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科目名 | 障害者・障害児心理学 | ||||
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教員名 | 松浦隆信 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業概要 | 障害に関する定義や法制度などの基礎知識を踏まえた上で、障害者・障害児が抱える心理的・社会的困難の実際について理解を深める。また、障害者・障害児を支援するにあたって求められる心構えや支援のあり方、支援制度ならびに支援施設に関する基礎知識を獲得する。 |
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授業のねらい・到達目標 | 【公認心理師コース科目(受験資格取得に必要な科目)】 国が定めている障害の4分類や各障害の概要、心理的・社会的困難の実際を理解できる。 障害者・障害児支援の根拠となる法制度を理解できる。 障害者・障害児を支援する際に求められる基礎知識の他、支援に携わる者が有しておくべき心構えについて自分なりの見解を述べることができる。 この科目は文理学部(学士(心理学))のディプロマポリシーDP2,DP3,DP4及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。 |
授業の方法 | 指定する教科書の読解をベースに、適宜補足資料(レジュメ・スライド)を配布・提示し、それらを読み進めていきながら基礎知識を獲得していく。特定の授業回では、担当講師の臨床心理士および公認心理師としての実務経験を踏まえた事例検討や支援の実際に関する講義を行い、支援のあり方について体験的な理解を促せるように工夫する。 本授業の事前・事後学習は、各2時間の学習を目安とします。 |
履修条件 | 公認心理師コース受講許可を得ている者のみ受講可 |
授業計画 | |
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1 |
授業オリエンテーションおよび障害の定義に関する小講義 【事前学習】シラバスを一読してくる。 【事後学習】授業で伝えた障害の定義を復習してくる。 |
2 |
障害の定義ならびに支援分野 【事前学習】教科書第1章を読んでくる。 【事後学習】教科書第1章を復習する。 |
3 |
身体障害の理解と支援(1)視聴覚障害 【事前学習】教科書第2章・3章を読んでくる。 【事後学習】教科書第2章・3章を復習する。 |
4 |
身体障害の理解と支援(2)健康障害 【事前学習】教科書第14章を読んでくる。 【事後学習】教科書第14章を復習する。 |
5 |
身体障害に対する支援の実際:事例検討 【事前学習】これまでの授業を踏まえて、身体障害者・児への支援として望ましいあり方を考えてくる。 【事後学習】身体障害を有する支援対象者への心理的支援のあり方についてレポートをまとめてくる。 |
6 |
精神障害の理解と支援(1):不安症、うつ病、その他関連疾患 【事前学習】不安症とうつ病の概要をインターネットや書籍を通じて調べてくる。 【事後学習】配布した資料を読み返す。 |
7 |
精神障害の理解と支援(2):統合失調症、摂食障害、その他関連疾患 【事前学習】統合失調症、摂食障害の概要をインターネットや書籍を通じて調べてくる。 【事後学習】配布した資料を読み返す。 |
8 |
精神障害の理解と支援(3):パーソナリティ障害、依存症、その他関連疾患 【事前学習】パーソナリティ障害と依存症に関して調べてくる。 【事後学習】配布した資料を読み返す。 |
9 |
精神障害に対する支援の実際:不安症、うつ病への支援 【事前学習】不安症とうつ病に対して行われている心理療法についてインターネットや書籍を通じて調べてくる。 【事後学習】授業内で学んだ心理療法の概要を復習する。 |
10 |
子どもの情緒障害の理解と支援 【事前学習】教科書第9章を読んでくる。 【事後学習】教科書第9章と配布資料を読み返す。 |
11 |
知的障害の理解と支援 【事前学習】教科書第5章を読んでくる。 【事後学習】知的障害に対する支援のあり方についてレポートをまとめてくる。 |
12 |
発達障害の理解と支援(1):自閉スペクトラム症 【事前学習】教科書第6章を読んでくる。 【事後学習】教科書第6章を復習する。 |
13 |
発達障害の理解と支援(2):ADHD、学習障害 【事前学習】教科書第7章および8章を読んでくる。 【事後学習】教科書第7章および8章を復習する。 |
14 |
発達障害に対する支援の実際:学校現場における発達障害事例への対応 【事前学習】教科書第6章から第8章の章末に記載の「現場の声」を熟読してくる。 【事後学習】自分なりの発達障害支援の望ましいあり方についてレポートをまとめてくる。 |
15 |
障害の受け止めと関係者への支援 【事前学習】教科書第1章3節を読んでくる。 【事後学習】授業で学んだ内容について論考を深める。 |
その他 | |
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教科書 | 太田信夫(監修)柿澤敏文(編集) 『障害者心理学 (シリーズ心理学と仕事)』 北大路書房 2017年 第1版 上記教科書の記載に沿って授業を進めるため、初回までに入手しておくこと。精神障害に関しては適宜レジュメ等を配布予定。 |
参考書 | 田中新正・古賀清治(編著) 『新訂 障害児・障害者心理学特論 (放送大学大学院教材 放送大学大学院文化科学研究科)』 放送大学教育振興会 2013年 第1版 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(75%)、授業参画度(25%) 授業内で3回分課すレポート提出が単位認定には必須である。授業参画度はレポートと併せて課すリアクションペーパーで評価する。 |
オフィスアワー | 木曜日13時半~14時半 |