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古生物・古生態学2

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科目名 古生物・古生態学2
教員名 中尾有利子
単位数    2 学年    3 開講区分 文理学部
(他学部生相互履修可)
科目群 地球科学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業概要 化石証拠を通して明らかにされた,生命の誕生から現在にいたる地球・生命史を解説する.
授業のねらい・到達目標 ねらい:
地球の歴史の中で生命がどのように発展してきたか,さらに生命が地球環境に与えてきた影響を理解する.また,古生物試料が生命史や古環境の研究でどのように活用されるのかを理解する.

到達目標:
(1) 化石証拠からわかる先カンブリア時代の地球環境と生物相について説明できる(1-6, 14, 15)
(2) 化石証拠からわかる顕生累代の地球環境と生物相について説明できる(7-15)
(3) 生命の進化と地球環境の相互作用を説明できる(1-15)
(4) 大量絶滅がいつ,どのようにして起こったのかを説明できる(1, 3, 4, 8, 12, 14, 15)
(5) 現在の生物相がどのように形成されたのかを説明(3, 4, 9-15)

学科プログラム(JABEE認定プログラム含む)の学習・教育到達目標とのかかわり:
「(G)専門技術」に寄与する.
なお,平成27年度以前の入学者は各入学年度の学習・教育到達目標「(D)専門技術」に寄与する.

この科目は地球科学科ディプロマポリシー(G)に対応する.
(G)地球科学の専門知識を修得している.

この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応する.
授業の方法 講義形式.
下記の授業以外に野外実習を行う場合がある.
本授業の事前・事後学習は,合わせて各2時間の学習を目安とする.
履修条件 なし.
授業計画
1 地球の歴史と古生物学
【事前学習】
シラバスを確認しておくこと.また,1年次必修科目の関連する分野を復習をしておくこと
【事後学習】
授業内容を復習すること
2 化石証拠から探る生命の誕生と初期生命の進化
【事前学習】
前回の授業内容を復習しておくこと.特に地質年代について整理しておくこと
【事後学習】
授業内容を復習すること
3 シアノバクテリアの登場と酸素の増加
【事前学習】
前回の授業内容を復習しておくこと.特に生命の誕生について整理しておくこと
【事後学習】
授業内容を復習すること
4 真核生物の出現
【事前学習】
前回の授業内容を復習しておくこと.特にシアノバクテリアがもたらした地球環境の変化について整理しておくこと
【事後学習】
授業内容を復習すること
5 先カンブリア時代の地球環境と生物相
【事前学習】
前回の授業内容を復習しておくこと.特に原核生物と真核生物の違いについて整理しておくこと
【事後学習】
授業内容を復習すること
6 多細胞生物の登場
【事前学習】
前回の授業内容を復習しておくこと.特に先カンブリア時代の化石記録からわかることについて整理しておくこと
【事後学習】
授業内容を復習すること
7 多細胞生物の多様化とカンブリア紀
【事前学習】
前回の授業内容を復習しておくこと.特に先カンブリア時代末の生物相について整理しておくこと
【事後学習】
授業内容を復習すること
8 化石鉱脈から考える生物進化
【事前学習】
前回の授業内容を復習しておくこと.カンブリアの爆発とは何かについて整理しておくこと
【事後学習】
授業内容を復習すること
9 魚類の多様化と四肢動物の登場
【事前学習】
前回の授業内容を復習しておくこと.特にカ先カンブリア時代とカンブリア紀の生物相の違いについて整理しておくこと
【事後学習】
授業内容を復習すること
10 陸上生態系(植物)の出現と発達
【事前学習】
前回の授業内容を復習しておくこと.特に脊椎動物の位置づけにうちて整理しておくこと
【事後学習】
授業内容を復習すること
11 陸上生態系(動物)の出現と発達
【事前学習】
前回の授業内容を復習しておくこと.特に植物の陸上進出とその後の地球環境の変化について整理しておくこと
【事後学習】
授業内容を復習すること
12 大量絶滅と生物相の入れ替わり
【事前学習】
前回の授業内容を復習しておくこと.特に動物の陸上進出について整理しておくこと
【事後学習】
授業内容を復習すること
13 古生物地理
【事前学習】
前回の授業内容を復習しておくこと.特に大量絶滅の原因について整理しておくこと
【事後学習】
授業内容を復習すること
14 化石試料から古環境を読み解く
【事前学習】
前回の授業内容を復習しておくこと.特に現在の生物分布がどのように形成されたのかについて整理しておくこと.
【事後学習】
授業内容を復習すること
15 達成度の確認と解説
【事前学習】
これまでの学修内容を復習しておくこと
【事後学習】
達成度の確認と解説をふまえ,自分の理解が足りなかった事柄について復習すること.
その他
教科書 なし
参考書 なし
成績評価の方法及び基準 授業内テスト(70%)、授業内に課す課題(30%)
授業内テストは15回目の達成度の確認,授業内に出す課題は授業内で行う小テスト(2回行う),授業内で課すレポート(1回行う)を指す.

授業内テスト(70%),授業内に出す課題(30%)の比率で60点以上を合格とする.

〈達成度評価基準〉
(1) 化石証拠からわかる先カンブリア時代の地球環境と生物相について説明できる(20点)
(2) 化石証拠からわかる顕生累代の地球環境と生物相について説明できる(20点)
(3) 生命の進化と地球環境の相互作用を説明できる(20点)
(4) 大量絶滅がいつ,どのようにして起こったのかを説明できる(20点)
(5) 現在の生物相がどのように形成されたのかを説明できる(20点)
オフィスアワー 原則として、当該授業日の昼休みに研究室(A211室)にて対応する.

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