東洋史特殊講義7

科目名	東洋史特殊講義7
教員名	須江隆
単位数	2	課程	前期課程	開講区分	文理学部
科目群	史学専攻
学期	前期	履修区分	選択必修

授業概要	中国史上における宋代と南宋･洪邁『夷堅志』研究というテーマで授業をおこなう。中国史上の宋代は、「唐宋変革」という概念からも明らかなように、一大変革期であったことは間違いない。しかしこれまでは、文字通り、唐代との比較から、当該時代との相違点ばかりが強調され、300年間余り続いた宋代の時代性の把握が充分ではなかった。そこでこの授業では、宋代の時代性の推移を解明するために、北宋末期から南宋時代という過渡期を生きた知識人の洪邁が編纂した『夷堅志』に着目する。宋代史研究に関する現状･課題と『夷堅志』に関する講義を通じて、宋代社会の特質の理解を目指していく。また史料論的分析の視点からも『夷堅志』を捉え、その史料の全容解明と研究への活用の可能性も探っていく。
授業のねらい・到達目標	授業担当者の最新の研究を開示していく講義を通じて、中国史上の宋代社会と『夷堅志』への理解力の向上を目的とする。 ① 宋代史研究に関する現状･課題を指摘できる。 ② 中国史上の宋代社会の特質について概説できる。 ③ 洪邁と『夷堅志』について概説できる。
授業の方法	授業の大半を講義形式でおこなう。

授業計画
1	授業ガイダンス（授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する）【事前学習】シラバスに一通り目を通してくること。【事後学習】授業のねらいと到達目標への理解を深めておくこと。
2	中国史上の宋代Ⅰ（「唐宋変革」論を中心に）【事前学習】配布したプリントに一通り目を通してくること。【事後学習】学習した内容の整理をしておくこと。
3	中国史上の宋代Ⅱ（「両宋画期」論を中心に）【事前学習】配布したプリントに一通り目を通してくること。【事後学習】学習した内容の整理をしておくこと。
4	宋代史研究の現状と課題Ⅰ（地域史研究の諸問題）【事前学習】配布したプリントに一通り目を通してくること。【事後学習】学習した内容の整理をしておくこと。
5	宋代史研究の現状と課題Ⅱ（地域史料研究の諸問題）【事前学習】配布したプリントに一通り目を通してくること。【事後学習】学習した内容の整理をしておくこと。
6	洪邁と『夷堅志』について【事前学習】配布したプリントに一通り目を通してくること。【事後学習】学習した内容の整理をしておくこと。
7	『夷堅志』とそれが書かれた時代【事前学習】配布したプリントに一通り目を通してくること。【事後学習】学習した内容の整理をしておくこと。
8	『夷堅志』研究の現状と課題Ⅰ（中国学研究を中心に）【事前学習】配布したプリントに一通り目を通してくること。【事後学習】学習した内容の整理をしておくこと。
9	『夷堅志』研究の現状と課題Ⅱ（中国史研究を中心に）【事前学習】配布したプリントに一通り目を通してくること。【事後学習】学習した内容の整理をしておくこと。
10	史料論としての『夷堅志』Ⅰ（時代性と地域性の把握に向けて）【事前学習】配布したプリントに一通り目を通してくること。【事後学習】学習した内容の整理をしておくこと。
11	史料論としての『夷堅志』Ⅱ（全容解明と史料活用の可能性）【事前学習】配布したプリントに一通り目を通してくること。【事後学習】学習した内容の整理をしておくこと。
12	中国史研究者から見た『夷堅志』Ⅰ（これまでの研究成果を中心に）【事前学習】配布したプリントに一通り目を通してくること。【事後学習】学習した内容の整理をしておくこと。
13	中国史研究者から見た『夷堅志』Ⅱ（今後の課題と展開を中心に）【事前学習】配布したプリントに一通り目を通してくること。【事後学習】学習した内容の整理をしておくこと。
14	課題レポートの説明と作成に向けた質疑応答【事前学習】第13回目までの授業内容についての疑問点を見出しておくこと。【事後学習】質疑応答の内容を整理する。
15	授業の総括と振り返り【事前学習】シラバスを参照し、授業の到達目標を確認しておくこと。前回の授業で提示された課題を行うこと。【事後学習】授業の到達目標の達成度を自己点検すること。
16	【事前学習】【事後学習】
17	【事前学習】【事後学習】
18	【事前学習】【事後学習】
19	【事前学習】【事後学習】
20	【事前学習】【事後学習】
21	【事前学習】【事後学習】
22	【事前学習】【事後学習】
23	【事前学習】【事後学習】
24	【事前学習】【事後学習】
25	【事前学習】【事後学習】
26	【事前学習】【事後学習】
27	【事前学習】【事後学習】
28	【事前学習】【事後学習】
29	【事前学習】【事後学習】
30	【事前学習】【事後学習】

その他
教科書	授業で使用する資料をプリントで配布する。
参考書	伊原弘・静永健共編『南宋の隠れたベストセラー『夷堅志』の世界（アジア遊学181）』勉誠出版 2015年第1版その他については、随時紹介する。
成績評価の方法及び基準	レポート(80%)、授業参画度(20%)
オフィスアワー	本授業時間の前後のみ、本館2階の講師室にて可。また、授業内でE-mailアドレスを伝えるので、そちらに連絡して下さい。

授業計画
1	授業ガイダンス（授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する）【事前学習】シラバスに一通り目を通してくること。【事後学習】授業のねらいと到達目標への理解を深めておくこと。
2	中国史上の宋代Ⅰ（「唐宋変革」論を中心に）【事前学習】配布したプリントに一通り目を通してくること。【事後学習】学習した内容の整理をしておくこと。
3	中国史上の宋代Ⅱ（「両宋画期」論を中心に）【事前学習】配布したプリントに一通り目を通してくること。【事後学習】学習した内容の整理をしておくこと。
4	宋代史研究の現状と課題Ⅰ（地域史研究の諸問題）【事前学習】配布したプリントに一通り目を通してくること。【事後学習】学習した内容の整理をしておくこと。
5	宋代史研究の現状と課題Ⅱ（地域史料研究の諸問題）【事前学習】配布したプリントに一通り目を通してくること。【事後学習】学習した内容の整理をしておくこと。
6	洪邁と『夷堅志』について【事前学習】配布したプリントに一通り目を通してくること。【事後学習】学習した内容の整理をしておくこと。
7	『夷堅志』とそれが書かれた時代【事前学習】配布したプリントに一通り目を通してくること。【事後学習】学習した内容の整理をしておくこと。
8	『夷堅志』研究の現状と課題Ⅰ（中国学研究を中心に）【事前学習】配布したプリントに一通り目を通してくること。【事後学習】学習した内容の整理をしておくこと。
9	『夷堅志』研究の現状と課題Ⅱ（中国史研究を中心に）【事前学習】配布したプリントに一通り目を通してくること。【事後学習】学習した内容の整理をしておくこと。
10	史料論としての『夷堅志』Ⅰ（時代性と地域性の把握に向けて）【事前学習】配布したプリントに一通り目を通してくること。【事後学習】学習した内容の整理をしておくこと。
11	史料論としての『夷堅志』Ⅱ（全容解明と史料活用の可能性）【事前学習】配布したプリントに一通り目を通してくること。【事後学習】学習した内容の整理をしておくこと。
12	中国史研究者から見た『夷堅志』Ⅰ（これまでの研究成果を中心に）【事前学習】配布したプリントに一通り目を通してくること。【事後学習】学習した内容の整理をしておくこと。
13	中国史研究者から見た『夷堅志』Ⅱ（今後の課題と展開を中心に）【事前学習】配布したプリントに一通り目を通してくること。【事後学習】学習した内容の整理をしておくこと。
14	課題レポートの説明と作成に向けた質疑応答【事前学習】第13回目までの授業内容についての疑問点を見出しておくこと。【事後学習】質疑応答の内容を整理する。
15	授業の総括と振り返り【事前学習】シラバスを参照し、授業の到達目標を確認しておくこと。前回の授業で提示された課題を行うこと。【事後学習】授業の到達目標の達成度を自己点検すること。
16	【事前学習】【事後学習】
17	【事前学習】【事後学習】
18	【事前学習】【事後学習】
19	【事前学習】【事後学習】
20	【事前学習】【事後学習】
21	【事前学習】【事後学習】
22	【事前学習】【事後学習】
23	【事前学習】【事後学習】
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30	【事前学習】【事後学習】