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科目名 | 古典文学基礎研究1 | ||||
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教員名 | 梶川信行 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業概要 | 教職に就いた時の教材研究を想定し、国語教科書で教材とされている『万葉集』について検討する。 平成34年度から新しい学習指導要領に基づく教科書が使用されるが、その教科書はまだ発行されていない。そこで、とりあえず現行の「国語総合」の教科書の『万葉集』に関する単元を教材とする。しかし、学習指導要領の「主体的・対話的で深い学び」という方針に基づいた授業を考える。 |
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授業のねらい・到達目標 | 教職に就いた時のために、教科書で扱われている古典教材を具体的に調べることで、教材研究に関するスキルを磨く。 報告と討論を通じて、教材に対する理解を深める。 |
授業の方法 | 毎時間、一つの教科書を取り上げ、その教材の扱い方の特徴などについて講ずるとともに、受講生と議論する。また、受講生同士で議論することも求める。 なお、受講生の人数によっては、運営方法を変更することがある。 本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とします。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス 現行の「国語総合」の教科書で採用されている万葉歌の概観(講義) 【事前学習】 高校の教科書の『万葉集』に関する単元を確認しておく。 【事後学習】 どのような作品が教材とされているか、それを整理しておく。 |
2 |
教科書の『万葉集』に関する戦前と戦後1(講義) 【事前学習】 国会図書館のデジタルライブラリーで戦前の国定教科書を見ておく。 【事後学習】 戦中と戦後でどのような変化があったかを整理しておく。 |
3 |
教科書の『万葉集』に関する戦前と戦後2(講義) 【事前学習】 国会図書館のデジタルライブラリーで戦前の国定教科書を見ておく。 【事後学習】 戦中と戦後でどのような変化があったかを整理しておく。 |
4 |
東京書籍『新編国語総合』の研究(報告と討論) 【事前学習】 指定された教科書の当該単元を確認しておく。 【事後学習】 教材の出典となった本を確認しておく。 |
5 |
東京書籍『精選国語総合』の研究(報告と討論) 【事前学習】 指定された教科書の当該単元を確認しておく。 【事後学習】 この教科書のメリットとデメリットを整理しておく。 |
6 |
三省堂『高等学校国語総合 古典編』の研究(報告と討論) 【事前学習】 指定された教科書の当該単元を確認しておく。 【事後学習】 この教科書のメリットとデメリットを整理しておく。 |
7 |
三省堂『明解国語総合』の研究(報告と討論) 【事前学習】 指定された教科書の当該単元を確認しておく。 【事後学習】 この教科書のメリットとデメリットを整理しておく。 |
8 |
教育出版『国語総合』の研究(報告と討論) 【事前学習】 指定された教科書の当該単元を確認しておく。 【事後学習】 この教科書のメリットとデメリットを整理しておく。 |
9 |
教育出版『新編国語総合』の研究(報告と討論) 【事前学習】 指定された教科書の当該単元を確認しておく。 【事後学習】 この教科書のメリットとデメリットを整理しておく。 |
10 |
大修館書店『国語総合 古典編』の研究(報告と討論) 【事前学習】 指定された教科書の当該単元を確認しておく。 【事後学習】 この教科書のメリットとデメリットを整理しておく。 |
11 |
大修館書店『精選国語総合』の研究(報告と討論) 【事前学習】 指定された教科書の当該単元を確認しておく。 【事後学習】 この教科書のメリットとデメリットを整理しておく。 |
12 |
数研出版『高等学校 国語総合』の研究(報告と討論) 【事前学習】 指定された教科書の当該単元を確認しておく。 【事後学習】 この教科書のメリットとデメリットを整理しておく。 |
13 |
第一学習社『高等学校 新訂国語総合 古典編』の研究(報告と討論) 【事前学習】 指定された教科書の当該単元を確認しておく。 【事後学習】 この教科書のメリットとデメリットを整理しておく。 |
14 |
第一学習社『高等学校 標準国語総合』の研究(報告と討論) 【事前学習】 指定された教科書の当該単元を確認しておく。 【事後学習】 この教科書のメリットとデメリットを整理しておく。 |
15 |
まとめ 必修の和歌の単元をどう教えるか 【事前学習】 レポートを用意しておく。 【事後学習】 自分が採択するとすれば、どの教科書かを考えておく。 |
その他 | |
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教科書 | 各社の「国語総合」の教科書を検討対象とするが、研究室に架蔵されているものを使用する。 |
参考書 | その日に扱う作品について、複数の注釈書のコピーなど、自分で参考文献を集めておくこと。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(50%)、授業参画度(50%) 授業参画度は,毎回の発表等で評価します。 |
オフィスアワー | 月・木・金の授業と会議を除いた時間。個人研究室にて。 |