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令和2年度以降入学者 | 理科教育法Ⅲ | ||||
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令和元年度以前入学者 | 理科教育法Ⅲ | ||||
教員名 | 後藤顕一 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | コース科目 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 対面型授業(ハイブリッド授業含む)を基本にする。状況を見て遠隔(ZOOM対面授業,オンデマンド型授業)を組み合わせる。 模擬授業を行う場合は対面型授業を基本とする。対面型授業に参加できない学生にはアドレスを付与してハイブリッド形式で行う。 |
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授業概要 | 授業の概要 本授業では,新学習指導要領の中学校理科の目標で示されている三つの資質・能力の獲得を目指した指導が可能になるための基礎知識を習得するとともに授業指導案を作成でき,それに基づいた授業の準備ができるようにする。そのために,到達目標に挙げた8項目について授業で扱う。なお,本授業は,実務経験のある教員が行う科目である。 |
授業のねらい・到達目標 | 授業のテーマ【中学校・高等学校理科における学習指導要領を踏まえた授業実践力,検証力の育成】 学習指導要領の趣旨や全体構造を理解するとともに,中学校・高等学校理科における教育目標,育成を目指す資質・能力を理解し教科のカリキュラム構成、授業の分析や授業開発方法の研究、学習指導案の作成などを通して、授業づくりや学習指導についての実践的力を育成する。学習指導案に基づいた模擬授業を行い、互いに評価し合う。模擬授業の実践とその振り返りを通して,授業改善の方法を身に付ける。 到達目標【理科の目標における三つ資質・能力の育成に向けた授業実践力】 学習指導要領では,「知識・技能」「思考力・判断力・表現力等」「学びに向かう力・人間性等」が育成すべき資質・能力の三つの柱とされている。これらの育成に向けて到達目標を設定する。 1)子供の認識・思考、学力等の実態を視野に入れた授業設計の重要性を理解している。 2)当該教科の特性に応じた情報機器及び教材の効果的な活用法を理解し、授業設計に活用することができる。 3)学習指導案の構成を理解し、具体的な授業を想定した授業設計と学習指導案を作成することができる。 4)模擬授業の実施とその振り返りを通して、授業改善の視点を身に付けている。 5)当該教科における実践研究の動向を知り、授業設計の向上に取り組むことができる。 |
授業の方法 | 授業のねらいが達成できるよう,学習者が主体的・対話的に学ぶための場を提供する。 学びのプロセスがわかるように心がける。 学びの振り返りができるような方法を取り入れる。 【講義,実習,実技,研究,講究】 |
授業計画 | |
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1 |
新学習指導要領の趣旨と中学校理科の位置づけと意義
【事前学習】学習指導要領の趣旨とは何かを考える (2時間) 【事後学習】自らの学びをOPPAに沿って振り返る (2時間) |
2 |
理科教育の改善の背景(現状と課題の把握) (ZOOM(予定))
【事前学習】理科教育の課題についてまとめておく (2時間) 【事後学習】自らの学びをOPPAに沿って振り返る (2時間) |
3 |
資質・能力の育成と理科教育,中学校理科の位置づけと意義
【事前学習】資質・能力とは何か,考えをまとめておく (2時間) 【事後学習】自らの学びをOPPAに沿って振り返る (2時間) |
4 |
中学校理科の学習指導要領における目標及び主な内容並びに全体構造とつながり
【事前学習】中学校の学習指導要領を概観する (2時間) 【事後学習】自らの学びをOPPAに沿って振り返る (2時間) |
5 |
中学校の新学習指導要領理科の評価(ZOOM(予定))
【事前学習】中学校の学習指導要領理科の変更点を調べる (2時間) 【事後学習】自らの学びをOPPAに沿って振り返る (2時間) |
6 |
中学校の新学習指導要領理科の目標と内容 第1分野(1)物理
【事前学習】物理分野について概観する (2時間) 【事後学習】自らの学びをOPPAに沿って振り返る (2時間) |
7 |
中学校の新学習指導要領理科の目標と内容 第1分野(2)物理
【事前学習】物理分野の実験について調べる (2時間) 【事後学習】自らの学びをOPPAに沿って振り返る (2時間) |
8 |
中学校の新学習指導要領理科の目標と内容 第1分野(3)化学
【事前学習】化学分野について概観する (2時間) 【事後学習】自らの学びをOPPAに沿って振り返る (2時間) |
9 |
中学校の新学習指導要領理科の目標と内容 第1分野(4)化学
【事前学習】化学分野の実験について調べる (2時間) 【事後学習】自らの学びをOPPAに沿って振り返る (2時間) |
10 |
中学校の新学習指導要領理科の目標と内容 第2分野(1)生物
【事前学習】生物分野について概観する (2時間) 【事後学習】自らの学びをOPPAに沿って振り返る (2時間) |
11 |
中学校の新学習指導要領理科の目標と内容 第2分野(2)生物 【事後学習】自らの学びをOPPAに沿って振り返る 【事前学習】生物分野について概観する (2時間) 【事後学習】自らの学びをOPPAに沿って振り返る (2時間) |
12 |
中学校の新学習指導要領理科の目標と内容 第2分野(3)地学
【事前学習】地学分野について概観する (2時間) 【事後学習】自らの学びをOPPAに沿って振り返る (2時間) |
13 |
中学校の新学習指導要領理科の目標と内容 第2分野(4)地学
【事前学習】地学分野の実験について調べる (2時間) 【事後学習】自らの学びをOPPAに沿って振り返る (2時間) |
14 |
新学習指導要領中学校理科の指導計画作成上の配慮事項
【事前学習】授業を構想する準備をする (2時間) 【事後学習】自らの学びをOPPAに沿って振り返る (2時間) |
15 |
知識の確認のための試験,及び中学校理科教育の課題と展望(課題予定)
【事前学習】これまでの学びを復習する (2時間) 【事後学習】自らの学びをOPPAに沿って振り返る (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 文部科学省 『中学校学習指導要領解説(平成29年告示)-理科編-』 学校図書 2018年 後藤顕一,田代直幸ほか 『新学習指導要領 中学校理科編』 明治図書 2017年 中学校の学習指導要領の内容と授業の構成の仕方がわかる書物です。 |
参考書 | 山口 晃弘、 江崎 士郎 『新学習指導要領対応! 中学校「理科の見方・考え方」を働かせる授業』 東洋館出版社 2017年 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(20%)、レポート:模擬授業における相互評価(40%)、授業内テスト:模擬授業における自己評価(20%)、授業参画度:授業での模擬授業レポート(20%) 授業内の学びを大切にすること,特にOPPA評価を重視する。 |
オフィスアワー | 授業終了後2時間 |