文理学部シラバスTOP > 文理学部 > 総合 II 群 > キャリアデザイン2
日本大学ロゴ

キャリアデザイン2

このページを印刷する

令和元年度入学者 キャリアデザイン2
教員名 外山公美
単位数    2 学年 2・3 開講区分 文理学部
(実務経験のある教員による科目)
科目群 総合教育科目
学期 前期 履修区分 選択
授業概要 キャリアデザイン ~公共人材への道~ 本講義では、教員による公務員制度やNPOに関する理論的な講義のほかに、現職の公務員や非営利団体職員などの実務家の方々のご講義を通じて、「公共人材」の重要性を学ぶとともに、その在り方や将来像を考察していく。
授業のねらい・到達目標 「新しい公共空間」の出現によって、公共の場で活躍する人材の必要性は高まっている。本講義では、公共の担い手の中心である公務員をはじめ、社会福祉法人やNPO法人などの非営利団体職員も視野に入れて、その職業観を正しく理解し、一般企業の職業観との異同を理解することを目的とする。

この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP1及びカリキュラムポリシーCP1に対応しています。
授業の方法 担当教員の講義の他、実務の分野で活躍するゲストスピーカーからのお話もお聴きして、現場の状況を理解しながら講義を展開していく。担当教員の講義はパワーポイントを使用して進める。また、過去の公務員試験択一・論述問題、面接(口述)試験内容も提示してその対策等もアドバイスする。
なお、本講義における事前・事後学習は各2時間の学習を目安とします。
履修条件 主として国家・地方公務員試験受験希望者、非営利団体への就職希望者を対象とする。講義内容については、ゲストスピーカーの予定により、前後する場合がある。
授業計画
1 ガイダンス及び新たな公共空間
【事前学習】「公共空間」という言葉の意味を考えて講義に臨むこと
【事後学習】「公共空間」の現代的な特質についてまとまておくこと
2 わが国の国家公務員制度
【事前学習】人事院や内閣府のHPでわが国の国家公務員制度の概要を理解して講義に臨むこと
【事後学習】わが国の国家公務員試験の特質についてまとめておくこと
3 国家の求める公共人材
【事前学習】国家が求める「公共人材」の理想像をイメージして講義に臨むこと
【事後学習】国家の求める「公共人材」の特質についてまとめておくこと
4 国家公務員試験の特質
【事前学習】人事院のHPにおいて国家公務員試験の概要を理解して講義に臨むこと
【事後学習】わが国の国家公務員試験制度の特質をまとめておくこと
5 わが国の地方公務員制度
【事前学習】総務省や各地方自治体のHPで地方公務員制度のしくみを理解して講義に臨むこと
【事後学習】地方公務員制度の特質を国家公務員と比較してまとめておくこと
6 地方自治体が求める公共人材
【事前学習】地方自治体が求める「公共人材」の理想像についてイメージして講義に臨むこと
【事後学習】地方自治体が求める「公共人材」について国家のそれと比較してまとめておくこと
7 地方公務員試験の特質
【事前学習】各地方自治体のHPなどで地方公務員試験の概要を理解して講義に臨むこと
【事後学習】地方公務員試験の特質を国家と比較してまとめておくこと
8 わが国のNPO・非営利団体の活動と特質
【事前学習】NPO及び非営利団体の意味を調べて講義に臨むこと
【事後学習】わが国のNPOや非営利団体の特質をまとめておくこと
9 NPO・非営利団体の求める人材
【事前学習】NPOや非営利団体の求める人材をイメージして講義に臨むこと
【事後学習】NPOや非営利団体の求める人材を公共人材と比較してまとまておくこと
10 ゲストスピーカー(1)現職の警察官・消防官
【事前学習】警察官や消防官の職務内容について理解して講義に臨むこと
【事後学習】ゲストスピーカーの方の講義内容をまとめておくこと
11 ゲストスピーカー(2) 現職の国家公務員
【事前学習】ゲストスピーカーの方の職務内容を理解して講義に臨むこと
【事後学習】ゲストスピーカーの方の講義内容をまとめておくこと
12 ゲストスピーカー(3) 現職の地方地方公務員(都道府県)
【事前学習】ゲストスピーカーの方の職務内容を理解して講義に臨むこと
【事後学習】ゲストスピーカーの方の講義内容をまとめておくこと
13 ゲストスピーカー(4) 現職の地方地方公務員(市町村)
【事前学習】ゲストスピーカーの方の職務内容を理解して講義に臨むこと
【事後学習】ゲストスピーカーの方の講義内容をまとめておくこと
14 ゲストスピーカー(5) 現職の社会福祉法人又はNPO法人職員
レポート課題提示
【事前学習】ゲストスピーカーの方の職務内容を理解して講義に臨むこと
【事後学習】】ゲストスピーカーの方の講義内容をまとめておくこと、提示された課題を正確に理解すること
15 公共の求める人材~企業の求める人材との相違を中心として~
レポート回収及び採点基準の発表
【事前学習】最終レポートを忘れずに作成すること
【事後学習】採点基準にてらして自分のレポートを自己採点すること
その他
教科書 使用しない
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 レポート(60%)、授業内テスト(20%)、授業参画度(20%)
授業参画度については、毎回講義中に実施するリアクションペーパーの内容等を参考に評価する。授業内テストは、中間試験及び小テスト等を総合して評価する。レポートは学期末(1回)に実施し、その内容を評価する。レポート課題及びその採点基準の詳細については、講義中に説明する。
オフィスアワー 授業終了時

このページのトップ