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科目名 | 無機化学2 | ||||
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教員名 | 岩堀史靖 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1 | 開講区分 | 文理学部 |
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業概要 | 原子レベルからの化学基礎にはじまり、化学結合や分子の性質などを理解するための知識を講義する。 |
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授業のねらい・到達目標 | 無機化学のみならず化学全般で必要とされる原子レベルの基礎知識に加え、化学結合と分子構造に関する知識を学習・理解し、それらについて説明できるようになる。 この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。 |
授業の方法 | 板書形式で行う。必要に応じて補助教材(私製印刷物)を配布する。 本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とします。 |
授業計画 | |
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1 |
多原子分子の結合(1):原子価結合理論と分子軌道理論 [事前学習]教科書p.108〜p.115を読んでおくこと。 [事後学習]原子価結合理論における混成についてノートに整理してまとめる。 |
2 |
多原子分子の結合(2):多原子分子に適用される分子軌道理論 [事前学習]教科書p.115〜p.123を読んでおくこと。 [事後学習]3原子分子の分子軌道についてノートに整理してまとめる。 |
3 |
多原子分子の結合(3):分子軌道理論 [事前学習]教科書p.127〜p.130を読んでおくこと。 [事後学習]多原子分子の分子軌道についてノートに整理してまとめる。 |
4 |
金属やイオン固体の構造とエネルギー論(1):球の充填 [事前学習]教科書p.140〜p.146を読んでおくこと。 [事後学習]金属の固体構造、その多形についてノートに整理してまとめる。 |
5 |
金属やイオン固体の構造とエネルギー論(2):金属の結合と半導体 [事前学習]教科書p.146〜p.153を読んでおくこと。 [事後学習]金属結合とバンド理論についてノートに整理してまとめる。 |
6 |
金属やイオン固体の構造とエネルギー論(3):イオン半径 [事前学習]教科書p.153〜p.160を読んでおくこと。 [事後学習]半径比則についてノートに整理してまとめる。 |
7 |
金属やイオン固体の構造とエネルギー論(4):格子エネルギー [事前学習]教科書p.162〜p.165を読んでおくこと。 [事後学習]ボルン・ランデの式についてノートに整理してまとめる。 |
8 |
金属やイオン固体の構造とエネルギー論(5):ボルン・ハーバーサイクル [事前学習]教科書p.165〜p.168を読んでおくこと。 [事後学習]ボルン・ハーバーサイクルの使い方についてノートに整理してまとめる。 |
9 |
水溶液中の酸、塩基。イオン(1):酸塩基の定義とエネルギー論 [事前学習]教科書p.172〜p.180を再度よく読んでおくこと。 [事後学習]酸塩基やその平衡定数についてノートに整理してまとめる。 |
10 |
水溶液中の酸、塩基。イオン(2):イオン性塩の溶解度 [事前学習]教科書p.180〜p.189を読んでおくこと。 [事後学習]イオン性塩の溶解度や共通イオン効果についてノートに整理してまとめる。 |
11 |
水溶液中の酸、塩基。イオン(3):配位化合物の安定度定数 [事前学習]教科書p.189〜p.199を読んでおくこと。 [事後学習]配位化合物の平衡、HSAB則についてノートに整理してまとめる。 |
12 |
酸化と還元(1):酸化還元電位 [事前学習]教科書p.204〜p.209を読んでおくこと。 [事後学習]酸化還元電位と、それにまつわる諸数量についてノートに整理してまとめる。 |
13 |
酸化と還元(2):電位図、フロスト図 [事前学習]教科書p.209〜p.220を読んでおくこと。 [事後学習]フロスト図のもつ意味についてノートに整理してまとめる。 |
14 |
第2回から第13回までの講義内容について演習形式で振り返り、その内容に関する質疑応答を行う。 [事前学習]第13回までの講義内容を整理し、疑問点や理解不足と思われる点をまとめておく。 [事後学習]演習問題で理解不足だった部分をノートに抜き出し、再度問題を解く。 |
15 |
到達度の確認(授業内テスト)と内容解説。 [事前学習]第14回までの講義内容を理解し消化しておく。 [事後学習]自分の解答と正解を照らし合わせ、理解不足だった部分をノートにまとめる。 |
その他 | |
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教科書 | 巽和行・西原寛・穐田宗隆・酒井健 監訳 『ハウスクロフト無機化学(上)』 東京化学同人 2012年 第1版 再履修の学生は、シュライバー・アトキンス第6版を使うことができます。 |
参考書 | 本講義は「無機化学」と題しているが,物理化学や量子化学の要素も多分に含まれるので、 そのようなジャンルの参考書もあわせて読んでみると理解の助けになる。 どちらかというと平易な参考書を数多く読むことを勧める。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト(100%) 授業内テストは,学期末に行う到達度確認テストで評価します。 |
オフィスアワー | 時間は特に指定しないが、来室の際は事前にアポイントメントを取ってほしい。 アポ無しの訪問は受けられない場合がある。 オフィス:本館6階・化601教室 |