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地球科学要論２ ー地下水工学ー
| 平成28年度以降入学者 | 地球科学要論２ ー地下水工学ー | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 平成27年度以前入学者 | 地球システム科学要論２ | ||||
| 教員名 | 三宅紀治 | ||||
| 単位数 | 2 | 学年 | 3 | 開講区分 |
文理学部
（他学部生相互履修可） |
| 科目群 | 地球科学科 | ||||
| 学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 | ||
| 授業概要 | 民間研究機関にて実務経験が豊富な教員がその経験を活かし、建設掘削における地下水の問題発見と対策に必要な基礎知識が実務レベルどう使われているのかが理解できるように講義する。 |
|---|---|
| 授業のねらい・到達目標 | 我が国の都市の多くは、地下⽔位(⽔頭)が⾼く地下⽔が豊富な未固結地盤に立地する。このような場所で地下を掘削する場合、地下⽔が原因の様々なトラブルに遭遇し、周辺環境を損なうことがある。これらの問題を解決するためには地盤と地下水の関わりや地下水流れに関する基礎知識が必要で、この授業では基礎知識に加えて、これが実務にどう適用されているのかを理解してもらうことを目標に、関連情報を含めて講義する。 ・到達目標：学科プログラム(JABEE認定プログラム含む）の学習・教育到達目標「（G）地球科学の専門知識を修得する」（1-15）に寄与する。※括弧内の数字は授業計画内の講義番号 ・地球科学科 ディプロマ・ポリシー（D.P.)：（G） 地球科学の専門知識を修得している．に対応する。 この科目は文理学部（学士（理学））のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。 |
| 授業の方法 | パソコンスライドおよびプリントを用い、授業計画に沿った講義形式で行う。 本授業の事前・事後学習は，各２時間の学習を目安とします。 |
| 履修条件 | なし。 |
| 授業計画 | |
|---|---|
| 1 |
授業テーマとねらい、進め方 【事前学習】シラバスを事前に確認しておくこと。 【事後学習】第2回以降の授業に備え、第1回の講義で説明される全体を通した授業内容の流れを理解すること。 |
| 2 |
地下水による地下工事現場のトラブル 【事前学習】あらかじめ配付されたプリントで予習し自らの課題を整理しておくこと。 【事後学習】課題が解決されたかを確認すること。また、授業内容のまとめを行い、ミニレポートとして次回授業で提出すること。 |
| 3 |
地下水による地下工事現場周辺のトラブル 【事前学習】あらかじめ配付されたプリントで予習し自らの課題を整理しておくこと。 【事後学習】課題が解決されたかを確認すること。また、授業内容のまとめを行い、ミニレポートとして次回授業で提出すること。 |
| 4 |
地下工事現場や周辺のトラブル原因となる地下水の主な性質 【事前学習】あらかじめ配付されたプリントで予習し自らの課題を整理しておくこと。 【事後学習】課題が解決されたかを確認すること。また、授業内容のまとめを行い、ミニレポートとして次回授業で提出すること。 |
| 5 |
地下工事現場および周辺で起こる地下水が原因のトラブルを防ぐ地下水対策 【事前学習】あらかじめ配付されたプリントで予習し自らの課題を整理しておくこと。 【事後学習】課題が解決されたかを確認すること。また、授業内容のまとめを行い、ミニレポートとして次回授業で提出すること。 |
| 6 |
地下水対策に関連する標準貫入試験、比抵抗検層など地盤調査 【事前学習】あらかじめ配付されたプリントで予習し自らの課題を整理しておくこと。 【事後学習】課題が解決されたかを確認すること。また、授業内容のまとめを行い、ミニレポートとして次回授業で提出すること。 |
| 7 |
地下水位（水頭）の調査方法、観測孔、観測井の設置方法と観測例 【事前学習】あらかじめ配付されたプリントで予習し自らの課題を整理しておくこと。 【事後学習】課題が解決されたかを確認すること。また、授業内容のまとめを行い、ミニレポートとして次回授業で提出すること。 |
| 8 |
地下水対策に関わる井戸理論(1)：揚水に伴う地下水低下、井戸理論の必要性 【事前学習】あらかじめ配付されたプリントで予習し自らの課題を整理しておくこと。 【事後学習】課題が解決されたかを確認すること。また、授業内容のまとめを行い、ミニレポートとして次回授業で提出すること。 |
| 9 |
地下水対策に関わる井戸理論(2)：井戸公式、平衡式と非平衡式 【事前学習】あらかじめ配付されたプリントで予習し課題を自らの整理しておくこと。 【事後学習】課題が解決されたかを確認すること。また、授業内容のまとめを行い、ミニレポートとして次回授業で提出すること。 |
| 10 |
地下水対策に関わる帯水層試験(1)：帯水層試験とは？ 帯水層試験の解析式 【事前学習】あらかじめ配付されたプリントで予習し自らの課題を整理しておくこと。 【事後学習】課題が解決されたかを確認すること。また、授業内容のまとめを行い、ミニレポートとして次回授業で提出すること。 |
| 11 |
地下水対策に関わる帯水層試験(2)：試験の方法、解析例、結果の適用 【事前学習】あらかじめ配付されたプリントで予習し自らの課題を整理しておくこと。 【事後学習】課題が解決されたかを確認すること。また、授業内容のまとめを行い、ミニレポートとして次回授業で提出すること。 |
| 12 |
地下水対策の事例 【事前学習】あらかじめ配付されたプリントで予習し自らの課題を整理しておくこと。 【事後学習】課題が解決されたかを確認すること。また、授業内容のまとめを行い、ミニレポートとして次回授業で提出すること。 |
| 13 |
揚水(採取）規制などによる地下水上昇が地下工事や地下構造物に与える影響と対応 【事前学習】あらかじめ配付されたプリントで予習し自らの課題を整理しておくこと。 【事後学習】課題が解決されたかを確認すること。授業内容のまとめを行うこと。 |
| 14 |
到達度の確認と解説 【事前学習】前回までの授業内容の復習を行う。 【事後学習】課題がある場合はそれを整理しておくこと。 |
| 15 |
れまでの復習・解説を行い授業内容の理解を深める。 【事前学習】前回事後学習で課題があることが分かった場合はそれについて理解・解決を図ること。 【事後学習】授業全体を通し、自らの課題に関して理解・解決が図られたことを再確認し、不足の場合は自習により補っておくこと。 |
| 16 |
【事前学習】 【事後学習】 |
| 17 |
【事前学習】 【事後学習】 |
| 18 |
【事前学習】 【事後学習】 |
| 19 |
【事前学習】 【事後学習】 |
| 20 |
【事前学習】 【事後学習】 |
| 21 |
【事前学習】 【事後学習】 |
| 22 |
【事前学習】 【事後学習】 |
| 23 |
【事前学習】 【事後学習】 |
| 24 |
【事前学習】 【事後学習】 |
| 25 |
【事前学習】 【事後学習】 |
| 26 |
【事前学習】 【事後学習】 |
| 27 |
【事前学習】 【事後学習】 |
| 28 |
【事前学習】 【事後学習】 |
| 29 |
【事前学習】 【事後学習】 |
| 30 |
【事前学習】 【事後学習】 |
| その他 | |
|---|---|
| 教科書 | 教科書はなく、教材として要点をまとめたプリントをあらかじめ配付する。 |
| 参考書 | 必要に応じて授業中に紹介する。 |
| 成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト(100%) 授業内テスト：期末に実施する授業内テスト(70%)、途中3回実施する授業内小テスト(30%) 総合的に判断して60 点以上を合格とする。 |
| オフィスアワー | 授業後随時（講師室等） |