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有機化学6

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科目名 有機化学6
教員名 辻裕章
単位数    2 学年    3 開講区分 文理学部
学期 後期 履修区分 選択必修
授業概要 有機金属化学
授業のねらい・到達目標 有機金属化学を理解するための基礎知識を習得し,遷移金属触媒を用いた有機合成反応を理解して説明できるようになる.

この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。
授業の方法 板書による講義形式.本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とします.
授業計画
1 ガイダンス(講義の進め方や評価方法など)と有機金属化学に関する概説

【事前学習】シラバスを事前に確認すること.

【事後学習】第2回目以降の講義に備え,有機化学1〜5で学んだ内容を復習する.また,テキストの序論を読んでおくこと.
2 有機金属化合物の構造と結合

【事前学習】テキストの第2章12頁〜36頁を読んでおくこと.

【事後学習】有機金属化合物の構造と結合について復習する.
3 配位子の解離と配位

【事前学習】テキストの第2章36頁〜56頁を読んでおくこと.

【事後学習】配位子の解離と配位について復習する.
4 有機金属化合物の反応性

【事前学習】テキストの第3章を読んでおくこと.

【事後学習】有機金属化合物の反応性について復習する.
5 遷移金属錯体の性質(1)18電子則

【事前学習】テキストの第4章119頁〜126頁を読んでおくこと.

【事後学習】18電子則について復習する.
6 遷移金属錯体の性質(2)18電子則に基づき遷移金属錯体の安定性を議論する

【事前学習】テキストの第4章119頁〜126頁を読んでおくこと.

【事後学習】18電子則に基づく遷移金属錯体の安定性について復習する.
7 遷移金属錯体の関与する素反応(1)酸化的付加反応,還元的脱離反応,トランスメタル化反応

【事前学習】テキストの第5章149頁〜187頁,214頁〜217頁を読んでおくこと.

【事後学習】酸化的付加反応,還元的脱離反応,トランスメタル化反応について復習する.
8 遷移金属錯体の関与する素反応(2)挿入反応とβ-水素脱離反応

【事前学習】テキストの第5章187頁〜205頁を読んでおくこと.

【事後学習】挿入反応とβ-水素脱離反応について復習する.
9 クロスカップリング反応(1)Mizoroki-Heck反応,Kumada-Tamao-Corriu反応,Suzuki-Miyaura反応

【事前学習】テキストの第6章230頁〜244頁を読んでおくこと.

【事後学習】Mizoroki-Heck反応,Kumada-Tamao-Corriu反応,Suzuki-Miyaura反応について復習する.
10 クロスカップリング反応(2)Negishi反応,Hiyama反応,Sonogashira反応

【事前学習】テキストの第6章230頁〜244頁を読んでおくこと.

【事後学習】Negishi反応,Hiyama反応,Sonogashira反応について復習する.
11 アルケンの触媒的水素化反応およびヒドロホルミル化反応

【事前学習】テキストの第6章245頁〜250頁,263頁〜267頁を読んでおくこと.

【事後学習】アルケンの触媒的水素化反応およびヒドロホルミル化反応について復習する.
12 アルケンおよびメタノールの酸化反応

【事前学習】テキストの第6章270頁〜274頁,284頁〜291頁を読んでおくこと.

【事後学習】アルケンおよびメタノールの酸化反応について復習する.
13 遷移金属触媒を用いた不斉合成反応

【事前学習】テキストの第6章246頁〜249頁を読んでおくこと.

【事後学習】遷移金属触媒を用いた不斉合成反応について復習する.
14 事前に提示したレポート課題について,理解度の確認と質疑応答を行う

【事前学習】第13回目の講義で提示したレポート課題に取り組む.

【事後学習】レポート課題に関して簡単な議論を行い,修正点等をアドバイスするので,試験に向けて勉強する.
15 授業内試験(習熟度テスト・授業内テスト)とその解説を行う

【事前学習】第2回〜第13回の内容を復習すること.

【事後学習】第2回〜第13回の内容に関して,改めて勉強すべきと思う内容を復習する.
その他
教科書 山本明夫著 『有機金属化学 基礎から触媒反応まで』 東京化学同人 2015年 第1版
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 レポート(5%)、授業内テスト(90%)、授業参画度(5%)
授業参画度は,毎回のリアクションペーパー等で授業参画度を評価します.
オフィスアワー 講義終了後15分程度

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