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生涯学習支援論2

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令和2年度入学者 生涯学習支援論2
教員名 廣瀬隆人
単位数    2 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 コース科目
学期 集中 履修区分 選択
授業の形態 対面式授業。集中講義
授業概要 ①学習者の特性に応じた学習プログラムの企画立案、運営の方法・技術学ぶ。特に生涯学習推進計画、社会教育計画、年間事業計画、学習プログラム、展開案の段階まで企画できる知識・技術を身につける
②成人の学習者の特性に対応して、人々の主体的な活動を促すための参加型学習の具体的な方法とファシリテーションの方法や展開案を書くことができる技術を身につける
授業のねらい・到達目標 生涯学習支援論2は,学習者の多様な特性に応じた学習支援に関する知識及び技能の習得を図ることを目的として,学習プログラムの編成・参加型学習の実際とファシリテーション技法の内容を扱うこととする。
「参加型学習の実際とファシリテーション技法」については,形式的な手法・技法の習得に止まらず,学習内容や対象との関連を十分に意識しながら展開するものとし,人々の力を引き出し,主体的な参画を促すファシリテーション能力の養成を図る。
授業の方法 講義を基本とする。毎回の授業の中で塾考する時間を取り入れる。各種の参加型学習の方法を紹介しながら授業を展開する。
14回はオンデマンド授業とする。途中いくつかの課題を出すが、メールで送信してもらう予定。
メールで送信する場合には、必ず「日大生涯学習支援論2」というタイトルにすること、それ以外だと受理できないことがあるのでご注意ください。
授業計画
1 ガイダンス-授業のテーマや到達目標及び授業の方法について解説する-
導入のグループワーク、生涯学習推進計画、社会教育計画の実物を見る
【事前学習】社会教育計画の実物を事前にパソコンで閲覧してくること (2時間)
【事後学習】計画の基本的な構造をまとめる (2時間)
2 生涯学習推進計画、社会教育計画はどうして必要なのか
教育の原理としての計画の必要性、実務上の必要性を理解する
【事前学習】生涯学習推進計画と社会教育計画の違いは何か (2時間)
【事後学習】計画が必要な理由をあげる (2時間)
3 背景(課題)、目的(政策)、目標(施策)、ねらい(事務事業)の意味と構造、関係を理解する
計画書の書き方、計画書に必要な項目、留意点、展開案の作り方
【事前学習】目的と目標、ねらいを違いを調べてくる (2時間)
【事後学習】計画書の書き方、表現方法がわかる (2時間)
4 中央教育審議会「人口減少時代の新しい地域づくりに向けた社会教育の振興方策について」(答申)2018にみる「つながりづくり」としての学習プログラム
【事前学習】事前に答申の目次を読んでおくこと (2時間)
【事後学習】答申の骨子をまとめること (2時間)
5 学習者のつながりをつくるための方法・技術としての共通点探しの体験
ワークシートを用いて、人々のつながりを促す方法を体験的に理解する
【事前学習】つながりをつくるための工夫を考えてくること (2時間)
【事後学習】教えたワークの要点をまとめることができる。 (2時間)
6 学習プログラムとアクティビティ、スコープとシークェンス、展開案の書き方、
学習プログラムを構成する要素とその具体例
【事前学習】プログラムとはどんなものがあるのか、身近なプログラムを見つけてくる (2時間)
【事後学習】アクティビティ、スコープとシークェンスの意味がわかる (2時間)
7 地域づくりの主体を形成する「ふりかえり」の理念と評価
ふりかえのり理念と評価の基礎的理解を図る
【事前学習】省察・リフレクションの意味を調べてくる (2時間)
【事後学習】ふりかえりの意味と方法をまとめる (2時間)
8 地域づくりの担い手育成プログラムの実際「ましこ町民大学」の実践とプログラムの工夫
「学びと活動の好循環」の具体的展開例、人づくり、地域づくり、つながりづくり
【事前学習】益子町とましこ町民大学を調べてくる (2時間)
【事後学習】地域づくり実践の具体的な内容をまとめる (2時間)
9 成人の学習者の特質とファシリテーション、ファシリテーションの効果と危険性
ファシリテーターの倫理、教育と洗脳の違い、ファシリテーションと教育の原理
【事前学習】成人の学習者の特質を探してくる (2時間)
【事後学習】ファシリテーションを的確に日本語で説明する (2時間)
10 ファシリテーションの技術、受容と対話を核としたグループ学習の具体的な技術、課題解決のためのワークショップ
【事前学習】ファシリテーションとは何かを調べてくる(英語の意味) (2時間)
【事後学習】ファシリテーションの成立要素をあげる (2時間)
11 小グループでファシリテーターの体験を通じて、技術を習得する。
地域づくり、防災、人権、男女共同参画をテーマとして、ファシリテーターの役割
【事前学習】ファシリテーションの展開を調べておく (2時間)
【事後学習】ファシリテーションの本質を説明する (2時間)
12 主体的で深い学びを引き出すふりかえりの方法と問いかけの具体的な内容と方法を学ぶ
ファシリテーターの問いかけの方法、尋問と問いかけの違い
【事前学習】ファシリテーターの心得を調べておく (2時間)
【事後学習】問いかけの仕方を5つ提案する (2時間)
13 まとめの課題として「ファシリテーターの心得10箇条」をつくる
抽象的なものではなく、具体的なもの、行動をしめすことかできるようにする
【事前学習】ファシリテーターの心得を事前に調べておく (2時間)
【事後学習】自分たちで心をまとめて整理する (2時間)
14 どのように振り返るのか、ふりかえりの方法を解説する
3つの人権アクティビティを紹介して、ふりかえりの具体的方法を学ぶ
【事前学習】ふりかえりの方法を探してくる (2時間)
【事後学習】具体的なふりかえりの方法を開発する (2時間)
15 授業全体としてのふりかえりを行う
【事前学習】エピソードとは何かを調べる (2時間)
【事後学習】ふりかえりの具体的な整理の仕方を列記する (2時間)
その他
教科書 使用しない
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 試験(60%)、授業内テスト:授業途中の課題提出(40%)
オフィスアワー 質問、感想、課題などは必ずメールでしてください。
[email protected](自分の連絡先やメールアドレス、氏名学年、番号などを明記してください)
緊急の場合には、携帯09023621541(自分の名前と学部学年を名乗ってからお話しください)

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