検索したい科目/教員名/キーワードを入力し「検索開始」ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に1文字スペースを入れずに、検索してください。
科目名 平成29年度以降入学者 |
児童福祉論 | ||||
---|---|---|---|---|---|
教員名 | 井上仁 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1~3 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 社会福祉学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業概要 | 児童福祉制度の基本的な事項を学ぶ。歴史や法制度などを通じて、子どもの権利擁護ありかた、児童福祉制度の在り方の基本的考え方などを学ぶ。児童福祉施設職員や児童福祉司としての実務経験を活かして、実践現場の状況などからの考察も行う。 |
---|---|
授業のねらい・到達目標 | 児童の定義、児童福祉の成り立ち、児童福祉法の仕組みなど基本的な知識を学ぶ。 児童虐待・貧困から子どもを護るための社会福祉サービスの在り方や権利擁護の基本的な考え方ができるようになる。 この科目は文理学部(学士(社会福祉学))のディプロマポリシーDP2及びカリキュラムポリシーCP2に対応しています。 |
授業の方法 | 講義を中心に行う。本講義では、事前・事後学習を核に時間を目安とします。 映像や統計などのから児童福祉の実際を学べるようにする。 受講生との討議など行うことで学びを深めるなども行う。 |
履修条件 | 社会福祉士国家試験科目である。後期児童福祉制度論と合わせて受講することが望ましい。 出席は求める。 |
授業計画 | |
---|---|
1 |
児童福祉論の学びについてのガイダンス 社会福祉の学びの進め方 評価の仕方等 【事前学習】子どもの定義について教科書で学ぶ 【事後学習】子どもとはをまとめる |
2 |
子どもとは 子どもの定義 法制度による子どもの定義 【事前学習】教科書 第2章 児童福祉法の概要から子どもの定義について予習しておくこと 【事後学習】各法制度ごとの子どもの定義の整理 |
3 |
子どもの権利擁護とは 子どもの福祉を推進する意味 【事前学習】教科書 第1章を予習してくること 【事後学習】子どもの自立へのサポート折り方を考える |
4 |
現代の子ども課題について 1 子どもの貧困と教育等 【事前学習】教科書 第1章の予習 【事後学習】貧困と教育についてまとめる |
5 |
現代の子どもの課題について 2 児童虐待等について 【事前学習】教科書 第1章の予習 【事後学習】子どもへの権利侵害についてまとめる |
6 |
子どもの権利について グローバルな課題 世界一大きい授業を通じて 【事前学習】子どもの問題をグローバルにとらえるために ユニセフの世界子ども白書等参照 【事後学習】子どもの権利とは何かを考える |
7 |
児童福祉 日本の歴史 1 聖徳太子から明治期前 【事前学習】教科書 第1章 児童・家庭福祉の展開を予習してくること 我が国の歴史について大きな動きについて予習 【事後学習】児童福祉の歴史的意義について確認 |
8 |
児童福祉 日本の歴史 2 明治期から児童福祉施設黎明期 【事前学習】教科書 第2回を予習 【事後学習】歴史的事実から児童福祉の必然性を学ぶ |
9 |
児童福祉施設の始まり 【事前学習】第二章 児童福祉法の概要から児童福祉施設の概要を予習 【事後学習】施設の成り立ちと現在の施設を比較する |
10 |
欧米の歴史 1 イギリスを中心とした歴史 【事前学習】産業革命から救貧法の時代背景の予習 【事後学習】救済と福祉に違いを学ぶ |
11 |
欧米の歴史 2 アメリカの歴史 【事前学習】独立戦争以後のアメリカの歴史と社会背景を予習 世界大恐慌時の政策など 【事後学習】児童福祉の成り立ちの整理 |
12 |
児童福祉制度について 児童福祉法の概要 【事前学習】教科書 第2章及び第4章を読んでくること 【事後学習】児童福祉法制度の在り方の整理 |
13 |
子どもの権利擁護とは 子どもの権利条約を中心とした権利論 【事前学習】子どもの権利条約を読んでくる 【事後学習】子どもの権利について考え方等をまとめる |
14 |
児童福祉の基礎知識についての確認と振り返り 知識に関しては短答式、考え方等については論述で授業な試験を行う 回答の説明後自己採点をして理解度把握をする 【事前学習】前期講義内容を予習 【事後学習】結果をうけとめ復習をする |
15 |
児童福祉のまとめ 子どもの権利擁護の在り方 児童家庭制度論で各制度の講義を行うガイダンス 【事前学習】児童福祉における権利教護など考えてくる 【事後学習】児童福祉の課題などまとめる |
その他 | |
---|---|
教科書 | 大溝 茂 太田 由加里 『児童や家庭に対する支援と児童・家庭福祉制度』 電気書院 2017年 第1版 |
参考書 | なし |
成績評価の方法及び基準 | レポート(20%)、授業内テスト(70%)、授業参画度(10%) 出席は点数に反映しないが出席に数が不足する場合は評価しない 授業内試験は、知識問題60% 論述40% レポートは、論文として評価(感想文は求めない)レポートは、講義内で1回出題する。 再試験は行わない |
オフィスアワー | 木曜日・金曜日 11時30分から20時頃 講義時間を除く |