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令和2年度以降入学者 | 教育原論 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 教育原論 | ||||
教員名 | 小野雅章 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | コース科目 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | 遠隔授業(オンディマンド) Blackboard ID : 20224577 |
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授業概要 | 本授業は、中学校・高等学校の教員として必要とされる教育学の教養について、教育思想と歴史の側面から論究することを目的としている。今世紀に入り、急速な勢いで今日いう改革が進行しているが、その課題とするところが、19世紀から20世紀にかけて認識されながら未解決になっているものが多い。そこで、本授業は、教育の理念や制度の歴史を通じて、現代の教育問題を考察する能力を養うような授業内容としている。現代の教育が置かれた状況について、近代教育の特色として、近代・現代を通じての問題、現代社会において新たなに発生した問題、さらに問題解決の糸口がありながら未解決となっている問題などに類別しながら検討する。 |
授業のねらい・到達目標 | 教職課程所科目にもとづき、教育理念や制度の歴史を通し、現代の教育問題を考察する能力を養い、教員としての教育学的教養を身につける科目である(A-1-2,A-2-2,A-4-2,A-8-2)。 <ディプロマポリシーとの関係> この科目は文理学部(学士(教育学))のディプロマポリシーDP1,DP2,DP4,DP8及びカリキュラムポリシーCP1,CP2,CP4,CP8に対応している。 |
授業の方法 | 配信した授業用教材にもとづく課題作成を中心とするが、適宜、メールなどで質問に対応する。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業の概要の説明)
【事前学習】シラバスを確認し、授業の概要を理解しておく (2時間) 【事後学習】授業時に紹介された参考文献を図書館などで確認しておく (2時間) |
2 |
教育学と教育実践(教育学の基本概念1)
【事前学習】予め配布された「教育原論【その1】」を通読し、授業の内容を把握しておく。 (2時間) 【事後学習】授業内容に関する文献を図書館で探し、復習をしておく (2時間) |
3 |
「教育」をめぐる概念と教育学(教育学の基本概念2)
【事前学習】予め配布した「教育原論【その2】」を通読し、授業の内容を把握しておく (2時間) 【事後学習】授業内容に関する文献などを図書館で探して復習しておく (2時間) |
4 |
前近代における人間形成の特色1(学校が機能しない時代の教育)
【事前学習】予め配布した「教育原論【その3】を通読し、授業の内容を把握しておく (2時間) 【事後学習】授業内容に関する文献などを図書館で探して復習しておく (2時間) |
5 |
前近代における人間形成の特色2(前近代の学習施設の特色)
【事前学習】予め配布した「教育原論【その4】」を通読し、授業の内容を把握しておく (2時間) 【事後学習】授業内容に関する文献を図書館で探し復習しておく (2時間) |
6 |
「子ども」の発見と近代教育の成立
【事前学習】予め配布した「教育原論【その5】を通読し、授業の内容を把握しておく (2時間) 【事後学習】授業内容に関する文献を図書館で探し復習しておく (2時間) |
7 |
近代公教育制度の思想的基盤の成立
【事前学習】予め配布した「教育原論【その6】を通読し、授業の内容を把握しておく (2時間) 【事後学習】授業内容に関する文献を図書館で探し復習しておく (2時間) |
8 |
前半のまとめ
【事前学習】教育原論【その1】~【その6】に内容を復習しておく (2時間) 【事後学習】授業内容に関する文献を図書館で探し復習しておく (2時間) |
9 |
近代義務教育制度の特色
【事前学習】予め配布した「教育原論【その8】を通読しておく (2時間) 【事後学習】授業内容に関する文献を図書館で探し復習しておく (2時間) |
10 |
近代中等教育制度の特色
【事前学習】予め配布した「教育原論【その9】を通読し、授業の内容を把握しておく (2時間) 【事後学習】授業内容に関する文献を図書館で探し復習しておく (2時間) |
11 |
近代教授法とペスタロッチの思想
【事前学習】予め配布した「教育原論【その10】を通読し、授業の内容を把握しておく (2時間) 【事後学習】授業内容に関する文献を図書館で探しておく (2時間) |
12 |
ヘルバルトによる体系的教育学の構築
【事前学習】予め配布した「教育原論【その11】を通読し、授業の内容を把握しておく (2時間) 【事後学習】授業内容に関する文献を図書館で探し復習しておく (2時間) |
13 |
近代家族と教育1(西洋の場合) 新教育の思想とその批判 【事前学習】予め配布した「教育原論【その12】を通読し、授業の内容を把握しておく (2時間) 【事後学習】授業内容に関する文献を図書館で探し復習しておく (2時間) |
14 |
戦後日本の教育思想と米国の新教育
【事前学習】予め配布した「教育原論【その13】を通読し、授業の内容を把握しておく (2時間) 【事後学習】授業内容に関する文献を図書館で探し復習しておく (2時間) |
15 |
近代教育の延長としての現代教育(まとめ)
【事前学習】これまでに配布した授業用資料の全てを通読し授業の内容をの総復習をしておく (2時間) 【事後学習】最終レポートを作成して提出する (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | 森川輝紀 『教養の教育学』 三元社 2015年 宮沢康人 『教育思想』 放送大学教育振興会 2003年 山住正己 『日本教育小史』 岩波新書 1987年 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:求めるテーマと内容とを総合的に判断して評価する(60%)、授業参画度:毎回提出する課題の内容の理解度を判断する(40%) |
オフィスアワー | 水曜日2時限(研究室) |