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令和2年度入学者 | 総合研究1 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 総合研究1 | ||||
教員名 | 久保木秀夫 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 国文学専攻 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | ・毎回zoomなどを活用しながら、オンライン授業により、原本資料の図版を参照しつつ、原本資料に接することなく、どれだけの書誌学・文献学的研究に資する情報を引き出していけるか、という実践を積み重ねていく。必要に応じて課題研究の回を設ける可能性もある。 ・なお履修者は、初回授業開始時までに必ず、Blackboardへの登録を済ませておくこと。Blackboard IDは、20204171。 |
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授業概要 | 中古中世文学に関するさまざまな原本資料の図版を対象とし、いわゆる書誌学・文献学に基づいた古典文学の研究方法を専門的に学んでいく。 |
授業のねらい・到達目標 | ・原本資料そのものではない図版に基づくという制約下でなお、原本資料固有の情報を、可能な限り、自在に引き出せるようになる。 ・他の多くの関連資料と比較しながら、調査対象としている原本資料の特徴、個性を明らかにできるようになる。 ・書誌学・文献学に基づく日本古典文学研究方法を実践的に習得し、活用できるようになる。 |
授業の方法 | ・オンラインでの講義形式と演習形式を織り交ぜる。 ・web上で公開されている各所蔵期間の原本画像をも積極的に活用していく。 |
授業計画 | |
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1 |
スタートアップ:文献学・書誌学について(オンライン授業)
【事前学習】シラバスをよく読み、履修者自身の関心の所在を検討してくること。 (2時間) 【事後学習】配布プリントに基づき学修内容を復習しておくこと。 (2時間) |
2 |
講義:複製・影印等の原本資料の図版について(オンライン授業)
【事前学習】配布プリントの指示部分をあらかじめ読んでおくこと。 (2時間) 【事後学習】配布プリントに基づき学修内容を復習しておくこと。 (2時間) |
3 |
講義:web画像等の原本資料の図版について(オンライン授業)
【事前学習】配布プリントの指示部分をあらかじめ読んでおくこと。 (2時間) 【事後学習】配布プリントに基づき学修内容を復習しておくこと。 (2時間) |
4 |
講義・実習:原本資料の形態について 巻子本・折本(オンライン授業)
【事前学習】配布プリントの指示部分をあらかじめ読んでおくこと。 (2時間) 【事後学習】配布プリントに基づき学修内容を復習しておくこと。 (2時間) |
5 |
講義:原本資料の形態について 粘葉装(オンライン授業)
【事前学習】配布プリントの指示部分をあらかじめ読んでおくこと。 (2時間) 【事後学習】配布プリントに基づき学修内容を復習しておくこと。 (2時間) |
6 |
講義:原本資料の形態について 列帖装(オンライン授業)
【事前学習】配布プリントの指示部分をあらかじめ読んでおくこと。 (2時間) 【事後学習】配布プリントに基づき学修内容を復習しておくこと。 (2時間) |
7 |
講義:原本資料の形態について 袋綴ほか(オンライン授業)
【事前学習】配布プリントの指示部分をあらかじめ読んでおくこと。 (2時間) 【事後学習】配布プリントに基づき学修内容を復習しておくこと。 (2時間) |
8 |
実践:上代散文の写本(オンライン授業)
【事前学習】配布プリントの指示部分をあらかじめ読んでおくこと。 (2時間) 【事後学習】配布プリントに基づき学修内容を復習しておくこと。 (2時間) |
9 |
実践:上代韻文の写本(オンライン授業)
【事前学習】配布プリントの指示部分をあらかじめ読んでおくこと。 (2時間) 【事後学習】配布プリントに基づき学修内容を復習しておくこと。 (2時間) |
10 |
実践:中古散文の写本(オンライン授業)
【事前学習】配布プリントの指示部分をあらかじめ読んでおくこと。 (2時間) 【事後学習】配布プリントに基づき学修内容を復習しておくこと。 (2時間) |
11 |
実践:中古韻文の写本(オンライン授業)
【事前学習】配布プリントの指示部分をあらかじめ読んでおくこと。 (2時間) 【事後学習】配布プリントに基づき学修内容を復習しておくこと。 (2時間) |
12 |
実践:中世散文の写本(オンライン授業)
【事前学習】配布プリントの指示部分をあらかじめ読んでおくこと。 (2時間) 【事後学習】配布プリントに基づき学修内容を復習しておくこと。 (2時間) |
13 |
実践:中世散文の写本(オンライン授業)
【事前学習】配布プリントの指示部分をあらかじめ読んでおくこと。 (2時間) 【事後学習】配布プリントに基づき学修内容を復習しておくこと。 (2時間) |
14 |
ディスカッション:最新の研究状況の再確認と今後の研究の方向性について(オンライン授業)
【事前学習】配布プリントの指示部分をあらかじめ読んでおくこと。 (2時間) 【事後学習】最新の研究状況に関する論文を読んでおくこと。 (2時間) |
15 |
総括:学期末レポートについて(オンライン授業)
【事前学習】これまでの学修内容全般を振り返っておくこと。 (2時間) 【事後学習】学期末レポートに取り組むこと。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 笠間影印叢刊刊行会 『字典かな―出典明記』 笠間書院 1972年 その他、共有ファイル等を介してPDFプリント類を配布する。 |
参考書 | 国文学研究資料館 『古典籍研究ガイダンス 王朝文学をよむために』 笠間書院 2012年 堀川貴司 『書誌学入門 古典籍を見る・知る・読む』 勉誠出版 2010年 その他、授業中に適宜紹介していく。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:履修生の研究テーマと関わる原本資料の図版を選び、その分析結果をまとめる。(50%)、授業参画度:原本資料の図版をめぐる講義やディスカッション等においての積極的な姿勢や発言等から判断する。(50%) |
オフィスアワー | 随時メールで受け付ける。必要に応じてオンライン面談をも行う。ただし対応までに時間を要することもある。 |