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教育社会学研究１

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科目名 教育社会学研究１
教員名 広田照幸
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
学期 前期 履修区分 選択必修
授業概要 教育社会学の理論や手法を用いた教育研究の視点の問い直しを行う。最新の研究動向を探りながら、方法論的な視点からの教育社会学研究のあり方について考える。
授業のねらい・到達目標 学術文献を読みこなし、研究方法論を理解できるようになるとともに、それらに関する講義・報告と討論とを通して、現代における教育社会学の研究視点を批判的に吟味できるようになる。
授業の方法 文献講読を主とするが、受講者がそれぞれ進める個別課題と関わらせた報告と議論も行う。本授業の事前・事後学習は、各２時間の学習を目安とします。
履修条件 なし。
授業計画
1 ガイダンス――教育社会学研究の視点を再考する――。教育社会学とは何かを概説した後、授業全体の流れの説明、分担の割当てなどを行う。
【事前学習】シラバスに目を通しておくこと。　
【事後学習】教育社会学とは何かについて、あらためて自分で情報を集めながら整理をしてみる。
2 研究の視点をめぐる問題１。量的方法を用いた導入的な論文をテキストとし、報告者とコメンテーターとを立てて、報告をもとに議論を行う。
【事前学習】指定テキストを読んで内容及び量的方法論について、自分なりにコメントや疑問をまとめる。特定のレポーターは、全員向けに報告する要約レジュメとコメントを用意してくる。　
【事後学習】 指定テキストを読んで内容及び量的方法論について、情報を集めて整理して、自分なりの理解を深める。
3 研究の視点をめぐる問題２。質的方法を用いた導入的な論文をテキストとし、報告者とコメンテーターとを立てて、報告をもとに議論を行う。
【事前学習】指定テキストを読んで内容及び質的方法論について、自分なりにコメントや疑問をまとめる。特定のレポーターは、全員向けに報告する要約レジュメとコメントを用意してくる。　
【事後学習】 指定テキストを読んで内容及び質的方法論について、情報を集めて整理して、自分なりの理解を深める。
4 研究の視点をめぐる問題３。理論的方法を用いた導入的な論文をテキストとし、報告者とコメンテーターとを立てて、報告をもとに議論を行う。
【事前学習】指定テキストを読んで内容及び理論研究の方法論について、自分なりにコメントや疑問をまとめる。特定のレポーターは、全員向けに報告する要約レジュメとコメントを用意してくる。　
【事後学習】 指定テキストを読み直して内容及び理論研究の方法論について、情報を集めて整理して、自分なりの理解を深める。
5 文献の講読と討議(1)　 『世界から見た日本の教育』第１部解説と第１章を読んで議論する。
【事前学習】指定テキストを読んで、特に就学前教育について及び研究方法論について、自分なりにコメントや疑問をまとめる。特定のレポーターは、全員向けに報告する要約レジュメとコメントを用意してくる。
【事後学習】指定テキストを読み直して就学前教育について及び研究方法論について、情報を集めて整理して、自分なりの理解を深める。
6 文献の講読と討議(2)　 『世界から見た日本の教育』第２章・第３章を読んで議論する。
【事前学習】指定テキストを読んで、特に就学前教育における指導の在り方について及び研究方法論について、自分なりにコメントや疑問をまとめる。特定のレポーターは、全員向けに報告する要約レジュメとコメントを用意してくる。　
【事後学習】指定テキストを読み直して就学前教育における指導の在り方について及び研究方法論について、情報を集めて整理して、自分なりの理解を深める。
7 文献の講読と討議(3)　『世界から見た日本の教育』第４章・第５章を読んで議論する。
【事前学習】指定テキストを読んで、特に教師の役割について及び研究方法論について、自分なりにコメントや疑問をまとめる。特定のレポーターは、全員向けに報告する要約レジュメとコメントを用意してくる。　
【事後学習】指定テキストを読み直して教師の役割について及び研究方法論について、情報を集めて整理して、自分なりの理解を深める。
8 文献の講読と討議(4)　『世界から見た日本の教育』第２部解説と第６章を読んで議論する。
【事前学習】指定テキストを読んで、特に教育改革について及び研究方法論について、自分なりにコメントや疑問をまとめる。特定のレポーターは、全員向けに報告する要約レジュメとコメントを用意してくる。
【事後学習】指定テキストを読み直して教育改革について及び研究方法論について、情報を集めて整理して、自分なりの理解を深める。
9 文献の講読と討議(5)　 『世界から見た日本の教育』第８章・第９章を読んで議論する。
【事前学習】指定テキストを読んで、特に学校改革について及び研究方法論について、自分なりにコメントや疑問をまとめる。特定のレポーターは、全員向けに報告する要約レジュメとコメントを用意してくる。　
【事後学習】指定テキストを読み直して学校改革について及び研究方法論について、情報を集めて整理して、自分なりの理解を深める。
10 文献の講読と討議(6)　 『世界から見た日本の教育』第10章を読んで議論する。
【事前学習】指定テキストを読んで、特に学力論について及び研究方法論について、自分なりにコメントや疑問をまとめる。特定のレポーターは、全員向けに報告する要約レジュメとコメントを用意してくる。　
【事後学習】指定テキストを読み直して学力論について及び研究方法論について、情報を集めて整理して、自分なりの理解を深める。
11 文献の講読と討議(7) 『世界から見た日本の教育』第11章を読んで議論する。
【事前学習】指定テキストを読んで、特にナショナリズムをめぐる諸問題について及び研究方法論について、自分なりにコメントや疑問をまとめる。特定のレポーターは、全員向けに報告する要約レジュメとコメントを用意してくる。　
【事後学習】指定テキストを読み直してナショナリズムをめぐる諸問題について及び研究方法論について、情報を集めて整理して、自分なりの理解を深める。
12 文献の講読と討議(8)　 『世界から見た日本の教育』第12章・第13章を読んで議論する。
【事前学習】指定テキストを読んで、特にマイノリティと教育をめぐる諸問題について及び研究方法論について、自分なりにコメントや疑問をまとめる。特定のレポーターは、全員向けに報告する要約レジュメとコメントを用意してくる。　
【事後学習】指定テキストを読み直してマイノリティと教育をめぐる諸問題について及び研究方法論について、情報を集めて整理して、自分なりの理解を深める。
13 文献の講読と討議(9) 『世界から見た日本の教育』第14章を読んで議論する。
【事前学習】指定テキストを読んで、特に日米の教育のちがいについて及び研究方法論について、自分なりにコメントや疑問をまとめる。特定のレポーターは、全員向けに報告する要約レジュメとコメントを用意してくる。　
【事後学習】指定テキストを読み直して日米の教育のちがいについて及び研究方法論について、情報を集めて整理して、自分なりの理解を深める。
14 講義と討論。　方法論的な視点から現代の教育社会学を考える。
　研究の方法論を整理する講義をふまえ、受講者で討論をする。
【事前学習】さまざまな方法論に関して、情報を集めながら自分なりに整理して、自分が研究をしていく際の方法論をどういうものにしたらよいのか、そこでの問題点は何かを考えてみる。
【事後学習】研究方法論に関して気になる点を図書館やWEB情報で調べ、自分なりにポイントを整理してみる。
15 総括討論。受講者それぞれがメモを準備して報告し、それをふまえて討論を行う。
【事前学習】講読したテキストと講義、討論を振り返り、コメントと疑問点をまとめてみる。
【事後学習】総括討論で出た論点を確認し、自分のこれからの研究をイメージして、そこにおいて研究方法論を使いこなしていくうえで重要なことは何かを考え、情報を集めながら自分なりに整理してみる。
16 【事前学習】

【事後学習】
17 【事前学習】

【事後学習】
18 【事前学習】

【事後学習】
19 【事前学習】

【事後学習】
20 【事前学習】

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21 【事前学習】

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30 【事前学習】

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その他
教科書 ローレンス・マクドナルド編 『世界から見た日本の教育 （リーディングス 日本の教育と社会 ）』 日本図書センター  2009年
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 授業参画度(50%)、授業内レポート(50%)
授業内レポートは、途中の担当回及び第15回の総括討論時のそれぞれに、事前に準備をして報告、提出してもらいます。ディスカッション、意見発表、課題報告等で、授業参画度を評価します。
オフィスアワー 月曜日12:15～13:00 本館04380室　事前アポは原則として不要

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