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令和2年度以降入学者 | 生涯学習論 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 生涯学習論 | ||||
教員名 | 佐藤晴雄 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 教育学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | 課題研究(Blackboardを通じた学習資料配信)及び授業の動画配信等(オンライン式を含む)により実施する予定ですが、月に1回程度は対面式で実施します。なお、初日9月22日は対面式で自視する予定です。 ※Blackboard ID:20202318 |
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授業概要 | 生涯にわたる学習機会の提供を図る生涯学習政策は、結局は主として成人の学習の機会と場を保障することを目的にしていると言ってよい。特に、超高齢社会においては団塊の世代などが地域社会で自己実現を図るための環境醸成が生涯学習の課題として認識されるようになった。そうした状況下における成人学習の場は、市民大学や公民館講座に限らず。今後は学校や地域社会においても創られる必要がある。 本講義では、生涯学習の基礎を取り上げるとともに、学習プログラムである学級・講座の在り方を理解し、また実際に授業でプログラムを企画する機会を設定する。そうした研修・講座の在り方と運営方法を身につけることは、これからの教員や公務員、さらに企業(研修担当)でも活用できるので、実際の作業を通じて関係する知識・技術を身に付ける。 また、特に学習プログラムと社会科・公民科等の学習指導案との共通点と相違点が理解できるようにする。 |
授業のねらい・到達目標 | 生涯学習の理論と歴史、制度などとともに学習事業の企画立案と実務について取り上げる。その場合、担当者は教育委員会の社会教育主事としての経験を有することから、実務に根付いた授業を進めることとしたい。なお、この授業は、教育学科の専門科目に位置づいているが、他学科の学生も受講可能である。教育学科の学生にとっては、他の時間・講師による「生涯学習」を履修しても専門科目にならないので留意して欲しい。 本科目は、豊かな知識・教養に基づく高い倫理観、論理的・批判的思考力、問題発見・解決力を身につけるよう配慮します。 また、この科目は文理学部(学士(教育学))のディプロマポリシーDP1,DP2,DP3,DP4及びカリキュラムポリシーCP3,CP7に対応しています。 |
授業の方法 | 講義を中心に進めるが、学習プログラムである研修・講座を企画し、これをチラシにしていく。チラシについてはプレゼンを行うこととする(受講者数によっては希望者のみとする)。また、生涯学習映画を視聴し、これを評価する。 |
履修条件 | なし |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス-授業のテーマや到達目標及び授業の方法について解説する- ※このガイダンスはオンラインにより実施する。 【事前学習】テキストを通読しておくこと (2時間) 【事後学習】授業の目標に照らしてテキストを理解する (1時間) |
2 |
生涯学習の理論をユネスコやOECDの取組を踏まえて取り上げる
【事前学習】生涯学習について概要を理解しておく (2時間) 【事後学習】第2回で取り上げたテキストの章の復習を行う (2時間) |
3 |
生涯学習の歴史-西欧と日本における生涯学習の歴史を取り上げる
【事前学習】教育史との関連から生涯学習の変遷を理解しておく (2時間) 【事後学習】第3回で取り上げたテキストの章の復習を行う (2時間) |
4 |
生涯学習と学校教育を対比させて解説する
【事前学習】関心のある社会問題を考えておく (2時間) 【事後学習】選択した社会問題を再検討する (1時間) |
5 |
生涯学習プログラムの立案の基本を解説する-社会科指導案との比較討-
【事前学習】社会科指導案を入手 (2時間) 【事後学習】指導案とプログラムの違いを理解できるようにする (2時間) |
6 |
生涯学習における市民性教育について論じる
【事前学習】シチズンシップ教育との関わりを予習する (2時間) 【事後学習】市民性をはぐくむ学習事業を考える (2時間) |
7 |
学習事業である学級・講座の在り方を解説する
【事前学習】各自が学習事業のチラシの収集を行う (2時間) 【事後学習】チラシの検討を試みる (2時間) |
8 |
学習事業の広報とチラシの作成の基本を解説する-社会科・公民科指導案との比較-
【事前学習】テキストにより学習プログラムのタイプを理解しておく (1時間) 【事後学習】広報の在り方をチラシから学ぶ (3時間) |
9 |
発達段階に基づく教育課題を解説する
【事前学習】発達段階等を理解する (2時間) 【事後学習】発達段階説の復習を行う (2時間) |
10 |
学習者が作成した学習事業のチラシのプレゼンテーションを行う
【事前学習】各自がチラシを作成しておく (3時間) 【事後学習】他者の作成したチラシを相互に評価する (2時間) |
11 |
研修・講座の運営の基本を解説する
【事前学習】学習事業をイメージしておく (2時間) 【事後学習】学習事業の実際を理解する (2時間) |
12 |
研修講座の評価と課題を解説する
【事前学習】評価とは何かをテキストから理解する (2時間) 【事後学習】学んだことを復習する (2時間) |
13 |
生涯学習映画の鑑賞と受講者による評価を行う
【事前学習】生涯学習映画の意義を理解しておくむ (2時間) 【事後学習】映画鑑賞法を理解する (2時間) |
14 |
試験と解説を行う ※オンライン形式による。 【事前学習】テキストの内容を理解しておく (3時間) 【事後学習】試験の反省を行う (1時間) |
15 |
これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める。 ※オンライン形式による。 【事前学習】これまでの学習を反復しておく (2時間) 【事後学習】これまでの学習を振り返える (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 佐藤晴雄著 『研修・講座のつくりかた』 東洋館出版社 2013年 第1版 テキストは必ず入手し、持参すること。サブテキストとして、前記「社会教育論」で用いた『生涯学習概論』を随時使用する。 |
参考書 | 佐藤晴雄著 『生涯学習概論-第一次改訂版-』 東洋館出版社 2015年 第2版 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(70%)、レポート:10(10%)、授業参画度:20(20%) |
オフィスアワー | 本館4階(月・水・木)。Eメールの場合は、[email protected] に連絡してください。 |