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令和元年度以前入学者 | 書道科教育法Ⅱ | ||||
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教員名 | 山本まり子 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | コース科目 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業の形態 | 毎時間、Zoomによるオンライン(同時双方向)授業を実施する。オンライン授業の開始時刻は時間割通り、14時40分。Zoom情報はGoogleドライブ内に収める(GoogleドライブのURLは2020年度前期「書道科教育法Ⅰ」において使用したものと同一である)。 教材の中には動画も含める。動画の容量の都合上、Googleドライブ内に収めるデータを主として使用するが、第1回目までにBlackboardへの登録は済ませておくこと。課題(受講生作成の成果物)へのフィードバックはE-mailによって行う。 Blackboard ID: 20203939 |
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授業概要 | 書道科教育を実践する上で必要な知識・技能の習得、及び指導力の向上を図る。 |
授業のねらい・到達目標 | 1)書道科の教員に必要な知識・技能を習得し、生徒の実状を考慮した授業設計、授業づくり(指導内容・方法、評価)の構想を示すことができる。 2)書道科教育におけるICT活用、及び効果的な教材開発の方法・内容について理解し、実践できる。 中学校・高校(書写・書道)における教員経験のある授業担当者がその経験を活かして上記の達成に努める。 |
授業の方法 | 講義形式に受講生による実践形式を交える。受講生による模擬授業の実践を行い、受講生間における相互批評会も行う。また実際に毛筆による実習も行う。 データ化した教材・連絡事項の全てを指定のGoogleドライブ内に収める(配信する情報はそこに集約する)。GoogleドライブのURLは2020年度前期「書道科教育法Ⅰ」において使用したものと同一である)。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業概要・到達目標・授業の方法、及び本授業に関する評価基準等について補足説明を行う)。芸術科書道における学習概容について説明を行う。
【事前学習】シラバスの事前確認を行う。文部科学省HP上、『高等学校学習指導要領』「書道」(平成30年)の事項を通読しておく。 (2時間) 【事後学習】シラバスの再確認を行う。当日の出席者に対して課題の提出日、提出物についてその後こちらから再度連絡することは基本的にはないので注意のこと。芸術科書道における学習概容のうち、本授業において取り上げる事項についてノートにまとめておく。 (2時間) |
2 |
『高等学校学習指導要領』「書道」の趣旨、及び書道科の教員に必要な知識・技能について解説を行う。
【事前学習】文部科学省HPから『高等学校学習指導要領』「書道」(平成30年)をダウンロードし、印字したものを当日(第2回目)用意する。通読しておくこと。 (2時間) 【事後学習】上記資料のうち、授業中、指摘する箇所を再読する。 (2時間) |
3 |
書道科の教員に求められる資質・能力等について意見を求める。その後、適宜、補足説明を行う。
【事前学習】「書道科の教員に求められる資質・能力」について意見が述べられるように考えをまとめてくる。 (2時間) 【事後学習】本講座において後日実施する実践の中で活かせるように本学習内容をノートにまとめておく。 (2時間) |
4 |
生徒の実状を踏まえた良い授業について全員で考える。
【事前学習】これまで受けてきた授業を含めて良い授業とはどのようなものか、また、それと対極をなす授業とどこが違うのか、各自考えてくる。 (2時間) 【事後学習】他者の意見も踏まえ、各自が良い授業だと思うその理由、要素についてノートにまとめておく。 (2時間) |
5 |
各自、指導案の作成(①教材を工夫する、②アクティブ・ラーニング、③ICT活用を取り入れる)を行う。
【事前学習】プリント①「アクティブ・ラーニングとは」・「主体的・対話的で深い学びについて」、通読。 (1時間) 【事後学習】上記「プリント①」を再読し、要点整理を行う。指定の提出日に合わせて、各自、指導案作成を進めておく。 (3時間) |
6 |
指導案の作成・提出(①教材を工夫する。②アクティブ・ラーニング、③ICT活用を取り入れる)を行う。
【事前学習】前回(第5回目)の授業中、指定する事項を踏まえ、各自作成の指導案の内容について再検討を行う。その上で指導案をまとめる。 (3時間) 【事後学習】作成中の指導案の中、授業中、指摘を受けた箇所について補訂を加えておく。 (1時間) |
7 |
既に作成した指導案を基に模擬授業を行う(1人20分以内)。その後、受講生間の相互批評の時間を設ける。
【事前学習】発表者は、当日(第7回目)の発表に備えて各自、要点をまとめておく。また他者作成の指導案について各自、検討を行う。プリント②「書写と書道との連関を図る」、「三つの要素を意識して『能動的』に取り組む」を通読し、実践研究の動向にも目を向ける。模擬授業を行うにあたり、参考となる文献等の収集に努める。 (2時間) 【事後学習】発表した指導案の中、授業中、指摘を受けた箇所について補訂を加え、各自の考えをまとめておく。当該指導案は後日、提出する(以下、同)。教材の工夫、アクティブ・ラーニング、ICT活用の視点を捉え、他者による発表内容の良い点、改善点を指定の用紙に書き出す。 (2時間) |
8 |
模擬授業(1人20分以内)、及び受講生間の相互批評を行う。
【事前学習】発表者は、当日(第8回目)の発表に備えて各自、要点をまとめておく。また他者作成の指導案について検討を行う。 (2時間) 【事後学習】教材の工夫、アクティブ・ラーニング、ICT活用の視点を捉え、他者による発表内容の良い点、改善点を指定の用紙に書き出す。 (2時間) |
9 |
模擬授業(1人20分以内)、及び受講生間の相互批評を行う。
【事前学習】発表者は、当日(第9回目)の発表に備えて各自、要点をまとめておく。また他者作成の指導案について各自、検討を行う。 (2時間) 【事後学習】教材の工夫、アクティブ・ラーニング、ICT活用の視点を捉え、他者による発表内容の良い点、改善点を指定の用紙に書き出す。 (2時間) |
10 |
模擬授業(1人20分以内)、及び受講生間の相互批評を行う。
【事前学習】発表者は、当日(第10回目)の発表に備えて各自、要点をまとめておく。また他者作成の指導案について検討を行う。 (1時間) 【事後学習】教材の工夫、アクティブ・ラーニング、ICT活用の視点を捉え、他者による発表内容の良い点、改善点を指定の用紙に書き出す。他者に対しては全員分の模擬授業に対する意見を指定の用紙に記述し、自身の指導案については補訂を加えたものを翌週(第11回目)、提出。〆切厳守。 (3時間) |
11 |
教材研究、及び「単元計画表」の作成・検討を行う(漢字仮名交じり)。
【事前学習】プリント③『粘葉本和漢朗詠集』、通読。ネット情報・文献等から、ICT活用による効果的指導の方法について記述されている資料を探し、それを印字しておく。 (2時間) 【事後学習】最終回(第15回目)の「単元計画表」の提出に備えて要点を記録する。最終回(第15回目)の「単元計画表」提出の課題は各自の判断により決める(漢字仮名交じり、漢字、仮名の中から1つ選択すること)。 (2時間) |
12 |
教材研究、及び「単元計画表」の作成・検討を行う(漢字)。
【事前学習】プリント④『蘭亭序』、通読。 (2時間) 【事後学習】最終回(第15回目)の「単元計画表」の提出に備えて要点を記録する。 (2時間) |
13 |
教材研究、及び「単元計画表」の作成・検討を行う(仮名1)。
【事前学習】プリント⑤『寸松庵色紙』、通読。 (2時間) 【事後学習】最終回(第15回目)の「単元計画表」の提出に備えて要点を記録する。 (2時間) |
14 |
教材研究、及び「単元計画表」の作成・検討を行う(仮名2)。
【事前学習】プリント⑤『寸松庵色紙』、通読。 (2時間) 【事後学習】最終回(第15回目)の「単元計画表」の提出に備えて要点を記録する。 (2時間) |
15 |
既に提出した模擬授業に関する他者への意見を述べ合い、それぞれ良い点、改善すべき点を明確にする。
【事前学習】前回の試験内容について質問があればノートに書き出しておく。既に実施した模擬授業について、自身の意見(良い点、改善すべき点)を当日答えられるようにしておく。 (2時間) 【事後学習】試験内容、及び模擬授業内容について、不十分な点があればノートに整理しておく。また、授業中、使用した資料、ノートを読み返し、これまでの学習内容について復習を行う。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | 『中学校学習指導要領』(平成29年、文部科学省) 『高等学校学習指導要領』(平成30年、文部科学省) |
成績評価の方法及び基準 | レポート:テーマに対する内容、提出状況を見て評価します(40%)、授業参画度:授業への取り組み方、成果物等で評価します(60%) |
オフィスアワー | E-mailにより対応します。 |
備考 | ・受講希望者は第1回目のZoomによるオンライン(同時双方向)授業に必ず出席(参加)のこと。 ・前記の通り、GoogleドライブのURLは2020年度前期「書道科教育法Ⅰ」において使用したものと同一である。2020年度前期「書道科教育法Ⅰ」未履修生についてはE-mailにより個別にURL、及びZoom情報を告知します。「9月21日までに」[email protected]宛にご連絡下さい。 ・「書道科教育法Ⅰ」・「書道科教育法Ⅱ」の両科目を履修希望の場合、履修順序は「書道科教育法Ⅰ」→「書道科教育法Ⅱ」とされたい。それが不可能な場合は事前にE-mailにて相談のこと。 |