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書法1

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令和2年度入学者 書法1
令和元年度以前入学者 書法1
教員名 亀田絵里香
単位数    1 学年 1~4 開講区分 文理学部
科目群 コース科目
学期 半期 履修区分 必修
授業の形態 ①オンデマンド型の遠隔授業(15回/BlackboardでPPT資料(PDF)を配信する)を行う。
②履修条件は「実技科目のため、各自書道用具一式を揃え、毎週自宅で書道をすることができる」こと。
③概ね17人までの履修を許可する。人数超過の場合は、抽選を行う。
Blackboard ID: 20203967
授業概要 毛筆書写及び硬筆書写(楷書・行書・漢字仮名交じりの書)の基本点画や運筆を学び、古典臨書を通して構成や書の表現方法について講義、演習を行う。また、書道教室経営者としての実務経験をもとに、小中学生に書写の指導をする際、教えるポイントについて授業を行う。
授業のねらい・到達目標 ①小学校及び中学校国語科書写の学習指導要領を理解する。
②書写書道の基本的な執筆方法や筆遣いを理解し、書体の特徴について説明することができる。
③古典の臨書を通して文字結体や紙面の構成、効果的な線条を身につける。
④将来、教壇に立った時に書写の授業を自信をもって実践することができるようになる。
授業の方法 ◇9月24日から1月14日までの授業実施日(15回)にBlackboardを通して、オンデマンド教材(PDF)を配信する(15分程度)。

◇受講生は、その教材を視聴し、学修すること。

◇実技科目。

◇課題の提出方法、フィードバック方法等については、授業内で指示する。

◇課題を練習し、作品提出。(提出方法は、撮影したものかスキャンした画像をメールについ添付して送信すること)

◇また、作品の自己評価は上記の作品画像と一緒にメール本文に入力して送信すること。

◇質問はメールで受け付ける。

◇授業内試験を最終日に行う。

◇授業用のメールアドレス [email protected]
履修条件 ①実技科目のため「各自書道用具一式を揃え、毎週自宅で書道をすることができる」こと。
②概ね17人までの履修を許可する。
9月7日(月)~9月19日(土)23時59分までにグーグルフォームで所定の手続きを取ること。受講許可は9月23日(水)COMITS2にて発表予定。
授業計画
1 授業ガイダンス。シラバスをもとに、授業内容を確認する。(オンデマンド授業)
【事前学習】シラバスを通読し、授業全体の流れを理解しておく。 (2時間)
【事後学習】文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/1384661.htm)の国語科書写の学習指導要領を通読して、疑問や不明な点をノートにまとめておく。 (2時間)
2 小学校及び中学校国語科書写の学習指導要領に関する要点の解説を行い教科指導の概要を学ぶ。述語(用語及び用具)の解説を行う。(オンデマンド授業)
【事前学習】書写に関する学習指導要領の抜刷を作成し、要点を転記しておく。 (2時間)
【事後学習】本時の内容をまとめ、述語の整理をしておく。次週(第3回)から実技実習を開始する。必要な書道用具一式を揃えること。疑問や不明な点は、メールで質問すること。 (2時間)
3 楷書の基本点画①(横画・縦画・右はらい・左はらい)の書き方を学ぶ。毛筆を使い、9つある基本点画のうち4つの運筆について学修する。書道用具を使用する。(オンデマンド授業)
【事前学習】実技実習に備え書道の用具用材を揃えておく。疑問や不明な点は、メールで質問すること。 (2時間)
【事後学習】本時で学んだ内容をまとめ、学習した用筆を繰り返し練習しておく。 (2時間)
4 楷書の基本点画②(はね・折れ・そり・まがり・右上はらい)の書き方を学ぶ。毛筆を使い、9つある基本点画のうち5つの運筆について学修する。書道用具を使用する。(オンデマンド授業)
【事前学習】実技実習に備え書道の用具用材を揃えておく。 (2時間)
【事後学習】本時で学んだ内容をまとめ、学習した用筆を繰り返し練習しておく。 (2時間)
5 第3回、第4回の授業で学んだ「基本点画」を完璧に書けるように練習する。書道用具を使用する。(オンデマンド授業)書道用具を使用する。
【事前学習】9つの基本点画の資料を通読する事。 (2時間)
【事後学習】繰り返し練習して、翌週の授業に臨むこと。 (2時間)
6 半紙に楷書で2文字「春光」を書く。前時までに学習した楷書の基本点画を活用して半紙に毛筆で表現する。書道用具を使用する。(オンデマンド授業)
【事前学習】実技実習に備え書道の用具用材を揃えておく。課題に含まれる基本点画を確認しておく。 (2時間)
【事後学習】本時の自己評価をまとめ、学習した用筆を繰り返し練習しておく。 (2時間)
7 半紙に「九成宮醴泉銘」より「清風」を臨書する。結体上の背勢を学ぶとともに古典臨書の方法(執筆法、運筆法)について学修する。書道用具を使用する。(オンデマンド授業)
【事前学習】実技実習に備え書道の用具用材を揃えておく。「九成宮醴泉銘」について事前に調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】本時の自己評価をまとめ、本時で学習した用筆を繰り返し練習しておく。 (2時間)
8 半紙に「孔子廟堂碑」より「清風」を臨書する。結体上の向勢を学ぶとともに古典臨書の方法(執筆法、運筆法)について学修する。書道用具を使用する。(オンデマンド授業)
【事前学習】実技実習に備え書道の用具用材を揃えておく。「孔子廟堂碑」について事前に調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】本時の自己評価をまとめ、本時で学習した用筆を繰り返し練習しておく。 (2時間)
9 行書の基本的な筆遣い(点画の省略・丸み・筆順の変化・収筆の変化・連続)を学ぶ。行書で半紙2文字「日本」を表現する。書道用具を使用する。(オンデマンド授業)
【事前学習】実技実習に備え書道の用具用材を揃えておく。 (2時間)
【事後学習】本時の自己評価をまとめ、本時で学習した用筆を繰り返し練習しておく。 (2時間)
10 半紙に行書で2文字「紅葉」を書く。前時に学習した行書の基本的な筆遣いを活用して半紙に毛筆で表現する。行書の筆路、実画と虚画について理解する。書道用具を使用する。(オンデマンド授業)
【事前学習】実技実習に備え書道の用具用材を揃えておく。基本的な筆遣いを確認しておく。 (2時間)
【事後学習】本時の自己評価をまとめ、本時で学習した用筆を繰り返し練習しておく。 (2時間)
11 半紙に「蘭亭序」より「氣清」を臨書する。行書の古典臨書の方法(執筆法、運筆法)について学ぶとともに、「蘭亭序」の特徴や歴代書論の評価について学修する。書道用具を使用する。(オンデマンド授業)
【事前学習】実技実習に備え書道の用具用材を揃えておく。 (2時間)
【事後学習】本時の自己評価をまとめ、本時で学習した用筆を繰り返し練習しておく。 (2時間)
12 「初唐の三大家」と「王羲之」について学ぶ。(オンデマンド授業)書道用具は必要ない。
【事前学習】第11回の資料を通読しまとめておく。 (2時間)
【事後学習】最終回の授業内テストに備える。 (2時間)
13 半紙に漢字仮名交じりの書で行書に調和する「豊かな発想」を書く。学習した行書の基本的な筆遣いを活用して半紙に毛筆で表現する。書道用具を使用する。(オンデマンド授業)
【事前学習】実技実習に備え書道の用具用材を揃えておく。基本的な筆遣いを確認しておく。 (2時間)
【事後学習】本時の自己評価をまとめ、本時で学習した用筆を繰り返し練習しておく。 (2時間)
14 学習内容の整理。(オンデマンド授業)書道用具は必要ない。
学習指導要領を再度確認し、これまで学習してきた各体の筆遣いや文字の線条の構成要素についておさらいする。本講座で学習した書写書道の述語についてノートにまとめる。
【事前学習】確認テストに備えて各体の基本点画、その他書写書道の述語の整理をしておく。 (2時間)
【事後学習】試験対策問題を暗記する。 (2時間)
15 授業内テスト。本講座で学習した書写書道の述語についての確認テストを行う。(オンデマンド授業)
【事前学習】これまで学習してきたことを整理し、ノートにまとめておく。確認テストに備えて各体の基本点画、その他書写書道の述語の整理をしておく。 (2時間)
【事後学習】試験問題の正解を各自確認する。 (2時間)
その他
教科書 教科書は使用せず、資料を提示する。
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 レポート:半紙作品とレポート、自己評価の提出により理解度と書技力を評価の対象とする。(70%)、授業内テスト:述語の確認テストを行う。(10%)、授業参画度:オンデマンド教材の視聴状況を評価する。(20%)
オフィスアワー 質問は、直接回答する。(メールにて質問すること)
備考 シラバスの内容は、学生の皆さんの学修の状況を考慮して、変更することもあります。
また、事前学習・事後学習の時間は目安です。

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