文理学部シラバスTOP > 大学院博士前期課程 > 中国学専攻 > 中国語学特殊研究4
日本大学ロゴ

中国語学特殊研究4

このページを印刷する

科目名 中国語学特殊研究4
教員名 平井和之
単位数    2 課程     開講区分 文理学部
学期 後期 履修区分 選択必修
授業概要 中国語学に関するレポート・論文執筆。
授業のねらい・到達目標 現代中国語の語彙・文法等を対象とするレポート・論文を執筆する。また,文献収集の方法やコーパスの利用法を知る。
授業の方法 受講者の関心に応じた現代中国語語彙・文法研究の論文を選んでそれを批判的に講読しつつ,そこから得られる問題点を探る。「批判的に」読むためには,まず原著の内容を正確に把握することが大前提となる。小説等と比べると論文の論旨は比較的追い易いが,語学的にもきちんと読むことを心がけられたい。また,論文テーマの選定や,具体的な論文執筆の方法について指導を行い,最終的に論文・レポートを完成させる。
授業計画
1 執筆計画発表

【事前学習】
「中国学特殊研究3」で修正版を作成した研究テーマについて,実際の執筆計画を発表できるようにしておく。

【事後学習】
執筆に際し,どのような文献や資料が必要となるかを考えておく。
2 文献収集の方法(1)

【事前学習】
『中国関係論説資料[文学・語学]』とはどのような資料かを見ておく。

【事後学習】
『中国関係論説資料[文学・語学]』から,自分の研究テーマに関係ありそうな文献を選び出す。
3 文献収集の方法(2)

【事前学習】
中国で出版されている中国語学関係の文献目録にはどのようなものがあるかを調べておく。

【事後学習】
中国で出版されている中国語学関係の文献目録から,自分の研究テーマに関係ありそうな文献を選び出す。
4 文献収集の方法(3)

【事前学習】
CNKIへのアクセス方法を知っておく。

【事後学習】
CNKIを用いて,自分の研究テーマに関係ありそうな文献を選び出す。
5 文献目録の作成(1)

【事前学習】
前3回の授業で選び出した文献を整理しておく。

【事後学習】
選び出した文献をダウンロードしたり,コピーをとる。
6 文献目録の作成(2)

【事前学習】
入手した文献にざっと目を通しておく。

【事後学習】
入手した文献を「最重要」,「重要」,「関連あり」,「関連なし」に分類する。
7 電子コーパスの利用法(1)

【事前学習】
unicodeが扱え,且つ検索機能を持つエディターを入手しておく。

【事後学習】
何らかのキーワードを設定し,エディターの検索機能を用いて既存の電子コーパスから検索する。
8 電子コーパスの利用法(2)

【事前学習】
正規表現について調べておく。

【事後学習】
既存の電子コーパスからエディターの検索機能を用いて,「形容詞の重ね型」,「疑問詞の呼応表現」を探す。
9 電子コーパスの利用法(3)

【事前学習】
CCL及びBCCへのアクセス方法を知っておく。

【事後学習】
何らかのキーワードを設定し,CCL及びBCCから検索する。
10 文献講読(1)

【事前学習】
「最重要」と位置づけた文献から,授業で講読すべきものを1篇選んでおく。

【事後学習】
講読を通じて新たに分かった点,疑問が残る点を整理する。
11 文献講読(2)

【事前学習】
前回講読した文献の続きを読んでおく。

【事後学習】
講読を通じて新たに分かった点,疑問が残る点を整理する。
12 文献講読(3)

【事前学習】
前回講読した文献の続きを最後まで読んでおく。

【事後学習】
講読した文献の内容を整理して提出する。
13 口頭発表会(1)

【事前学習】
レポートの初稿を作成し,発表できるようにしておく。

【事後学習】
自分の発表に対する批判に答える形で修正稿の案を考える。
14 口頭発表会(2)

【事前学習】
レポートの修正稿を作成し,発表できるようにしておく。

【事後学習】
自分の発表に対する批判に答える形で再修正稿の案を考える。
15 最終口頭発表会と講評

【事前学習】
レポートの再修正稿を作成し,発表できるようにしておく。

【事後学習】
講評で指摘された点に留意しつつレポートの最終稿を作成し,提出する。
その他
教科書 使用しない
参考書 各自のテーマに即して個別に指示する。
成績評価の方法及び基準 レポート(100%)
修論提出者は「レポート」を「修論」と読み替えられたい。
オフィスアワー 金曜4時限

このページのトップ