学習】各自が考えてきた振付をグループのメンバーに共有できるように創作ノートに書き留めておくこと。 (1時間)
【事後学習】グループ活動を振り返り、自己の学びや次回への課題をリフレクションシートに記述しておくこと。 (1時間)
3 グループ毎に計画に沿って作品創作(3)動きの変化発展(A-1-3)【対面】
【事前学習】各自が考えてきた振付をグループのメンバーに共有できるように創作ノートに書き留めておくこと。 (1時間)
【事後学習】グループ活動を振り返り、自己の学びや次回への課題をリフレクションシートに記述しておくこと。 (1時間)
4 グループ毎に計画に沿って作品創作(4)動きの完成(A-6-3)【対面】
【事前学習】各自が考えてきた振付をグループのメンバーに共有できるように創作ノートに書き留めておくこと。 (1時間)
【事後学習】グループ活動を振り返り、自己の学びや次回への課題をリフレクションシートに記述しておくこと。 (1時間)
5 第1回中間発表(A-6-3)【対面】
【事前学習】作品全体のおよそ半分を発表できるようにグループのメンバーと準備をしておくこと。 (1時間)
【事後学習】グループ活動および他グループの作品鑑賞を振り返り、自己の学びや次回への課題をリフレクションシートに記述しておくこと。 (1時間)
6 作品の探求(1)構成・動きの再検討(A-1-3、A-4-3)【対面】
【事前学習】第1回中間発表で見出された課題への対策を考えて、グループ活動でディスカッションできるようにしておくこと。 (1時間)
【事後学習】グループ活動を振り返り、自己の学びや次回への課題をリフレクションシートに記述しておくこと。 (1時間)
7 作品の探求(2)表現の探求(A-4-3)【対面】
【事前学習】作品のテーマを通して伝えたいことを再度よく考えて創作ノートに書き留めておくこと。 (1時間)
【事後学習】グループ活動を振り返り、自己の学びや次回への課題をリフレクションシートに記述しておくこと。 (1時間)
8 作品の探求(3)表現の工夫(A-4-3)【対面】
【事前学習】前期に学んだ動きのアレンジ方法を復習し、その方法をグループ活動で利用できるように整理しておくこと。 (1時間)
【事後学習】グループ活動を振り返り、自己の学びや次回への課題をリフレクションシートに記述しておくこと。 (1時間)
9 第2回中間発表(A-4-3、A-6-3)【対面】
【事前学習】作品全体を衣装つきで発表できるようにグループのメンバーと準備をしておくこと。 (1時間)
【事後学習】グループ活動および他グループの作品鑑賞を振り返り、自己の学びや次回への課題をリフレクションシートに記述しておくこと。 (1時間)
10 作品の探求(4)踊りこみ・練習方法(A-1-3、A-6-3)【対面】
【事前学習】作品の仕上げに向けて、どのような練習方法が適当であるか考えてグループ活動時に提案できるようにしておくこと。 (1時間)
【事後学習】グループ活動を振り返り、自己の学びや次回への課題をリフレクションシートに記述しておくこと。 (1時間)
11 作品の探求(5)踊りこみ・舞台上演法(A-1-3、A-6-3)【対面】
【事前学習】舞台上演における注意事項をよく確認し、疑問点があれば書き留めておくこと。 (1時間)
【事後学習】グループ活動を振り返り、自己の学びや次回への課題をリフレクションシートに記述しておくこと。 (1時間)
12 全体リハーサル・照明合わせ(A-4-3、A-6-3)【対面】
【事前学習】作品全体を衣装つきで本番どおり発表できるようにグループのメンバーと準備をしておくこと。 (1時間)
【事後学習】グループ活動を振り返り、自己の学びや次回への課題をリフレクションシートに記述しておくこと。 (1時間)
13 創作ダンス発表会【対面】
【事前学習】これまでの創作活動の成果を発揮できるようにグループのメンバーと準備をしておくこと。 (1時間)
【事後学習】本格的な舞台で実際に演技をしてみての自己の学びや気づきをリフレクションシートに記述しておくこと。 (1時間)
14 創作ダンス発表会の映像鑑賞とフィードバック(A-8-3)【対面】
【事前学習】創作過程を振り返り、グループ内で行った創作方法やアレンジ方法を説明できるようにしておくこと。 (1時間)
【事後学習】映像鑑賞における自己の学びや気づきをリフレクションシートに記述しておくこと。 (1時間)
15 身体表現活動についてのまとめ(A-8-3)【対面】
【事前学習】創作過程を振り返り、身体表現活動における自己の学びや気づきを発言できるようにしておくこと。 (1時間)
【事後学習】授業全体を振り返り、自己の学びや気づきをリフレクションシートに記述しておくこと。 (1時間)
その他
教科書 全国ダンス・表現運動授業研究会 『改訂版 明日からトライ!ダンスの授業』 大修館書店 2021年
参考書 なし
成績評価の方法及び基準 レポート(20%)、授業参画度(80%)
レポートは、第14週で示すレポートを評価対象とします。授業参画度は、授業への積極的な参加、グループでの創作活動状況、グループで創作した作品の内容と創作過程、毎授業のリフレクションシートで評価します。
なおリフレクションへのフィードバックは、次回授業時に行います。
対面授業に参加できない場合は、原則としてZoomにて対面同様の実技参加をしてもらいますが、参加状況によっては別途課題を課すことによって評価することもあります。
・A-1-3、A-4-3、A-6-3の到達度は授業中の創作活動にて判定し、リフレクションシートとレポートの点検を通してA-8-3の到達度を確認する。
オフィスアワー 質疑応答は、対面授業前後およびblackboardのメール機能を用いて行います。
備考 【授業受講の際の注意事項】
・動きやすい服装で受講すること。
・長い髪は束ねること。
・ピアス等のアクセサリーは外しておくこと。

このページのトップ