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科目名 | 卒業論文 | ||||
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教員名 | 津川律子 | ||||
単位数 | 8 | 学年 | 4 | 開講区分 | 文理学部 |
学期 | 通年 | 履修区分 | 選択 |
授業概要 | 現役の臨床心理士として30年以上の臨床実践の経験を有する教員(公認心理師資格及び精神保健福祉士資格も有する)が、その経験を活かして、臨床心理学に関する卒業論文の指導を行う。 |
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授業のねらい・到達目標 | 4年間の学習の集大成として、臨床心理学に関する卒業論文を完成させる。 この科目は文理学部(学士(心理学))のディプロマポリシーDP1及びカリキュラムポリシーCP7,CP9に対応しています。 |
授業の方法 | 個別指導。指導を受けながら、自分が関心をもつテーマに関する先行研究を調べ、研究計画を策定し、調査研究等の準備を整え、データを収集し、研究目的に沿ったデータ処理を行い、仮説が支持されたかどうかに関して論理的な考察を行う。そして、卒業論文及びその要旨を執筆し、口述試問を受ける。研究対象や研究方法によって歩みが違うため、以下の授業計画はあくまで参考例である。 本授業の事前・事後学習は、各5時間(平日1日1時間)の学習を目安とします。 |
授業計画 | |
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1 |
教員によるオリエンテーション 研究計画について解説する。 [事前学習]自分が関心をもつ臨床心理学の分野について考えておく。 [事後学習]自分が関心をもつ臨床心理学の分野について絞り込みを行う。 |
2 |
研究計画の作成(1) 研究する対象を考える。 [事前学習]自分が関心をもつ臨床心理学の分野について文献を読む。 [事後学習]自分が関心をもつ臨床心理学の分野について更に文献を読む。 |
3 |
研究計画の作成(2) 研究方法を考える。 [事前学習]自分が関心をもつ臨床心理学の分野について文献を読む。 [事後学習]『心理測定尺度集Ⅰ~Ⅵ』などを参考に調べる。 |
4 |
研究計画の作成(3) 研究方法を考える。 [事前学習]自分が関心をもつ臨床心理学の分野について文献を読む。 [事後学習]『心理測定尺度集Ⅰ~Ⅵ』などを参考に調べる。 |
5 |
研究計画の作成(4) 緒言、方法、統計処理、予測される結果まで、研究計画を完成させる。 [事前学習]研究計画書を最初から最後まで書いてみる。 [事後学習]指導を受けて研究計画書を書き直す。 |
6 |
研究計画の作成(5) 使用する尺度の使用許可方法を検討する。 [事前学習]使用許可願いを書いてみる。 [事後学習]指導を受けて使用許可願いを書き直す。 |
7 |
研究実施の準備(1) フェイスシートを作る。 [事前学習]倫理的配慮について復習しておき、フェイスシートの下書きを書く。 [事後学習]指導を受けてフェイスシートを書き直す。 |
8 |
研究実施の準備(2) 調査用紙を作る。 [事前学習]カウンターバランスに注意して調査用紙を考えてみる。 [事後学習]指導を受けて調査用紙を作り直す。 |
9 |
研究実施の準備(3) 予備調査を行う。 [事前学習]参加者を募る。 [事後学習]指導を受けて調査用紙を検討し直し、本調査用紙を作成する。 |
10 |
研究調査の実施(1) 本調査を行う。 [事前学習]本調査実施の許可を得る。 [事後学習]指導を受けて次の調査を検討する。 |
11 |
研究調査の実施(2) 本調査の続きを行う。 [事前学習]本調査実施の許可を更に得る。 [事後学習]指導を受けてデータ数などを検討する。 |
12 |
データの処理(1) データ入力と欠損値の処理を行う。 [事前学習]エクセルの操作を復習しておく。 [事後学習]データ数などを点検する。 |
13 |
データの処理(2) 基礎的な記述統計を算出する。 [事前学習]心理統計の復習をしておく。 [事後学習]統計値の点検をする。 |
14 |
データの処理(3) 相関分析を行う。 [事前学習]心理統計の復習をしておく。 [事後学習]統計値の点検をする。 |
15 |
データの処理(4) 因子分析を行う。 [事前学習]心理統計の復習をしておく。 [事後学習]統計値の点検をする。 |
16 |
データの処理(5) 更なる多変量解析を行う。 [事前学習]心理統計の復習をしておく。 [事後学習]統計値の点検をする。 |
17 |
データの処理(6) すべてのデータを熟読する。 [事前学習]心理統計の復習をしておく。 [事後学習]統計値の点検をする。 |
18 |
卒業論文の執筆(1) 方法を書く。 [事前学習]日本心理学会の「執筆・投稿の手びき」をよく読んでおく。 [事後学習]指導を受けた部分を直す。 |
19 |
卒業論文の執筆(2) 結果を書く。 [事前学習]統計値の表記方法を復習しておく。 [事後学習]指導を受けた部分を直す。 |
20 |
卒業論文の執筆(3) 結果を書く(つづき)。 [事前学習]統計値の表記方法を復習しておく。 [事後学習]指導を受けた部分を直す。 |
21 |
卒業論文の執筆(4) 方法と結果の整合性を点検する。 [事前学習]先行研究における表記を復習しておく。 [事後学習]指導を受けた部分を直す。 |
22 |
卒業論文の執筆(5) 緒言を書く。 [事前学習]参考図書を復習しておく。 [事後学習]指導を受けた部分を直す。 |
23 |
卒業論文の執筆(6) 緒言を書く(つづき)。 [事前学習]参考図書を復習しておく。 [事後学習]指導を受けた部分を直す。 |
24 |
卒業論文の執筆(7) 緒言の後に仮説を書く。 [事前学習]参考図書を復習しておく。 [事後学習]指導を受けた部分を直す。 |
25 |
卒業論文の執筆(8) 考察を書く。 [事前学習]先行研究のデータを熟読する。 [事後学習]指導を受けた部分を直す。 |
26 |
卒業論文の執筆(9) 考察を書く(つづき)。 [事前学習]先行研究のデータを熟読する。 [事後学習]指導を受けた部分を直す。 |
27 |
卒業論文の執筆(10) 文献欄を整える。 [事前学習]日本心理学会の「執筆・投稿の手びき」をよく読んでおく。 [事後学習]指導を受けた部分を直す。 |
28 |
卒業論文の執筆(11) 全体を整える。 [事前学習]全体を音読する。 [事後学習]指導を受けた部分を直す。 |
29 |
卒業論文の執筆(12) 要旨を書く。 [事前学習]参考図書を読み直して書き方を復習する。 [事後学習]指導を受けた部分を直す。 |
30 |
卒業論文の執筆(13) タイトルを最後に点検する。 [事前学習]参考図書を読み直してタイトルのつけ方を復習する。 [事後学習]指導を受けた部分を直す。 |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | 津川律子・遠藤裕乃 『初心者のための臨床心理学研究実践マニュアル(第2版)』 金剛出版 2011年 第2版 津川律子 『投映法研究の基礎講座』 遠見書房 2012年 『初心者のための臨床心理学研究実践マニュアル(第2版)』は必ず読んでください。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度(100%) 授業参画度は、毎回の指導における受講態度や取り組みの様子から総合的に判断します。 |
オフィスアワー | いつでも相談に応じる。但し、緊急時以外は事前に予約を取ること。予約の取り方は初回に説明する。 |