検索したい科目/教員名/キーワードを入力し「検索開始」ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に1文字スペースを入れずに、検索してください。
令和2年度入学者 | 歴史地理学特論Ⅰ | ||||
---|---|---|---|---|---|
令和元年度以前入学者 | 歴史地理学特論Ⅰ | ||||
教員名 | 井村博宣 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 開講区分 | 文理学部 | |
科目群 | 地理学専攻 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | Zoom、Google Classroom、Blackboardによるオンライン授業に課題研究を交えて実施する。 |
---|---|
授業概要 | 歴史地理学研究の方法 |
授業のねらい・到達目標 | 本講義では、自然と人文の地理的事象の地域的展開過程について、古地図の読解、文献・文書解読等を通して往事の地理的情報を復元・把握し分析する歴史地理学研究の方法について修得する。授業は、精選した史資料を用い、具体的な事例を通して、自然・人文の分野を問わず地理学研究全般に及ぶ有効性を解説する。 |
授業の方法 | 講義形式と演習形式。講義形式にて古地図・古文書等の種類や利用法等について確認した後,ゼミ(演習)形式にて伊能図・測量日記等を読解する。なお授業は,担当者の研究成果を交えながら教授する。 |
履修条件 | なし |
授業計画 | |
---|---|
1 |
ガイダンス
【事前学習】シラバスを事前確認しておくこと。 (2時間) 【事後学習】第2回目以降の授業に備え、授業で説明した内容について整理し理解しておくこと。 (2時間) |
2 |
古地図
【事前学習】古地図の種類や特徴について調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業で学んだ古地図の種類や利用上の留意点について整理し理解を深めておくこと。 (2時間) |
3 |
資料吟味と読図1(河川変動等)
【事前学習】「歴史地理学」や「人文地理」等に掲載された古地図を用いた自然環境の変化に関わる研究について紐解いておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業で学んだ資料吟味や分析方法について整理し理解しておくこと。 (2時間) |
4 |
資料吟味と読図2(集落・土地利用等)
【事前学習】「歴史地理学」や「人文地理」等に掲載された古地図を用いた社会環境の変化の研究について紐解いておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業で学んだ資料吟味や分析方法について整理し理解しておくこと。 (2時間) |
5 |
古文書
【事前学習】「歴史地理学」や「人文地理」等に掲載された古文書を用いた研究について紐解いておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業で学んだ古文書の種類や利用上の留意点について整理し理解を深めておくこと。 (2時間) |
6 |
資料吟味と講読1(歴史災害)
【事前学習】第6回授業に関わる菊地万雄論文を講読しておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業で学んだ資料吟味や分析方法について整理し理解を深めておくこと。 (2時間) |
7 |
資料吟味と講読2(集落・土地利用等)
【事前学習】「歴史地理学」や「人文地理」等に掲載された集落・土地利用の研究について紐解いておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業で学んだ資料吟味や分析方法について整理し理解を深めておくこと。 (時間) |
8 |
演習1:伊能図と測量日記
【事前学習】伊能忠敬について調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業で学んだ伊能図と測量日記の特徴とその利用上の留意点について整理し理解を深めておくこと。 (2時間) |
9 |
伊能忠敬の測量と製図
【事前学習】第9回授業に関わる井村論文を講読しておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業で学んだ伊能忠敬測量隊の地図作りの特徴について整理し理解しておくこと。 (2時間) |
10 |
伊能図・測量日記にみる讃岐島嶼部
【事前学習】第10回授業に関わる井村論文を講読しておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業で学んだ研究手法について理解を深めておくこと。 (2時間) |
11 |
伊能図・測量日記にみる仙台藩領沿岸地域
【事前学習】第11回授業に関わる井村論文を講読しておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業で学んだ研究手法について理解を深めておくこと。 (2時間) |
12 |
演習2:考古資料等を含めた考察
【事前学習】「歴史地理学」や「人文地理」等に掲載された考古資料等を用いた研究について紐解いておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業で学んだ研究手法について理解を深めておくこと。 (2時間) |
13 |
資料吟味と読解1(古代官道)
【事前学習】第13回授業に関わる井村論文を講読しておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業で学んだ研究手法について理解を深めておくこと。 (2時間) |
14 |
資料吟味と読解2(古代海路)
【事前学習】第14回授業に関わる井村論文を講読しておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業で学んだ研究手法について理解を深めておくこと。 (2時間) |
15 |
振り返りと理解度の確認
【事前学習】第1回~第14回授業の内容について理解し直しておこと。 (2時間) 【事後学習】第1回~第15回授業の内容を整理し、自らの研究に活用できるよう理解を深めておくこと。 (2時間) |
その他 | |
---|---|
教科書 | 使用せず。教材は授業時に配布する。 |
参考書 | その都度、授業中に紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:課題レポート(古文書・古地図読解含む)(100%) |
オフィスアワー | 遠隔授業時は、開講時に指示する。 対面授業時は、木曜日の12:30~13:30に8号館5階A-506研究室とする。 |
備考 | ①今後、新型コロナウイルスの感染状況や受講生の特徴をみながら弾力的に実施する。 ②資質向上のため手書きのノートを推奨し、板書に相当するものの撮影や録音等は禁止する。 ③校務による休講とその補講があります。 |