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科目名 平成28年度以前入学者 |
地域福祉論1 | ||||
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教員名 | 諏訪徹 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会福祉学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業概要 | 今日、高齢、障害、児童、低所得という分野別の福祉政策・制度のすべてが、地域福祉を志向している。地域福祉は分野別の福祉政策・制度を地域において横断的に統合し、また、福祉政策・制度とまちづくりをつなぐ位置にある。 本科目では、くらしの場である地域やサポートネットワークの空間的な広がり、政府/市場/非営利セクターのセクター間関係、歴史的な時間軸といった多様な視角から、地域福祉の役割、理念・考え方、多様な実践の広がりを開設する。分野別の狭い制度的福祉にとらわれない、領域横断的な広い視点で福祉をとらえる地域福祉的な視点を身につけてほしい。 担当教員は全国社会福祉協議会、厚生労働省における実務経験を有し、また現在も各種団体の委員会・審議会等での職務、実務者向けの研修講師等を行っている。この経験を踏まえ、現実の政策・実践と結びつけた講義や演習等を行う。 |
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授業のねらい・到達目標 | ・さまざまな人々の暮らしにおける地域社会の重要性について、実例をあげて説明できる。 ・住民等によるボランタリーな福祉活動がもつ価値・機能について、実例をあげて説明できる。 ・制度的な福祉の限界について、実例をあげて説明できる。 ・地域福祉の目的、理念・価値、構成要素について説明できる。 ・明治期から現代にいたるボランタリーな福祉と制度的な福祉の発展過程、公私関係の変遷について概説できる。 ・今日の福祉政策における地域福祉重視の背景、具体的な施策の内容について、説明できる。 ・今日の社会課題における地域福祉の重要性について、具体的な取組や今後の展望を概説できる。 この科目は文理学部(学士(社会福祉学))のディプロマポリシーDP1及びカリキュラムポリシーCP2に対応しています。 |
授業の方法 | ・資料は印刷し冊子で配布する。毎回持参すること。「Blackboard Learn」にもデータを掲載しておく。 ・リアクションペーパーにコメント等を記入し、毎回の授業終了時に提出すること(授業参画度として評価) ・毎回の学習内容の習得のため、確認テストを行う(事前・事後学修課題)。毎回、事前・事後学修を行うこと。各2時間程度の学習を目安とする。 ・授業中提示した参考文献等の学習を奨励する。 ・私語はしないこと。スマートフォンはしまうこと。注意しても繰り返す場合は退出を命じる。 |
授業計画 | |
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1 |
イントロダクション~暮らしを支える手段と地域福祉 [事前学習]シラバスを確認すること [事後学習]配布資料の該当部分を読み直し、確認テストによって復習すること |
2 |
暮らしの場としての地域 【事前学習】配布資料の該当部分を読むこと 【事後学習】配布資料の該当部分を読み直し、確認テストによって復習すること |
3 |
制度福祉の限界とボランタリーな実践の価値 実務経験を踏まえて実例を解説する。 【事前学習】配布資料の該当部分を読むこと 【事後学習】配布資料の該当部分を読み直し、確認テストによって復習すること |
4 |
地域福祉の考え方 【事前学習】配布資料の該当部分を読むこと 【事後学習】配布資料の該当部分を読み直し、確認テストによって復習すること |
5 |
地域福祉の形成過程①~親族扶養と近隣相扶のみの時代 【事前学習】配布資料の該当部分を読むこと 【事後学習】配布資料の該当部分を読み直し、確認テストによって復習すること |
6 |
地域福祉の形成過程②~施設収容中心と家族扶養の時代 【事前学習】配布資料の該当部分を読むこと 【事後学習】配布資料の該当部分を読み直し、確認テストによって復習すること |
7 |
地域福祉の形成過程③~ノーマライゼーションと在宅福祉サービスの整備の開始 【事前学習】配布資料の該当部分を読むこと 【事後学習】配布資料の該当部分を読み直し、確認テストによって復習すること |
8 |
今日の福祉政策と地域福祉①~地域包括ケア、障害者の地域生活支援 実務経験を踏まえて実例を解説する。 【事前学習】配布資料の該当部分を読むこと 【事後学習】配布資料の該当部分を読み直し、確認テストによって復習すること |
9 |
今日の福祉政策と地域福祉②~児童福祉制度の改革、包括的支援体制の整備 実務経験を踏まえて実例を解説する。 【事前学習】配布資料の該当部分を読むこと 【事後学習】配布資料の該当部分を読み直し、確認テストによって復習すること |
10 |
今日の福祉政策と地域福祉③~包括的な相談支援体制の構築 実務経験を踏まえて実例を解説する。 【事前学習】配布資料の該当部分を読むこと 【事後学習】配布資料の該当部分を読み直し、確認テストによって復習すること |
11 |
地域福祉と今日の社会課題①~社会的孤立・生活困窮・社会的排除と地域福祉 実務経験を踏まえて実例を解説する。 【事前学習】配布資料の該当部分を読むこと 【事後学習】配布資料の該当部分を読み直し、確認テストによって復習すること |
12 |
地域福祉と今日の社会課題②~災害と地域福祉 実務経験を踏まえて実例を解説する。 【事前学習】配布資料の該当部分を読むこと 【事後学習】配布資料の該当部分を読み直し、確認テストによって復習すること |
13 |
地域福祉と今日の社会課題③~まちづくりと地域福祉 実務経験を踏まえて実例を解説する。 【事前学習】配布資料の該当部分を読むこと 【事後学習】配布資料の該当部分を読み直し、確認テストによって復習すること |
14 |
期末試験とその解説 [事前学習]第1~14回までの内容を復習すること [事後学習]解けなかった問題を解き直すこと |
15 |
まとめ(これまでの復習・解説を行い、授業の理解を深める) [事前学習]これまでの学習内容で疑問に思ったことをノートにまとめること [事後学習]本科目の学習内容を復習・整理すること |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | 社会福祉学習双書編集委員会 『地域福祉論 地域福祉の理論と方法 (社会福祉学習双書2019)』 全国社会福祉協議会 2019年 牧里毎治・杉岡直人・森本佳樹 『ビギナーズ 地域福祉』 有斐閣 2013年 岡村重夫 『地域福祉論』 光生館 2009年 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(60%)、レポート(20%)、授業参画度(20%) ・毎回のリアクションペーパー等で授業参画度を評価する。 ・提出すべきレポートを提出しない場合、試験で所定の点数に到達しなかった場合は、成績評価の対象としない ・一定の要件を満たす者について、追試、再試験を行う(詳細は授業で説明) |
オフィスアワー | 月曜日 12:15-12:45 火曜日 12:15-12:45 |