スペイン語１

令和元年度入学者	スペイン語１
教員名	木村秀雄
単位数	1	学年	1	開講区分	文理学部
科目群	外国語科目
学期	前期	履修区分	選択

授業概要	スペイン語学習の最初の基礎を身につける。スペイン語文法の最初の４分の１に該当する部分を学ぶ。スペイン語は発音とリズムが日本語に似ているため、比較的習得が容易なので、まず声に題してスペイン語に慣れることが必要である。また、日本語に訳すことなく、スペイン語のみで言葉を構成する練習をしよう。スペイン語の世界に慣れるためにスペイン・ラテンアメリカの社会や文化についても付け加えて授業を構成する。
授業のねらい・到達目標	まず、スペイン語に慣れること。また、それをとおして日本語や英語さらにフランス語などのロマンス語とどこが同じでどこが違うかを理解してもらうことを目標にする。そうすれば、言語全体への感覚が向上するので、将来スペイン語を使うことはなくても、言葉の使い方が全体として向上する。演習と組み合わせれば、運用能力も向上する。この科目は文理学部（学士（文学））のディプロマポリシーDP2，DP4，DP5及びカリキュラムポリシーCP5，CP8に対応しています。
授業の方法	基本的には、教科書に沿って教員が解説し、受講生は授業中に練習を重ねることで身につけていく。授業は予習より復習を重視する。時間をかけて予習するより復習で身につけていくことを重視するからである。そのために、各課が終わるごとに小テストを行い、理解を確認していく。１学期中に６回のテストを予定し、翌週に解答を確認して、理解が不足している部分を確認する。テストは１〜３問に分け、第１問は最低限理解していなければならない部分、第２問は課の内容の応用部分、第３課は前の課の復習を含みそれまでの全体を忘れないようにする部分である。第１問の部分だけを勉強してあれば単位を取れるように小テストを構成する。受講生がスペイン語にかける時間に対応して、最低現単位を取れるレベル、スペイン語を勉強したと言えるレベル、スペイン語をできる限り勉強したレベルの３レベルを設定し、受講生の多様な要望に応えたいと考えている。きちんと出席して、レベル１をクリアーすれば単位を保証する。本授業の事前・事後学習は，合わせて１時間の学習を目安とします。
履修条件	なし

授業計画
1	授業・試験・評価についての説明。第１課　文字と発音　（シラバスを確認し、テキストの第１課を見ておく）
2	第１課　文字と発音　（第１課の復習、該当練習問題の自習）
3	第１課　文字と発　（第１課のの復習、該当練習問題の自習）
4	第１課　小テスト。第２課　名詞と冠詞　（第1課の総復習、練習問題の確認、第２課のテキストの確認）
5	第１課　小テスト確認。第２課　名詞と冠詞　（テストについての反省、第２課の復習、該当練習問題の自習）
6	第２課　小テスト。第３課　動詞serとestar （第２課の総復習、練習問題の確認、第3課のテキストの確認）
7	第２課　小テスト確認。第３課　動詞serとestar （テストについての反省、第３課の復習、該当練習問題の自習）
8	第３課　小テスト。第４課　指示詞、所有形容詞と疑問詞　（第３課の総復習、練習問題の確認、第４課のテキストの確認）
9	第３課　小テスト確認。第４課　指示詞、所有形容詞と疑問詞　（テストについての反省、第４課の復習、該当練習問題の自習）
10	第４課　小テスト。第５課　品質形容詞　（第４課の総復習、該当練習問題の自習、第５課のテキストの確認）
11	第４課　小テスト確認。第５課　品質形容詞　（テストについての反省、第５課の復習、該当練習問題の自習）
12	第５課　小テスト。第６課　規則動詞の活用と用法　（第５課の総復習、該当練習問題の自習、第６課のテキストの確認）
13	第５課　小テスト確認。第６課　規則動詞の活用と用法　（テストについての反省、第６課の復習、該当練習問題の自習）
14	第６課　小テスト。第７課　目的格　（第６課の総復習、該当練習問題の自習、第７課のテキストの確認）
15	第６課　小テスト確認。第７課　目的格　（テストについての反省、第７課の復習、該当練習問題の自習）

その他
教科書	中川清・児玉悦子『Guía de español para todos 皆のスペイン語』弘学社 2008年第2版
参考書	辞書参考書は買わなくてもかまいません。必要だと思う人にはオンライン辞書を紹介します。参考書も適宜紹介します。
成績評価の方法及び基準	授業内テスト(85%)、授業参画度(15%) 授業への参画度15点。小テスト6回　計85点。試験に欠席した場合、証明できる理由があれば100％で再テスト。理由がない場合には70％で再テスト。試験を受けても結果が不十分であった場合には70％での再挑戦を認める。勉強しないで受ける再テストには意味がないため、準備ができた段階で受講生の要求に応じて再テストを実施する。
オフィスアワー	授業後に質問などを受け付ける。
備考	復習を重視し、予習は事前に教科書の該当部分をチェックすることにとどめる。練習問題の模範解答を配布するので確認すること。毎回授業内容を復習し、各課が終わるごとにそれまでの部分をすべて復習し、テストに備えてもらいたい。そして、試験の講評を聞くことで自分が理解していなかったことを確認する。この作業を繰り返し、理解を積み上げていく。