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化学特別実験１

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科目名 化学特別実験１
教員名 岩堀史靖
単位数    2 学年    4 開講区分 文理学部
学期 前期 履修区分 必修
授業概要 有機ラジカル，金属錯体，光応答性物質などの機能性分子を設計・合成し，構造や性質を調べる。
授業のねらい・到達目標 目的物を得るための総合的な技術（計画立案，文献調査，合成，単離精製，構造帰属など）を使えるようになる。
NMRやESR，X線構造解析装置などを用いた構造・物性解析が出来るようになる。

この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。
授業の方法 計画立案，実験，データ整理と報告，討論から成る。
本授業の事前・事後学習は，各４時間の学習を目安としますが，研究の進捗に応じた学習が必要です。
授業計画
1 オリエンテーション：これから取り組む研究の目的や意義を理解する。
［事前学習］：事前に与えられた紹介文と課題を完成しておく。
［事後学習］：化学特別実験における問題意識、課題意識を整理しておく。
2 研究背景の理解（１）：挑む分野のバックグラウンドを理解し、研究計画立案に役立てる。
［事前学習］：過去の卒業論文を精読し、課題を抽出しておく。
［事後学習］：図書館やオンラインデータベースを利用して文献を揃えておく。
3 研究背景の理解（２）：抽出した課題の解決法を探り、研究計画立案につなげる。
［事前学習］：そろえた資料や文献を精読しておく。
［事後学習］：合成しようとする分子の大まかな性質を考えて整理しておく。
4 研究計画立案
［事前学習］：自分が合成しようとする分子に求める性質を整理しておく。
［事後学習］：合成スキームを描き、必要な文献や資料を手配しておく。
5 合成実験（１）：不活性雰囲気下での試料合成
［事前学習］：空気や水に対して不安定な物質にはどのようなものがあるか調べておく。
［事後学習］：修得した技術をノートに整理して記録し、再読しておく。
6 合成実験（２）：低温条件下での試料合成
［事前学習］：温度に対して不安定な物質にはどのようなものがあるか調べておく。
［事後学習］：修得した技術をノートに整理して記録し、再読しておく。
7 研究発表会（１）
［事前学習］：研究テーマに関する発表資料を整理し、まとめておく。
［事後学習］：発表に対して寄せられた指摘、注意、アイデアを整理しておく。
8 合成実験（３）：加熱条件下での試料合成
［事前学習］：反応系を加熱することのメリット、デメリットについて調べておく。
［事後学習］：修得した技術をノートに整理して記録し、再読しておく。
9 合成実験（４）：遮光条件下での試料合成
［事前学習］：光に対して不安定な物質にはどのようなものがあるか調べておく。
［事後学習］：修得した技術をノートに整理して記録し、再読しておく。
10 合成実験（５）：合成した試料の後処理技術
［事前学習］：合成試料を取り出し、粗製品を作る技術にはどのようなものがあるか調べておく。
［事後学習］：修得した技術をノートに整理して記録し、再読しておく。
11 研究発表会（２）
［事前学習］：研究テーマに関する発表資料を整理し、まとめておく。
［事後学習］：発表に対して寄せられた指摘、注意、アイデアを整理しておく。
12 合成実験（６）：試料の単離精製技術（再結晶、昇華精製）
［事前学習］：粗製品から純粋な物質を取り出す技術にはどのようなものがあるか調べておく。
［事後学習］：修得した技術をノートに整理して記録し、再読しておく。
13 合成実験（７）：試料の単離精製技術（クロマトグラフィー）
［事前学習］：クロマトグラフィーに用いる担体にはどのようなものがあるか調べておく。
［事後学習］：修得した技術をノートに整理して記録し、再読しておく。
14 合成実験（８）：試料の結晶化
［事前学習］：良好な単結晶を作成するにはどのような注意が必要か調べておく。
［事後学習］：修得した技術をノートに整理して記録し、再読しておく。
15 研究発表会（３）
［事前学習］：研究テーマに関する発表資料を整理し、まとめておく。
［事後学習］：発表に対して寄せられた指摘、注意、アイデアを整理し、化学特別実験2の履修に備える。
その他
教科書 使用しない
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 実験内容(50%)、研究発表(50%)
単位取得には，研究室内での研究発表を必要とする。
オフィスアワー いつでも結構ですが，もし時間の約束が必要ならばアポイントメントを取ってください。

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