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令和2年度以降入学者 | 教職実践演習(中・高) | ||||
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令和元年度以前入学者 | 教職実践演習(中・高) | ||||
教員名 | 藤平敦 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | コース科目 | ||||
学期 | 前期集中 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | 原則、対面授業で行う予定だが、履修者数や学生の状況等に応じて、遠隔授業や課題研究との併用で行う。 BlackboardのIDは20221656 です。 |
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授業概要 | 教職課程の総まとめとして、改めて、教壇に立つことの意義を考えるとともに、「2030年以降の社会で生きていく児童生徒が身に付けるべき力とは何か?」について考える。そして、20年間の高等学校教諭と12年間の文部科学行政での実務経験を踏まえて、次年度からの教壇ですぐに発揮できる実践力や応用力に結びつけるために、また、これからの教師としてのキャリアをより魅力あるものにしていくために必要な教師の意識と行動についての視点を示す。なお、「なぜ、そのように考えて、行動するつもりなのか?」を、受講者が他者に説明できるように、常に自分の頭で考えて、自分の言葉にする作業を重視する。 |
授業のねらい・到達目標 | 1教師の役割と意義について他者に説明できる。(A-3-3) 2学校がチームとして機能するために必要な初任者教師の意識と行動について、他者に説明できる。(A-3-3) 3生徒の非認知能力を育むうえで必要な教師の働きかけについて、他者に説明できる。(A-3-4) 4保護者と適切に連携するために必要な視点について、他者に説明できる。(A-4-3) この科目は文理学部(学士(文学)のDP及びCPの3,4 に対応しています。 |
授業の方法 | 集中講義時の授業は対面で、原則、次のパターンで行う。 1限目 (前日の復習)&本日のテーマについての問いかけ 2限目 課題研究:(スライド等を用いて)本日のテーマについての説明と最新の情報提供 3限目 課題研究:本日のテーマに関する問いかけ① 4限目 課題研究:本日のテーマに関する問いかけ② 5限目 本日の振り返りと翌日の準備 *毎回の振り返りはBlackboardを通して提出をする。提出をしてもらった課題は、翌日の(授業時の)1限目(前回の復習)に無記名で紹介し、全員で考えを深める。 講義では、毎回のテーマに沿った最新のデータや様々な地域における学校の実践事例等を紹介する。そして、近い将来、学校現場で発揮できる実践力や応用力に結びつく力を育むために、学生には、常に「自分自身ならどうするのか?」という問いかけをしたい。「なぜ、そのように考えて、行動するつもりなのか?」を、学生自身が自分の頭で考えて、自分の言葉にする作業を毎回行う。 *対面授業に参加できない場合、日本に入国できない留学生や遠方に居住している学生はZoomでの参加を認める。 |
授業計画 | |
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1 |
教師の役割と意義について考える。(A-3-3)(対面)
【事前学習】「あなたは、教育実習を通して何を一番学びましたか?」に答えられるように、自分の考えを整理をする。 (2時間) 【事後学習】教師の役割と意義について、他者に説明できるように、自分の言葉でまとめる。 (2時間) |
2 |
問題が起こりやすい学校(学級)と起こりにくい学校(学級)の違いについて考える。(A-3-3)(対面)
【事前学習】「あなたは、問題が起こりにくい学校(学級)の共通点は何だと思いますか?」に答えられるように、自分の考えを整理する。 (2時間) 【事後学習】問題が起こりにくい学校での5+1の共通点を他者に説明できるよに、自分の言葉でまとめる。 (2時間) |
3 |
2つの「チーム学校」について理解する。(A-3-3)(対面)
【事前学習】「チームとグループの違いは?」に答えられるように、自分の考えを整理する。 (2時間) 【事後学習】「チーム学校」の必要性について、他者に説明できるように、自分の言葉でまとめる。 (2時間) |
4 |
学校がチームとして機能するために必要な初任者教員の意識と行動について考える。(A-3-3)(対面)
【事前学習】「あなたは、初任者教員として、何を一番大切にしたいですか?」に答えられるように、自分の考えを整理をする。 (2時間) 【事後学習】発表に向けて、(グループディスカッションでまとめた内容を)他者が分かるような説明の工夫をする。 (2時間) |
5 |
(私たちが考える)学校がチームとして機能するために必要な初任者教員の意識と行動について考える。(A-3-3)(対面)
【事前学習】「あなたは、初任者教員のメリットは何だと思いますか?」に答えられるように、自分の考えを整理する。 (2時間) 【事後学習】集中講義初日のまとめ・・・学校がチームとして機能するために必要な初任者教員の意識と行動について、他者に説明できるように自分の言葉でまとめる。 (2時間) |
6 |
「非認知能力」について理解する。(A-3-4)(対面)
【事前学習】「あなたが、中高時代に一生懸命に取り組んだことと、一生懸命に取り組むようになったきっかけは何ですか?」に答えられるように、自分の考えを整理する。 (2時間) 【事後学習】児童生徒に「非認知能力」とは何かについて、他者に説明できるように、自分の言葉でまとめる。 (2時間) |
7 |
「主体性」と「自主性」の違いを理解するとともに、生徒に「主体性」を育む必要性を理解する。(A-3-4)(対面)
【事前学習】「あなたは、なぜ「次期学習指導要領」が「主体性」を育むことを重視していると考えますか?」に答えられるように、自分の考えを整理する。 (2時間) 【事後学習】生徒に「主体性」を育む必要性について、他者に説明できるように、自分の言葉でまとめる。 (2時間) |
8 |
生徒が「主体性」を発揮するために必要な教師の働きかけについて考える。(A-3-4)(対面)
【事前学習】「あなたが「主体性」を発揮できるようになった時期や場面は?」に答えられるように、自分の考えを整理する (2時間) 【事後学習】生徒に「主体性」を育むための視点を他者に説明できるように、自分の言葉でまとめる。 (2時間) |
9 |
「自己有用感」について考える。(A-3-4)(対面)
【事前学習】「自己有用感とは何ですか?」に答えられるように、自分の考えを整理する。 (2時間) 【事後学習】生徒の「自己有用感」を育む必要性について、他者に説明できるように、自分の言葉でまとめる。 (2時間) |
10 |
(私たちが考える)生徒の「非認知能力」を育むことに結びついている教師の日々の働きかけについて考える。(A-3-4)(対面)
【事前学習】「あなたは、自分が受けてきた授業において、「非認知能力が高まった」感じたことはありますか?」に答えられるように整理をする。 (2時間) 【事後学習】集中講義2日目のまとめ・・・生徒の「非認知能力」を育むことに結びついている教師の日々の働きかけについて、他者に説明できるように自分の言葉でまとめる。 (2時間) |
11 |
保護者との連携について考える。(A-3-4)(対面)
【事前学習】「あなたは、教師と保護者の関係についてどう思いますか?」に答えられるように、自分の考えを整理する。 (2時間) 【事後学習】保護者と連携する必要性を他者に説明できるように、自分の言葉でまとめる。 (2時間) |
12 |
クレーマーの問題について考える。(A-4-3)(対面)
【事前学習】「あなたは、なぜ、学校に保護者からのクレームが寄せられるのだと思いますか?」に答えられるように、自分の考えを整理する。 (2時間) 【事後学習】クレーマーの何が問題なのかを、他者に説明できるように、自分の言葉でまとめる。 (2時間) |
13 |
保護者と適切に連携をするための視点を考える。(A-4-3)(対面)
【事前学習】「あなたは、どうしたら保護者と適切に連携を取ることができると思いますか?」に答えられるように、自分の考えを整理する。 (2時間) 【事後学習】保護者と適切に連携するための視点を他者に説明できるように、自分の言葉でまとめる。 (2時間) |
14 |
(私たちが考える)保護者と適切に連携をするための視点について考える。(A-4-3)(対面)
【事前学習】「あなたが考える具体的な保護者との連携方法は?」に、自分の考えを整理する。 (2時間) 【事後学習】集中講義最終日のまとめ・・・保護者と連携する必要性を他者に説明できるように自分の言葉でまとめる。 (2時間) |
15 |
第1回~第14回までの総復習(到達度の確認)(A-4-3)(対面)
【事前学習】第1回~第14回の授業で扱った内容について、整理をする。 (2時間) 【事後学習】学び続ける自らの教師像を他者に説明できるように自分の言葉でまとめる。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 文部科学省 『中学校学習指導要領解説 総則編』 2017年 第1版 文部科学省 『高等学校学習指導要領解説 総則編』 2018年 第1版 その他、毎回、資料を配付する。 |
参考書 | 必要に応じて紹介をする。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト:小試験(40%)、授業参画度:課題の提出(45%)、発表(15%) 毎回の課題は全員がBlackboardを通して提出をすることにする。発表はグループ毎の発表とする。(Zoomでの参加者は個人発表とする) また、zoomでの参加者で、授業内テスト(小試験)を受けられない学生は、別途、レポート等の提出によって評価をする。 |
オフィスアワー | 集中講義期間中は常にアポイントメントを受け付ける。また、Blackboardの掲示板機能やoutlookのメール等も活用する。 |
備考 | 開講期:【前期集中】 |