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教育制度論

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令和２年度以降入学者 教育制度論
令和元年度以前入学者 教育制度論
教員名 北野秋男
単位数    2 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 コース科目
学期 後期 履修区分 選択
授業の形態 原則として「対面式授業」を行いますが、コロナ感染拡大など不測の事態が生じた場合にはBlackboardを通じた学習資料配信やzoomを利用した授業を行います。課題は、シラバス上に明記しますが適宜、授業内でも説明します。追加の課題や資料、変更点などがある場合も同様です。
授業形式の基本は、テキストを読んで指定した課題に答えてもらいます。簡単な復習テスト3回（5回目・9回目・12回目）と課題レポート（14回目）の提出を求めます。何か特別な事情がある場合には申し出て下さい。最終回での提出も認めます。
授業概要 現代の学校教育を取り巻く様々な問題への理解を確実なものとするために、以下のトピックを取り上げます。トピックの内容は、近代公教育制度の成立（教育の権利と義務）、現代の学校を取り巻く制度改革や地域との連携、教師の職務と専門性、学力と評価制度、教育委員会制度の改革、学校と地域の連携（コミュニティ・スクール）などである。いずれも、現代の教育制度改革の現状、問題点、歴史的な経緯、将来的な課題などを明示しています。教育制度に関する基本的な知識と理解を得ることが出来ます。
授業のねらい・到達目標 現代の国内外の学校制度改革の様々な動向を、基礎的事項や用語を中心に、分かりやすく解説する。その際に、社会の状況や歴史的背景を理解し、その変化が現代の学校教育にもたらす影響や課題を検討する。また、現代の学校教育を取り巻く様々な問題への理解を確実なものとするために、政治・経済・福祉・文化などの社会的観点からのアプローチも取り入れ、教育に関する広範囲で深い視野を育成しつつ、教育への基礎的・基本的な視座を養うことを目標にする。
到達目標は、1）社会変化の状況を理解した上で、その変化と教育政策や教育改革の動向を正しく理解できる。2）現代の公教育制度の意義・原理・構造を理解し、その法的・制度的仕組みに関する基礎知識を身に付ける。3）学校制度や教育行政・教育経営の仕組みを理解し、その理念や課題を理解できる(A-3-3,A-8-3)。4）学校と地域との連携に関する理解と協働のあり方について、取り組み事例も踏まえて理解する(A-3-3,A-8-3)。5）学校で起きる事件・事故・災害などの事例から、学校安全への対応に関する基礎的知識を身に付ける、(A-3-3,A-8-3)である。

＜ディプロマ・ポリシーとの関係性＞
この科目は文理学部（学士（教育学））のディプロマポリシーDP3,DP8及びカリキュラムポリシーCP3,CP8に対応している。
授業の方法 【授業形式：講義、演習】
原則として「対面式授業」を行いますが、コロナ感染拡大など不測の事態が生じた場合にはBlackboardを通じた学習資料配信やzoomを利用した授業を行います。現代の学校教育を取り巻く様々な問題への理解を確実なものとするために、以下のトピックを取り上げ、復習テスト・課題レポート作成を組み合わせた授業を展開する。トピックの内容は、近代公教育制度の成立（教育の権利と義務）、現代の学校を取り巻く制度改革や地域との連携、教師の職務と専門性、学力と評価制度、教育委員会制度の改革、学校と地域の連携（コミュニティ・スクール）などである。テキストは北野秋男『教育学のアプローチ』です。シラバスに示した課題に沿ってテキストを熟読し、レポートを提出してください。
【対面授業に参加できない学生の代替方法、要件】
（１）zoomでの参加を認める要件；日本に入国できない留学生、遠方に居移している学生、その他特別の事情の有る者
（２）対面授業に参加できない場合：zoomで参加し、Bbに配信する課題を提出する。
履修条件 特になし
授業計画
1 シラバスをよくお読みください。課題をシラバス上で明示します。課題に何か不備があった場合には、修正や再提出を求めます。何か事情があれば、申し出て下さい。最終回での提出も認めます。最終試験は行わない予定です。
【事前学習】シラバスを事前に読んでおくこと。指定したテキストの目次などを確認しておくこと。 （2時間）
【事後学習】第２回以降の授業に備え、教育の法律などを検討すること。授業の要点と課題をノートにまとめる。 （2時間）
2 「まえがき」を読んで、テキストの構成、課題、問題点などを確認してください。「序章」を読んで、近代学校制度の成立と発展を学びましょう、：教育の権利と義務、学習権思想、「憲法」や「教育基本法」の理解
【事前学習】テキストの「まがき」「序章」を中心に予め読んでおくこと （2時間）
【事後学習】授業の要点と課題をノートにまとめること。 （2時間）
3 「第1章」を読んで、学校選択制度のメリットとデメリットを考えてみよう。：アメリカの学校選択制度、日本における学校選択制度導入の経緯と課題
【事前学習】テキストの「第1章」を中心に予め読んでおくこと。 （2時間）
【事後学習】授業の要点と課題をノートにまとめること。 （2時間）
4 「第２章」を読んで、日本の学級と生徒指導の課題を考えてみよう。：学級の運営と経営、生徒指導のあり方
課題レポートの修正や問題点を指摘します。
【事前学習】テキストの「第２章」を中心に予め読んでおくこと （2時間）
【事後学習】授業の要点と課題をノートにまとめること。指定された参考文献を確認しておくこと。 （2時間）
5 1回目の課題提出：復習テスト(11:30=)　＊それまでは資料を使った授業
「序章」～「第2章」の基本的な内容に関して出題します。
【事前学習】テキストの「序章」から「第２章」を中心に予め読んでおくこと （3時間）
【事後学習】提出した課題レポートの修正や問題点を確認すること。 （1時間）
6 Zoomで授業　復習テストの解答をします。Bbにも解答を公表。
「第3章」を読んで、学習指導要領と学力観の変遷を確認してください。学習指導要領の変遷と学力観の推移
【事前学習】復習テスト反省と学習課題 （2時間）
【事後学習】授業の要点と課題をノートにまとめること。 （2時間）
7 「第3章」学習指導読料と学力観の推移
【事前学習】テキストの「第４章」を中心に予め読んでおくこと。 （2時間）
【事後学習】授業の要点と課題をノートにまとめること。 （2時間）
8 「第４章」を読んで、教育委員会制度の歴史と問題点を調べよう。：教育委員会制度の歴史と課題、改正教育委員会制度の課題
【事前学習】テキストの「第４章」を中心に予め読んでおくこと （2時間）
【事後学習】授業の要点と課題をノートにまとめること。 （2時間）
9 「第５章」を読んで、教師の専門職性を考えてみよう。：学校・教師、教師の専門職性
【事前学習】テキストの「第３～４章」を中心に予め読んでおくこと （2時間）
【事後学習】授業の要点と課題をノートにまとめること。 （2時間）
10 第2回復習テス（3・4・5章）　解答速報
【事前学習】テキストの「第3・４・5章」を中心に予め読んでおくこと。 （3時間）
【事後学習】授業の要点と課題をノートにまとめること。 （1時間）
11 「第６章」を読んで、学力の評価とテスト問題の関係性を考えてみよう。：学力評価、テス問題の作成
【事前学習】テキストの「第６章」を中心に予め読んでおくことレポートの課題の修正や再提出を行う。 （2時間）
【事後学習】復習テストの問題の解答をテキストを使って調べておくこと。 （2時間）
12 「第7章」を読んで格差と教育について考える。
【事前学習】テキストの「第7章」を復習すること。 （2時間）
【事後学習】これまでの授業の要点と課題をノートにまとめること。 （2時間）
13 「第8章」を読んで障害教育について考える。
【事前学習】テキストの「第8 章」を復習すること。 （2時間）
【事後学習】重要な用語に関する内容をノートにまとめること。 （2時間）
14 課題レポート：第7章と８章のいずれかを選んで、40字X40行に設定し、3,000字程度（A4・2枚以内）内容をまとめて下さい。かならず、学科・学年・番号・氏名を記入してください。詳しくはBbで知らせます。
【事前学習】レポート課題に取り組み、完成原稿を作成する。 （3時間）
【事後学習】提出したレポートを再確認し、修正などを行う。 （1時間）
15 15回目：まとめ（授業の総括）
特別な事情があった人は、課題を提出してください。
【事前学習】レポートの課題の修正や再提出を行う。 （2時間）
【事後学習】これまでの提出した課題を振り返り。今後の学習プランを検討すること。 （2時間）
その他
教科書 北野秋男 『教育学へのアプローチ』 啓明出版 2017年 第1版
授業の際には必ずに持参すること。
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 レポート(30%)、授業内テスト(60%)、授業参画度:質疑応答、授業内のミニレポートなど(10%)
復習テスト、課題レポートの提出など、授業への参画度などにより、総合的に評価する。
オフィスアワー 質問や意見などあれば、メールにてお願いします。また、授業内容や課題への質問は個別の対面による面接も行います（要予約）。
Blackboard ,もしくは[email protected]　に送ってください。その場合は、必ず「科目名」と「学科・学年・学生証番号・氏名」を明記した上で、質問内容を明確にして送信してください。
備考 何かの事情で期限内に課題が提出できない場合には、理由を申し出て頂ければ、考慮します。
何か不明な点や質問があれば、メールにてお願いいたします.
追加の課題や資料、変更などがある場合には、Blackboad にてお知らせします。

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