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令和2年度以降入学者 | 教育相談 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 教育相談 | ||||
教員名 | 麻谷真理 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | コース科目 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | 対面授業 授業時間に課題や小テスト、授業内テストを実施します。 Blackboard ID:20224613 |
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授業概要 | 本授業では、教育相談を知り、相談を行う上での基本的な態度や児童・生徒のメンタルヘルス、学校現場で生じている課題を学びます。そして、その課題に対する教育相談の進め方や対応方法などを紹介し、事例検討を通して児童・生徒について考えていきます。 教育現場において、教育相談員やスクールカウンセラーとしての実務経験者(臨床心理士、公認心理師資格を有する)が、その経験を活かして、教育相談に必要な基本的知識や態度、対応について講義します。 |
授業のねらい・到達目標 | ・教師に必要な教育相談の基礎的な考え方を理解し、教育相談の実践にかかわる基本的知識や態度、対応方法を身につける。 ・教育相談の実践にかかわる基本的知識に基づき、児童・生徒の考え方や気持ちについて考えることができる。 ・既存の知識にとらわれることなく、物事を科学的根拠に基づいて、論理的・批判的に考察し、説明することができる(A-3-3) ・資料や事象を注意深く観察し、問題点を発見し、解決策を検討することができる(A-4-3) この科目は文理学部(学士(心理学))のディプロマポリシーDP3,DP4及びカリキュラムポリシーCP3,CP4に対応しています。 |
授業の方法 | 授業の形式:【講義・演習】 教科書に基づいた内容を、パワーポイントを用いて講義します。各回受講前に教科書の該当ページ(事前学習に記載)を学習してください。一部の授業内で、講義内容をもとに相談の基本的態度や対応を身につけるための演習を行う予定でいます。 受講者の関心や問題意識、授業理解度を確認するために、授業内に課題や小テストなどを毎回実施します。小テストは実施後に解答、解説を行います。 対面授業への参加が困難な場合は、教員の許可を受けて、オンデマンド型で受講できます。Blackboardに記載する期日までにパワーポイントによる音声付き資料を視聴し、課題や小テストを提出します。 ※対面授業への参加が困難な場合の要件:学部が認める者及び新型コロナウイルス感染やその疑いによる体調不良者、濃厚接触者。オンデマンド型を受講するときは教員への事前連絡が必要となります。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス:授業方法や進め方 教育相談とは【対面授業】(A-3-3,A-4-3)
【事前学習】シラバスを確認。教科書の14ページまでを読み、教育相談とは何かを考える。 (1時間) 【事後学習】教育相談のイメージと自分の考えをまとめる。 (2時間) |
2 |
教育相談における基本的態度(1)【対面授業・演習予定】(A-3-3,A-4-3) 共感的理解 【事前学習】教科書133‐150ページを読み、相談にのる、話を聴くことについて考える。 (1時間) 【事後学習】教科書、資料を読み、相手を理解することについて考える。 (2時間) |
3 |
教育相談における基本的態度(2)【対面授業・演習予定】(A-3-3,A-4-3) 面接構造 【事前学習】教科書151‐166ページを読み、面接構造の働きや関係性のつくり方を考える。 (1時間) 【事後学習】教科書、資料、課題を用いて、学修した内容を再確認する。 (2時間) |
4 |
教育相談に必要なメンタルヘルスの知識【対面授業】(A-3-3,A-4-3) 子どものサインをつかむ 【事前学習】教科書15‐49ページを読み、精神障害に対する自分のイメージをまとめておく。 (2時間) 【事後学習】教科書、資料を読み、子どものサインをつかむために何が出来るかを考える。 (2時間) |
5 |
教育相談の実際(1)【対面授業】(A-3-3,A-4-3) 発達障害 【事前学習】第1~4回までを復習する。教科書54‐72ページを読み、用語など分からない所を調べる。 (3時間) 【事後学習】障害、特別支援についての自分の考えや気持ちをまとめる。 (2時間) |
6 |
教育相談の実際(2)【対面授業】(A-3-3,A-4-3) 不登校、いじめ 【事前学習】教科書73‐92ページを読み、不登校といじめについて自分の考えをまとめる。 (2時間) 【事後学習】教科書、資料、課題を用いて、学修した内容を再確認する。 (2時間) |
7 |
教育相談の実際(3)【対面授業】(A-3-3,A-4-3) 非行、自傷・自殺 【事前学習】教科書93‐112ページを読み、用語など分からない所を調べる。 (2時間) 【事後学習】教科書、資料、課題を用いて、学修した内容を再確認する。 (2時間) |
8 |
教育相談の実際(4)【対面授業】(A-3-3,A-4-3) 保護者、虐待 【事前学習】教科書113‐132ページを読み、虐待について分からない所を調べる。 (2時間) 【事後学習】教科書、資料を読み、虐待対応や保護者支援のポイントを自分の言葉でまとめる。 (2時間) |
9 |
教育相談に役立つ心理支援①【対面授業・演習予定】(A-3-3,A-4-3) アサーション、行動療法、認知行動療法 【事前学習】第5~8回までを復習する。教科書167‐184ページを読み、自分のコミュニケーションや考え方の癖を考える。 (3時間) 【事後学習】教科書、資料、課題を用いて、学修した内容を再確認する。 (2時間) |
10 |
教育相談に役立つ心理支援②【対面授業・演習予定】(A-3-3,A-4-3) ブリーフセラピー、ストレスマネジメント 【事前学習】教科書185‐200ページを読み、自分のストレスマネジメントについて考える。 (2時間) 【事後学習】教科書、資料、課題を用いて、学修した内容を再確認する。 (2時間) |
11 |
連携と協働(1)【対面授業】(A-3-3,A-4-3) 学内連携 【事前学習】教科書201‐210ページを読み、学内の担任以外の教員や職員の役割を自分なりにまとめる。 (1時間) 【事後学習】教科書、資料、課題を用いて、学修した内容を再確認する。 (2時間) |
12 |
連携と協働(2)【対面授業】(A-3-3,A-4-3) 学外、他機関連携 【事前学習】教科書211‐234ページを読み、自分の地域の連携先を調べてみる。 (2時間) 【事後学習】教科書、資料、課題を用いて、学修した内容を再確認する。 (2時間) |
13 |
事例を通した学習【対面授業】(A-3-3,A-4-3)
【事前学習】教科書や資料を用いて、事例課題に取り組む。 (2時間) 【事後学習】教科書、資料、課題を用いて、学修した内容を再確認する。 (2時間) |
14 |
理解度の確認【対面授業】(A-3-3,A-4-3) 授業内テストと振り返り 【事前学習】第1~13回の内容を復習する。 (4時間) 【事後学習】授業内テストで回答できなかったところを重点的に学修する。 (2時間) |
15 |
まとめ【対面授業】(A-3-3,A-4-3) これまでの復習と質疑応答 授業の理解を深める 【事前学習】これまで学修した内容を振り返り、疑問に思ったことや分からないことをまとめる。 (2時間) 【事後学習】教科書やこれまでの資料、課題を用いて学修した内容を復習する。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 津川律子・山口義枝・北村世都 『教育相談(Next 教科書シリーズ)』 弘文堂 2020年 第3版 |
参考書 | 桜井美加・斎藤ユリ・森平直子 『教育相談ワークブック(改訂版)子どもを育む人になるために』 北樹出版 2019年 第3版 |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト:テスト(1回)(60%)、授業参画度:課題、小テストなど毎回実施(40%) 授業内テストの結果によって、成績評価の割合を変えることもあります(例:授業内テスト70%,授業参画度30%)。 対面授業への参加が困難な場合の要件を満たし、オンデマンド型で受講した場合も毎回実施する課題や小テストの提出と授業内テストによって評価します。 |
オフィスアワー | 授業前後に開設。具体的な方法については、初回の授業内で説明します。 |
備考 | 授業の進行状況により、シラバスに変更がある場合もあります。その際はBlackboard等で案内します。 |