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令和2年度入学者 | ドイツ文化講義3 | ||||
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令和元年度以前入学者 | ドイツ文化講義3 | ||||
教員名 | 大羅志保子 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | ドイツ文学専攻 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 原則的には、12回目までは「オンライン型」と「課題研究」の組み合わせですが、受講生の状況によっては「オンデマンド型」との組み合わせも可能です。13回目以降は「課題研究」となります。 授業開始までにBlackBoardのコースID 20204247 :2020ドイツ文化講義3(大羅志保子・前・水2)に登録し、初回授業の注意事項に従って準備をしておくこと。 |
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授業概要 | 文学研究における文化学 (Kulturwissenschaft) の方法論的可能性を考える。 |
授業のねらい・到達目標 | ゲルマニスティクや文学を専攻し、いずれも文学博士の称号を持つ3人の著者―H. Böhme(ローベルト・ムーズィル研究で博士号)、P. Matussek(ゲーテの『ファウスト』で博士号)、L. Müller(K. Ph. モーリッツの『アントン・ライザー』で博士号)―による文化学についての書物から、いくつかの箇所を抜粋して読むことで、文学研究における文化学の方法論的可能性について検討するのが本授業の目標です。 |
授業の方法 | Blackboardに前もってあげておいたテキストを、受講者はダウンロードし、毎回必ず調べていることが本授業の前提です。また講義科目ではありますが、少人数授業の利点を考慮して、教員と学生との双方向性が確保される授業を念頭においています。授業時に事前学習を前提としている受講者に内容を発表してもらい、教員がフィードバックの意味合いで解説・補足・質疑応答をします。テキストで扱われている各種テーマや概念、人物、文芸思潮、思想や歴史的背景についても各自可能な範囲で下調べをしてください。場合によっては、学習事項の重要度に応じて、課題を課すこともあります。いずれにしろ、本授業に冠されたテーマを理解しようとする積極的な授業態度が要請されています。また、本授業の事前・事後学習は、合わせて4時間の学習を目安とします。 |
履修条件 | 専攻の履修規定による。 |
授業計画 | |
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1 |
オリエンテーション: 授業のテーマ、授業の進め方、到達目標、事前学習・事後学習について解説します。受講生の研究分野について話してもらいます。
【事前学習】自らの研究分野や前期の研究プランについて、口頭での素描が可能なように、必要があれば文献を参照するなどして、できる範囲で準備しておいてください。 (2時間 ) 【事後学習】第1回目の授業で使用したテキスト該当部の音読練習と、授業内容の復習。 (2時間 ) |
2 |
Kulturwissenschaft" als Programm: Internationale Anstöße: Wer studieren will, erwartet zu Recht......
【事前学習】テキスト7-10頁を音読練習し、「授業の方法」欄に指示したやり方で調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】第2回目の授業で使用したテキスト該当部の音読練習と、授業内容の復習。 (2時間) |
3 |
"Kulturwissenschaft" als Programm: New Historicism: Der "New Historicism" ist......
【事前学習】テキスト11-13頁を音読練習し、「授業の方法」欄に指示したやり方で調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】第3回目の授業で使用したテキスト該当部の音読練習と、授業内容の復習。 (2時間) |
4 |
"Kulturwissenschaft" als Programm: New Historicism: Der "New Historicism" ist......
【事前学習】テキスト14-16頁を音読練習し、「授業の方法」欄に指示したやり方で調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】第4回目の授業で使用したテキスト該当部の音読練習と、授業内容の復習。 (2時間) |
5 |
"Kulturwissenschaft" als Programm: Mentalitätsgeschichte: Der Neologismus......
【事前学習】テキスト16-18頁を音読練習し、「授業の方法」欄に指示したやり方で調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】第5回目の授業で使用したテキスト該当部の音読練習と、授業内容の復習。 (2時間) |
6 |
Die deutsche Diskussion: Eine umfassende Geschichte der......
【事前学習】テキスト19-21頁を音読練習し、「授業の方法」欄に指示したやり方で調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】第6回目の授業で使用したテキスト該当部の音読練習と、授業内容の復習。 (2時間) |
7 |
Die deutsche Diskussion: Freilich beerbt das Projekt......
【事前学習】テキスト22-24頁を音読練習し、「授業の方法」欄に指示したやり方で調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】第7回目の授業で使用したテキスト該当部の音読練習と、授業内容の復習。 (2時間) |
8 |
Die deutsche Diskussion: Im Rückblick auf die im Jahr 1971......
【事前学習】テキスト25-27頁を音読練習し、「授業の方法」欄に指示したやり方で調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】第8回目の授業で使用したテキスト該当部の音読練習と、授業内容の復習。 (2時間) |
9 |
Die deutsche Diskussion: Der hier verwendete Begriff der Ausweitung......
【事前学習】テキスト28-30頁を音読練習し、「授業の方法」欄に指示したやり方で調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】第9回目の授業で使用したテキスト該当部の音読練習と、授業内容の復習。 (2時間) |
10 |
Theorie symbolischer Formen (Ernst Cassirer, Aby Warburg): Die gegenwärtigen Bemühungen......
【事前学習】テキスト66-68頁を音読練習し、「授業の方法」欄に指示したやり方で調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】第10回目の授業で使用したテキスト該当部の音読練習と、授業内容の復習。 (2時間) |
11 |
Theorie symbolischer Formen (Ernst Cassirer, Aby Warburg): Die konstruktiven Codes bzw. Logiken......
【事前学習】テキスト69-71頁を音読練習し、「授業の方法」欄に指示したやり方で調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】第11回目の授業で使用したテキスト該当部の音読練習と、授業内容の復習。 (2時間) |
12 |
Theorie symbolischer Formen (Ernst Cassirer, Aby Warburg): Aby M. Warburg (1866-1929) war......
【事前学習】テキスト72-73頁を音読練習し、「授業の方法」欄に指示したやり方で調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】第12回目の授業で使用したテキスト該当部の音読練習と、授業内容の復習。 (2時間) |
13 |
到達度の確認と解説
【事前学習】テキスト66-68頁を音読練習し、「授業の方法」欄に指示したやり方で再確認しておくこと。 (2時間) 【事後学習】第13回目の授業で使用したテキスト該当部の音読練習と、授業内容の復習。 (2時間) |
14 |
1回から13回目までの授業内容についての質疑応答を行う。
【事前学習】テキスト69-71頁を音読練習し、「授業の方法」欄に指示したやり方で再確認しておくこと。 (2時間) 【事後学習】第14回目の授業で使用したテキスト該当部の音読練習と、授業内容の復習。 (2時間) |
15 |
これまでの復習・解説を行い、授業の理解を深める。
【事前学習】テキスト72-73頁を音読練習し、「授業の方法」欄に指示したやり方で再確認しておくこと。 (2時間) 【事後学習】第15回目の授業で使用したテキスト該当部の音読練習と、授業内容の復習。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 授業時に使用する教材を、毎回、或いは授業の進行度に応じた間隔で、前もってBlackboardに掲示しておきます。 |
参考書 | 必要があれば授業時に指示します。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:レポートは、第13回、または14回目の授業時に課する予定ですが、場合によっては、授業で扱った事柄について小レポートを課することもあります。(70%)、授業参画度:授業参画度は、毎回のテキスト音読を伴う発表や質疑応答等が予測されます。(20%)、自分の研究テーマのみならず、授業で使用するテキストや資料についての広い見識が求められています。つまり、事前に充分下調べをし、それに基づいて、授業時に他の受講生や教員との検討や討論をする用意ができていることが期待されています。(10%) |
オフィスアワー | Blackboardを通して、または教員へのメールで実施。 |