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科目名 | 環境と生命1 | ||||
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教員名 | 内海邑 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 総合教育科目 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業概要 | 生態学における環境とは、ある生物を取り巻き、その生物に影響を与える要因全てを総合したものである。環境と生命 1 では、環境の物理的・化学的側面に着目して、環境と生命の相互作用とその歴史的変遷について講義する。 |
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授業のねらい・到達目標 | 本講義を通して、食事や健康などの日常生活における疑問や、人類が直面する環境問題を科学的に考え、理解できるようになることを目指す。 この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP3及びカリキュラムポリシーCP4,CP6に対応しています。 |
授業の方法 | 本講義はパワーポイントを用いた講義形式で行う。理解度を確認するために、講義中の質疑応答を積極的に行うとともに、講義の進行に合わせ小テストを実施する。関係資料は適宜blackboard上に掲示する。 本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とします。 |
履修条件 | 受講希望者が教室人員を超えた場合、人数制限(抽選)を行う場合がある。 |
授業計画 | |
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1 |
環境とはなにか:本講義の目的と授業計画、本講義で扱う環境について概説する 【事前学習】 シラバスを事前に確認する 【事後学習】 第 2 回以降に備え、講義で挙げる参考文献などを読み、生態学の目的や環境などの概念を復習する |
2 |
食べたもので身体はできている:生体を構成する物質とヒトの三大栄養素について概説する 【事前学習】 元素や分子などの化学的な基礎概念を復習する 【事後学習】 自らが食べたものについて、構成する物質・栄養素について調べる |
3 |
糖質のゆくえ:呼吸の種類と基本的性質について概説する 【事前学習】 どのようなものに糖質が多く含まれているかを調べる 【事後学習】 講義を振り返り、生物学における「呼吸」の意味と糖の代謝についてまとめ、自ら説明できるようにする |
4 |
脂質のゆくえ:脂質の機能と細胞の構造について概説する 【事前学習】 どのようなものに脂質が多く含まれているかを調べる 【事後学習】 講義を振り返り、脂質によるエネルギー貯蔵と細胞の構造についてまとめ、自ら説明できるようにする |
5 |
タンパク質のゆくえ1:タンパク質の機能と生命のセントラルドグマについて概説する 【事前学習】 どのようなものにタンパク質が多く含まれているかを調べる 【事後学習】 講義を振り返り、タンパク質の構造と機能、合成過程についてまとめ、自ら説明できるようにする |
6 |
タンパク質のゆくえ2:遺伝について、その仕組みとセントラルドグマとの関係を概説する 【事前学習】 中学・高校で学んだメンデル遺伝の法則について復習する 【事後学習】 講義を振り返り、遺伝の仕組みとタンパク質合成の関係についてまとめ、自ら説明できるようにする |
7 |
理解度の確認と中間まとめ(これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める) 【事前学習】 第 1 回から第 6 回までの内容を復習し、確認テストに備える 【事後学習】 理解不足だった部分について、復習し理解を補う |
8 |
糖質・脂質の由来1:光合成の基本的性質について概説する 【事前学習】 第 3 回の講義内容である呼吸の性質について復習する 【事後学習】 講義を振り返り、光合成過程および呼吸との関連についてまとめ、自ら説明できるようにする |
9 |
糖質・脂質の由来2:陸域や海域での炭素循環について概説する 【事前学習】 第 2 回の講義内容である糖質と脂質の化学的性質について復習する 【事後学習】 講義を振り返り、陸域・海域の生態系が光合成によるエネルギー獲得に依存していることを確認する |
10 |
タンパク質の由来:陸域や海域での窒素循環について概説する 【事前学習】 第 2, 5 回の講義内容であるタンパク質の構造と化学的性質について復習する 【事後学習】 ハーバー・ボッシュ法について調べ、生態系における窒素循環と比較する |
11 |
いかにして資源を得るか:限られた資源をめぐる生物の生存戦略について概説する 【事前学習】 第 2 回の講義内容である生体が必要とする化学的資源(栄養素)について復習する 【事後学習】 自らが想像する「厳しい環境」について、そこに生息する生物とその生物の資源獲得について調べる |
12 |
進化の仕組み:進化の仕組みと適応について概説する 【事前学習】 第 6 回の講義内容である遺伝の仕組みについて復習する 【事後学習】 講義を振り返り、進化の定義と仕組み、適応との関係についてまとめ、自ら説明できるようにする |
13 |
環境の変遷と生命活動:生命活動による環境の歴史的変遷を概説する 【事前学習】 第 8, 9 回の講義内容である光合成過程と炭素循環について復習する 【事後学習】 人間の社会活動による環境の変遷について、自らの興味ある事例について一つ調べ、講義で紹介した環境の変遷と比較する |
14 |
試験および講義の振り返り 【事前学習】 第 1 回から第 13 回までの内容を復習し、試験に備える 【事後学習】 試験でわからなかった部分を復習し、理解を整理する |
15 |
人類とその環境:これまでの講義内容をヒトの視点から総括し、身近な問題としての「環境と生命」について概説する 【事前学習】 第 1 回から第 13 回までを見直し、疑問点を整理しておく 【事後学習】 講義を振り返り、自らが食べたものを題材に、それが体内でどのように使われ、どのように環境中を巡り、再び食べ物として利用されうるのかをまとめる |
16 |
【事前学習】 【事後学習】 |
17 |
【事前学習】 【事後学習】 |
18 |
【事前学習】 【事後学習】 |
19 |
【事前学習】 【事後学習】 |
20 |
【事前学習】 【事後学習】 |
21 |
【事前学習】 【事後学習】 |
22 |
【事前学習】 【事後学習】 |
23 |
【事前学習】 【事後学習】 |
24 |
【事前学習】 【事後学習】 |
25 |
【事前学習】 【事後学習】 |
26 |
【事前学習】 【事後学習】 |
27 |
【事前学習】 【事後学習】 |
28 |
【事前学習】 【事後学習】 |
29 |
【事前学習】 【事後学習】 |
30 |
【事前学習】 【事後学習】 |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | 池内 昌彦, 伊藤 元己, 箸本 春樹, 道上 達男 『キャンベル生物学 原書11版』 丸善出版 2018年 日本生態学会 『生態学入門』 東京化学同人 2012年 第2版 井上 勲 『藻類30億年の自然史―藻類からみる生物進化・地球・環境』 東海大学出版会 2007年 第2版 |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト(80%)、授業参画度(20%) 授業内テストは、中間の理解度テストおよび期末試験、小テスト等を合わせて評価する。 授業参画度は、毎回のリアクションペーパー等で評価する。 |
オフィスアワー | 授業終了時 |