検索したい科目/教員名/キーワードを入力し「検索開始」ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に1文字スペースを入れずに、検索してください。
科目名 | アジア地誌 | ||||
---|---|---|---|---|---|
教員名 | 任海 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 地理学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業概要 | 広い海陸範囲にわたり,多くの人々が稠密に居住するアジアの諸地域区分を解説し,各地域を特徴づける特定のテーマに焦点を当てて講義する。また,グローバル地誌,比較交流地誌,広域動態地誌などの地誌学アプローチで中国とアジア諸国のつながりについて講義する。 |
---|---|
授業のねらい・到達目標 | 地誌学の視点と方法でアジア全般と各地域の概況が説明できるようになることが目的とする。また,講義で取り上げた国の事例を通して,学生自らテーマ重視地誌のアプローチで各国の全体像を動態的に理解することができることが目的とする。 この科目は文理学部(学士(地理学))のディプロマポリシーDP1,DP2及びカリキュラムポリシーCP1,CP2に対応しています。 |
授業の方法 | 地域の全体像を把握するための地図作業と,地域の状況を解説するためのプレゼンテーションを中心に講義形式で授業をおこなう。 随時,受講生の考えや評価を聞く(授業内課題/提出物)。 本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とします。 |
履修条件 | 【重要】第1回目の授業に必ず出席のこと。 受講時に地図帳を必ず持参すること。 |
授業計画 | |
---|---|
1 |
講義概要の説明 【事前学習】シラバスを読むこと 【事後学習】地図帳と授業時に紹介した参考書を用意すること |
2 |
地誌学の研究方法とアジアの捉え方 【事前学習】配布資料を熟度し,専門用語を調べること 【事後学習】地誌学的アプローチとゴールを整理すること |
3 |
アジアの位置・範囲と諸地域区分 【事前学習】アジアの位置と範囲を確認すること 【事後学習】アジアの地域区分と国々の位置関係を整理すること |
4 |
アジアの地域① 中央アジア・西アジア 【事前学習】地域における国々の位置関係を調べる 【事後学習】地域における宗教の分布を復習する |
5 |
アジアの地域② 南アジア-インドを中心に- 【事前学習】地域における国々の位置関係を調べる 【事後学習】インドの映画産業を詳しく調べる |
6 |
アジアの地域③ 東南アジア 【事前学習】地域における国々の位置関係をを調べる 【事後学習】インドネシアにおける華人社会の発展史を詳しく調べる |
7 |
アジアの地域④ 東アジア 【事前学習】地域における国々の位置関係を調べる 【事後学習】地域における各国が共有する特徴を3項目まとめる |
8 |
中国の自然環境 【事前学習】地図帳を用いて中国の地形,気候区分を予習する 【事後学習】中国の地形と気候の関係について整理する |
9 |
土地制度から見た中国の社会 【事前学習】事前配布資料を読むこと 【事後学習】中国における土地政策と社会変遷の時間軸を整理する |
10 |
中国の人口 【事前学習】事前配布資料を読むこと 【事後学習】中国における人口問題を整理してみる |
11 |
胡煥庸線からみた中国の地域格差 【事前学習】地図帳を用いて中国の農業,工業などの分布を予習する 【事後学習】講義内容を参照して予習した中国の農業,工業などの分布を復習する |
12 |
「一帯一路」からみた中国とアジアの諸国の関係①(東アジア,東南アジア諸国) 【事前学習】事前配布資料を読むこと 【事後学習】白地図を利用して「一帯一路」を確認する |
13 |
「一帯一路」からみた中国とアジアの諸国の関係②(南アジア,中央アジア,西アジア諸国) 【事前学習】事前配布資料を読むこと 【事後学習】白地図を利用して「一帯一路」の国々の位置関係を確認する |
14 |
「一帯一路」にめぐる諸問題 【事前学習】事前配布資料を読み,講義テーマに関わるニュースを調べる 【事後学習】講義で取り上げた諸問題を地図化する |
15 |
講義の総括,質疑応答,内容補足 【事前学習】第2回~14回の内容を復習し,問題点を整理する 【事後学習】授業内容を復習する |
その他 | |
---|---|
教科書 | なし |
参考書 | 基本地図帳(必須) その他,授業中に適宜紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(50%)、授業参画度(20%)、作業地図(30%) 授業参画度は,適宜リアクションペーパー等で評価します。 |
オフィスアワー | 火曜日11:00~12:00 8号館4階A-401号室 |