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科目名 | 民法1 | ||||
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教員名 | 土屋茂 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 |
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業概要 | 現代社会における民法(財産法)の基本的仕組みを明らかにし、財産法に関する重要な判例を説明する。 |
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授業のねらい・到達目標 | 民法は、市民生活における人対人の間に生ずる権利義務関係を規律する法であって、人の共同生活上のルールとなり、紛争解決のための規準となるものであり、日常生活において最も基本的かつ重要な法である。本講義では、民法典中総則・物権・債権を中心に、財産に関する法を理解することにより紛争の防止や問題解決に役立てることができるようになることを目的とする。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP3及びカリキュラムポリシーCP6に対応しています。 |
授業の方法 | 教科書・六法を中心に民法(財産法)の仕組みについて具体例を用いながら説明する。六法を持参し、該当する条文を必ず確認する。必要に応じて資料を配布する。授業内試験(小テスト含む)を数回実施し、理解度を確認する。 |
履修条件 | なし |
授業計画 | |
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1 |
民法の基本原則を学ぶ 【事前学習】教科書2~32頁を読んでおくこと。 【事後学習】権利濫用禁止の原則についてまとめること。 |
2 |
権利能力の始期と終期について学ぶ。 【事前学習】教科書43~44頁、116~129頁、190~200頁を読んでおくこと。 【事後学習】胎児の法的地位についてまとめること。 |
3 |
意思能力・行為能力について学ぶ 【事前学習】教科書44~50頁を読んでおくこと。 【事後学習】成年後見制度についてまとめること。 |
4 |
不動産と動産の相違について学ぶ 【事前学習】教科書104~114頁を読んでおくこと。 【事後学習】物権の種類と所有権についてまとめること。 |
5 |
不動産(土地・建物)の対抗要件「登記」について学ぶ。 【事前学習】教科書110~111頁を読んでおくこと。 【事後学習】177条の第三者についてまとめること。 |
6 |
公序良俗・不当利得について学ぶ 【事前学習】教科書35~37頁、136~142頁を読んでおくこと。 【事後学習】公序良俗・不法原因給付についてまとめること。 |
7 |
意思表示について学ぶ 【事前学習】教科書34~35頁、37~40頁を読んでおくこと。 【事後学習】虚偽表示の成立要件・効果についてまとめること。 |
8 |
詐欺・強迫について学ぶ 【事前学習】教科書40~42頁を読んでおくこと。 【事後学習】詐欺取済と第三者についてまとめること。 |
9 |
代理制度について学ぶ 【事前学習】教科書52~61頁を読んでおくこと。 【事後学習】表見代理についてまとめること。 |
10 |
時効制度について学ぶ 【事前学習】教科書62~78頁を読んでおくこと。 【事後学習】取得時効と登記の関係についてまとめること。 |
11 |
物権と債権、債務不履行について学ぶ 【事前学習】教科書27~30頁、80~101頁を読んでおくこと 【事後学習】債務不履行の成立要件・効果についてまとめること。 |
12 |
契約について学ぶ 【事前学習】教科書80~93頁を読んでおくこと 【事後学習】売買契約についてまとめること。 |
13 |
授業内試験とその解説 【事前学習】11・12の授業中に試験の話をするのでその準備をすること。 【事後学習】試験音大の解説をするのでまとめること。 |
14 |
不法行為について学ぶ 【事前学習】教科書116~129頁を読んでおくこと。 【事後学習】不法行為の成立要件についてまとめること。 |
15 |
まとめ 【事前学習】これまでの学習内容で疑問に思ったことをノートにまとめること。 【事後学習】財産法全体の学習内容をまとめること。 |
その他 | |
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教科書 | 野村 豊弘 『民事法入門』 有斐閣 『ポケット六法(平成31年版)』 有斐閣 2019年 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト(70%)、授業参画度(30%) |
オフィスアワー | 本授業終了後、本館2階の講師室にて |