情報と社会２

科目名	情報と社会２
教員名	毛利康秀
単位数	2	学年	1～4	開講区分	文理学部
科目群	総合教育科目
学期	後期	履修区分	選択必修

授業概要	社会の情報化が高度に進展しつつある現在、情報についての理解を深めていくには、技術的な側面のみならず社会的な視点からのアプローチも不可欠である。この講義では「情報化と社会との関わり」という観点から考察を深めていく。理科系分野と文科系分野の橋渡しになるような内容を目指している。
授業のねらい・到達目標	社会的な視点から「情報」ならびに「情報化」について考えていく。基本的な概念を押さえつつ、情報化していく社会の歴史的な経緯にも注意を払いながら、現代社会における情報化の諸相が把握できるようになることを目的とする。授業で学んだ様々なテーマについて、それを知らない人に分かりやすく説明することができるようになることを目標とする。この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP3及びカリキュラムポリシーCP6に対応しています。
授業の方法	毎回プリントを配布し、プリントに添って講義形式で進めていく。適宜、ビデオ教材も活用する。理解度を確認するための小レポートを課すこともある。学生の興味・関心や理解度に応じて内容を多少調整することもあるが、おおよそ以下の授業計画に示す内容で進めていく予定である。原則として、授業に入る前に前回の学習内容の確認を行う。日頃から講義内容の理解に努めておくこと。本授業の事前・事後学習は，各90分の学習を目安とします。
履修条件	受講希望者が多数になる時は抽選を行う。事前に抽選となる場合があるので、掲示板等で情報を確認しておくこと。

授業計画
1	講義概要：講義内容の説明、受講にあたっての注意事項など [事前学習]シラバスを事前に確認すること。（目安：90分） [事後学習]授業計画に記載されている主要なキーワードについて検索して調べておくこと。（目安：90分）
2	ネットワークと社会構造 [事前学習] 辞書等で「ネットワーク」の意味を調べておく。（目安：90分） [事後学習]主要なキーワードについて、それを知らない人に説明出来るよう授業内容を取りまとめておくこと。（目安：90分）
3	インターネット時代の社会関係資本 [事前学習]辞書等で「社会資本」「社会関係資本」の意味および両者の違いを下調べしておく。（目安：90分） [事後学習]主要なキーワードについて、それを知らない人に説明出来るよう授業内容を取りまとめておくこと。（目安：90分）
4	情報化社会の進展と組織の変容 [事前学習]インターネットを活用して「ホーソン実験」について下調べしておく。（目安：90分） [事後学習]主要なキーワードについて、それを知らない人に説明出来るよう授業内容を取りまとめておくこと。（目安：90分）
5	デジタル・ディバイドとは何か [事前学習]辞書等で「デジタル・ディバイド」の意味を調べておく。（目安：90分） [事後学習]主要なキーワードについて、それを知らない人に説明出来るよう授業内容を取りまとめておくこと。（目安：90分）
6	コンピュータとインターネットの仕組み [事前学習]インターネットを活用して「ノイマン型コンピュータ」について下調べしておく。（目安：90分） [事後学習]主要なキーワードについて、それを知らない人に説明出来るよう授業内容を取りまとめておくこと。（目安：90分）
7	情報技術の革新と社会の変容 [事前学習]インターネットを活用して「電卓（電子式卓上計算機）」について下調べしておく。（目安：90分） [事後学習]主要なキーワードについて、それを知らない人に説明出来るよう授業内容を取りまとめておくこと。（目安：90分）
8	情報セキュリティとプライバシー [事前学習]インターネットを活用して「ソーシャル・エンジニアリング」について下調べしておく。（目安：90分） [事後学習]主要なキーワードについて、それを知らない人に説明出来るよう授業内容を取りまとめておくこと。（目安：90分）
9	情報化社会と知的財産権 [事前学習]辞書等で「産業財産権」「著作権」の意味を調べ、分類しておく。（目安：90分） [事後学習]主要なキーワードについて、それを知らない人に説明出来るよう授業内容を取りまとめておくこと。（目安：90分）
10	デジタル経済と電子商取引 [事前学習]インターネットを活用して「デジタル経済」について下調べしておく。（目安：90分） [事後学習]主要なキーワードについて、それを知らない人に説明出来るよう授業内容を取りまとめておくこと。（目安：90分）
11	インターネット時代のマーケティング [事前学習]インターネットを活用して「AIDMA」「AISAS」「SIPS」のキーワードを下調べしておく。（目安：90分） [事後学習]主要なキーワードについて、それを知らない人に説明出来るよう授業内容を取りまとめておくこと。（目安：90分）
12	インターネット時代の情報教育 [事前学習]辞書等で「倫理」「情報倫理」の意味を調べておく。（目安：90分） [事後学習]主要なキーワードについて、それを知らない人に説明出来るよう授業内容を取りまとめておくこと。（目安：90分）
13	これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める [事前学習]これまでの学習内容全般を確認しておく。（目安：90分） [事後学習]主要なキーワードについて、それを知らない人に説明出来るよう授業内容を取りまとめておくこと。（目安：90分）
14	要点の確認と解説 [事前学習]これまでの授業で出てきた主要なキーワードを一通りチェックしておくこと。（目安：90分） [事後学習]授業内で出てきた、特に重要なキーワードについて、詳しい説明ができるかどうか再確認すること。（目安：90分）
15	講義内容の整理と解説 [事前学習]これまでに配布されたプリントに欠けがないかを確認し、ひととおり通読しておくこと。（目安：90分） [事後学習]自分にとって分かりにくかった分野について、詳しい説明ができるかどうか繰り返し確認すること。（目安：90分）

その他
教科書	教科書は特に使用しない。毎回プリントを配布する。
参考書	参考となる資料も適宜配布する。授業の理解度を高めるための参考書を適宜紹介することがある。
成績評価の方法及び基準	試験(70%)、授業参画度(30%) ・最終的な評価は期末試験で行うが、小レポート課題を含む授業参画度も重視する。・授業参画度は、授業内での小レポート課題1回で評価する。
オフィスアワー	授業の前後の時間帯。メールでの質問も歓迎。詳細は初回授業時に説明する。
備考	やむを得ない理由で欠席する場合は欠席届を提出すること（書式自由）。