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科目名 | 倫理学特殊講義1 | ||||
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教員名 | 永井均 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 哲学専攻 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業概要 | 現代の哲学は大きく分類すると(仏独系の)大陸哲学と(英米系の)分析哲学に分かれるが、その二つの間の有名な論争として「デリダ・サール論争」と呼ばれるものがある。これはフランス現代思想を代表するデリダが分析哲学の発話行為論を批判し、それにその陣営に属するサールが応答したものである。今年度はこの論争をテキストに即して検討していく。 |
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授業のねらい・到達目標 | この論争を検討することによって、この対立の意味を理解することとおもに、さらにより根源的には、そもそも言語を使って生きるとはどういうことなのか(それは一種の演劇をすることなのではないか)という問題を考えていく。 |
授業の方法 | テキストの当該箇所を読んで、それについて議論する。 本授業の事前・事後学習は、合わせて1時間を目安とします。 |
授業計画 | |
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1 |
概要を知り問題意識を明確にするために、京念屋隆史の論文「言語行為の根源的演技性」を読む(今回は前半) 【事前学習】特に必要ない。 【事後学習】読んだ箇所をもう一度読み直し、論点を確認する。 |
2 |
概要を知り問題意識を明確にするために、京念屋隆史の論文「言語行為の根源的演技性」を読む(今回は後半) 【事前学習】予め全体を読んでおく。 【事後学習】もう一度読み直し、論点を確認する。 |
3 |
デリダのテキスト「書名 出来事 コンテクスト」9頁~21頁を読む 【事前学習】予め当該部分を読んでおく 【事後学習】もう一度読み直して、論点を確認する |
4 |
デリダのテキスト「書名 出来事 コンテクスト」21頁~35頁を読む 【事前学習】予め当該部分を読んでおく 【事後学習】もう一度読み直して、論点を確認する |
5 |
デリダのテキスト「書名 出来事 コンテクスト」35頁~52頁を読む 【事前学習】予め当該部分を読んでおく 【事後学習】もう一度読み直して、論点を確認する |
6 |
サールのテキスト「差異ふたたび:デリダへの反論」(1、エクリチュール・永続性・反復可能性)を読む 【事前学習】予め当該部分を読んでおく 【事後学習】もう一度読み直して、論点を確認する |
7 |
サールのテキスト「差異ふたたび:デリダへの反論」(2,デリダのオースティン)を読む 【事前学習】予め当該部分を読んでおく 【事後学習】もう一度読み直して、論点を確認する |
8 |
デリダのテキスト「有限責任会社abc…」d~gを読む 【事前学習】予め当該部分を読んでおく 【事後学習】もう一度読み直して、論点を確認する |
9 |
デリダのテキスト「有限責任会社abc…」h~nを読む 【事前学習】予め当該部分を読んでおく 【事後学習】もう一度読み直して、論点を確認する |
10 |
デリダのテキスト「有限責任会社abc…」0~qを読む 【事前学習】予め当該部分を読んでおく 【事後学習】もう一度読み直して、論点を確認する |
11 |
デリダのテキスト「有限責任会社abc…」rを読む 【事前学習】予め当該部分を読んでおく 【事後学習】もう一度読み直して、論点を確認する |
12 |
デリダのテキスト「有限責任会社abc…」sを読む 【事前学習】予め当該部分を読んでおく 【事後学習】もう一度読み直して、論点を確認する |
13 |
デリダのテキスト「有限責任会社abc…」t~uを読む 【事前学習】予め当該部分を読んでおく 【事後学習】もう一度読み直して、論点を確認する |
14 |
デリダのテキスト「有限責任会社abc…」vを読む 【事前学習】予め当該部分を読んでおく 【事後学習】もう一度読み直して、論点を確認する |
15 |
デリダのテキスト「有限責任会社abc…」w~zを読む 【事前学習】予め当該部分を読んでおく 【事後学習】もう一度読み直して、論点を確認する |
その他 | |
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教科書 | ジャック・デリダ 『有限責任会社 (ウニベルシタス)』 法政大学出版局 2002年 第2版 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度(60%)、授業貢献度:発言の頻度と的確さによる。(40%) |
オフィスアワー | 金曜日13時~ |