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美術史

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令和2年度以降入学者 美術史
令和元年度以前入学者 美術史
教員名 郭在祐
単位数    2 学年 1~4 開講区分 文理学部
科目群 総合教育科目
学期 前期 履修区分 選択
授業の形態 課題研究型(Power Point)
BlackboardコースID:20210168 水曜1限
授業概要 東アジアの韓国と日本は中国と共に、他のアジアと異なる一大文化圏を形成している。この三国の文化は互いの共通する普遍性と共に互いを区分付ける独自的な特殊性を持っている。隣国である韓国の美術史を通じて歴史、美術(美術史)を理解し、基本的な知識を学びます。韓国美術史の流れを各時代の社会的・文化的背景をもとに三国時代~朝鮮王朝時代の絵画、工芸などの各分野について代表的な作例を中心に取り上げて解説をする。韓国美術と日本美術を比較しながらその展開を捉えていくことを課題にする。
授業のねらい・到達目標 この科目は文理学部(学士(文学)のDP及びCPの1,3,8 に対応しています。
経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて、倫理的な課題を理解し説明することができる(A-1-1)。
仮設に基づく課題や問題を提示し、客観的な情報を基に、論理的・批判的な考察することの重要性を説明できる(A-3-1)。
自己の学修状況の振り返りを行うことができる(A-8-1)。
この科目は文理学部のDP及びCP1,3,8に対応しています。
授業の方法 授業の形式:【課題・自己研究】
Blackbordにより毎回パ-ワポイントで作品の説明と共に説明を載せます。
事前・事後学習は、合わせて2時間の学習を目安にする。
そして、到達度を確認のため毎回にレポ-トの提出。
履修条件 韓国美術や歴史、文化に本当に興味があって、学習したい、そして生かしたい気持ちの強い受講生。
授業計画
1 ガイダンス(各週授業のテ-マや目標及び授業の方法について細かく説明する)
【事前学習】シラバスを事前に確認すること。 (2時間)
【事後学習】授業の内容を認識し、関連知識を深め。 (2時間)
2 どうしてこの授業を受講することにしたのかを明確に、確実な考えをかいてもらう。
【事前学習】受講する理由を考える。 (2時間)
【事後学習】整理する。 (2時間)
3 美意識-韓国の庭園-
【事前学習】日本の庭園について予習と考えてみる。 (2時間)
【事後学習】韓国と日本の庭園の相違点と共通点を考える。 (2時間)
4 美意識-ポジャギ(風呂敷)-
【事前学習】日本の風呂敷について予習と考えてみる。 (2時間)
【事後学習】韓国と日本の風呂敷の相違点と共通点を考える (2時間)
5 庶民の生活と夢-絵に会う-
【事前学習】民画について予習と考えてみる。 (2時間)
【事後学習】韓国と日本の庶民の生活観をそれぞれに考える (2時間)
6 生活の中の屏風と屏風図
【事前学習】日本の屏風と屏風図について予習と考えてみる。 (2時間)
【事後学習】韓国と日本の屏風へ価値観と共通点を考える。 (2時間)
7 韓国の花鳥画・動物画について-朝鮮王朝時代を中心に-
【事前学習】朝鮮王朝時代の絵画を調べる調べる。 (2時間)
【事後学習】韓国と日本の花鳥画の相違点と共通点を考える。 (2時間)
8 薩摩焼沈壽官を考える。
【事前学習】薩摩焼について事前調べをしておくこと。 (2時間)
【事後学習】薩摩焼の誕生と当時の日韓の関係について改めて考える。 (2時間)
9 18世紀の韓国美術-自我発見と独創性-
【事前学習】朝鮮王朝時代の風俗画を事前予習。 (2時間)
【事後学習】韓国と日本の風俗画の相違点と共通点を考える。 (2時間)
10 「韓国・朝鮮」との出会い-日本人画家の活動-
【事前学習】近代韓国絵画について調べ予習をする。 (2時間)
【事後学習】当時の韓国・朝鮮地での日本人画家の活動について考える。 (2時間)
11 画家鄭善(チョンソン)の「金剛山図」の流行
【事前学習】韓国の18世紀と20世紀の絵画について調べて予習する。 (2時間)
【事後学習】両時代での金剛山とはどんな対象であったのかを考える。 (2時間)
12 韓国と日本の作品比較
【事前学習】韓国と日本の様々なジャンルの作品を調べる。 (2時間)
【事後学習】両国の作品の相違点と共通点を改めて考える。 (2時間)
13 韓国の契会図について
【事前学習】参考文献などで該当する概説を読んで置くこと。 (2時間)
【事後学習】日本と中国ではどうだったのか考えてみる。 (2時間)
14 風俗画家「申 潤福」(シン ユンボク)につして
【事前学習】韓国の風俗画画家を調べて置くこと。 (2時間)
【事後学習】当時の韓国社会を考えて見る。 (2時間)
15 総括-全体的な韓国の美について考える-
【事前学習】美術からみられる韓国の美とは何かを考える。 (2時間)
【事後学習】韓国の美と日本の美の相違点と共通点を改めて考える。 (2時間)
その他
教科書 使用しない
参考書 辻惟雄 『日本美術史』 美術出版社 1991年 第1版
安 輝濬 『韓国美術史』 吉川弘文館 1985年 第1版
小林 忠 『日本水墨画全史』 講談社 2018年 第1版
一回目のガイダンス時に参考文献も掲載しますので参考にしてください。
成績評価の方法及び基準 レポート(70%)、授業参画度(30%)
毎回のレポ-トを決められた日に提出する。その提出したレポ-トが出席になります。
オフィスアワー [email protected]

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