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令和2年度入学者 | 日本史特殊講義5 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 日本史特殊講義5 | ||||
教員名 | 楠家重敏 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 史学専攻 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 集中授業 |
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授業概要 | ジャパノロジーことはじめ。日本アジア協会の諸論文を精読し解説を施す。 |
授業のねらい・到達目標 | 19世紀中葉のジャパノロジー(外国人の日本研究)について検証し、外国人の日本研究の発想や調査方法を考察する。どのような資料や文献を用いているかチェックする。グローバル・ヒストリーの理解ができるようになる。 |
授業の方法 | 原則的に講義を行うが、理解度と到達度を検証するために学生との質疑応答を実施する。 *履修者は初回講義開始までにBlackboardのコース登録をすること。受講者への連絡はBlackboardの“連絡事項”欄に掲示するので随時確認すること。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス――西欧人の日本研究、日本アジア協会。
【事前学習】日本アジア協会について調べる (2時間) 【事後学習】西欧人の日本研究を確認する (2時間) |
2 |
イギリス人のアジア研究――ロイアルアジア協会、インドと中国での地域研究。
【事前学習】教科書の序章を予習 (2時間) 【事後学習】教科書の序章を再読 (2時間) |
3 |
日本アジア協会の成立(1872)――サトウ「琉球について」、ジャパン・ウイークリー・メイル。
【事前学習】教科書の第1章を予習 (2時間) 【事後学習】教科書の第1章を再読 (2時間) |
4 |
日本ブーム(1873)――ドイツ・アジア協会、岩倉使節団(イタリアでの体験)、東洋学者会議(フランス・パリ)。
【事前学習】教科書の第2章を予習 (2時間) 【事後学習】教科書の第2章を再読 (2時間) |
5 |
会則規定(1873)—―協会組織、日本語改良問題、日本の刀剣、日本の建築技術。
【事前学習】教科書の第3章を予習 (2時間) 【事後学習】教科書の第3章を再読 (2時間) |
6 |
神道シンポジウム(1874)—―内地旅行権、サトウの伊勢神宮論、神道シンポジウム。
【事前学習】教科書の第4章を予習 (2時間) 【事後学習】教科書の第4章を再読 (2時間) |
7 |
紀要創刊号刊行(1874)—―深海測量、日本語比較研究、気象観測。
【事前学習】教科書の第5章を予習 (2時間) 【事後学習】教科書の第5章を再読 (2時間) |
8 |
日本学の第一人者(1874)—―純粋神道の復活、ヘールツ、新潟紀行。
【事前学習】教科書の第6章を予習 (2時間) 【事後学習】教科書の第6章を再読 (2時間) |
9 |
新しい波(1875)—―相互開催の提案、英仏駐屯軍の撤退、日本の言い伝え。
【事前学習】教科書の第7章を予習 (2時間) 【事後学習】教科書の第7章を再読 (2時間) |
10 |
ターニングポイント(1876)—―ヘールツの論文、日本の風と海流、枕詞と掛詞。
【事前学習】教科書の第8章を予習 (2時間) 【事後学習】教科書の第8章を再読 (2時間) |
11 |
横浜と東京(1877~1878)—―日本の刑法典、日中キリスト教伝来史、秀吉の朝鮮侵略、狂言の中世日本語。
【事前学習】教科書の第9章と第10章を予習 (2時間) 【事後学習】教科書の第9章と第10章を再読 (2時間) |
12 |
啓蒙と専門研究(1879)—―ユーラシア横断記、祝詞の英訳、江戸の大名屋敷。
【事前学習】教科書の第11章を予習 (2時間) 【事後学習】教科書の第11章を再読 (2時間) |
13 |
日本語への関心(1879)—―日本語のローマ字表記、サトウ論文、日本のガリバー。
【事前学習】教科書の第12章を予習 (2時間) 【事後学習】教科書の第12章を再読 (2時間) |
14 |
研究の多様化(1880)—―ノルデンショルドの航海、朝鮮語のローマ字表記、大森貝塚論議。
【事前学習】教科書の第13章を予習 (2時間) 【事後学習】教科書の第13章を再読 (2時間) |
15 |
成果と展望(1880~1883)—―日本初期印刷史、英訳古事記、日本旅行案内。
【事前学習】教科書の終章を予習 (2時間) 【事後学習】教科書の終章を再読 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 楠家重敏 『ジャパノロジーことはじめ』 晃洋書房 2017年 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | レポート:15回目授業にレポートを提出(50%)、授業参画度:毎回の授業参画度でチェックする(50%) |
オフィスアワー | 授業終了後に受け付ける。 |