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自主創造の基礎１

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平成28年度以降入学者 自主創造の基礎１
平成27年度以前入学者 心理学入門１
教員名 松浦隆信・坂本真士・狩野武道・河野千佳・望月正哉
単位数    2 学年    1 開講区分 文理学部
学期 前期 履修区分 必修
授業概要 自主創造の意味を知り、大学で学ぶ態度や方法を理解した上で、それらを実際に練習する。
授業のねらい・到達目標 自主創造とはどのような考え方なのか、歴史的背景をふまえて説明できる。
大学における学習の基本的姿勢や方法を理解できる。
心理学の全体像について見通しを持ち、今後の専門科目での学習に活かせる。
研究や学習の倫理を理解できる。
グループ研究やプレゼンテーションの方法を習得できる。
この科目は文理学部（学士（心理学））のディプロマポリシーDP1及びカリキュラムポリシーCP1に対応しています。
授業の方法 講義と演習を交えて行う。大学の授業は事前学習と事後学習が前提になっている。とくにこの授業は事前学習を前提に授業内での作業やグループワークを行うので、事前学習への取り組みは必須である。シラバス記載の事前学習事項を参考にし、教員の指示に従い毎回確実に行ってくること。
本授業の事前・事後学習は、各２時間の学習を目安とする。
履修条件 心理学科の学生のみ受講可能である。
授業計画
1 スタートアップ（１）大学での学びについて、日大の歴史（概要）・心理学研究室の歴史（概要）、自主創造型パーソンについて考える
【事前学習】シラバスをプリントアウトしてよく読み、授業の到達目標を理解してくる。
【事後学習】「日本大学の歴史」ホームページや心理学研究室の歴史に関する資料を閲覧し、授業で取り上げ　きれなかった詳細について理解を深める。
2 スタートアップ（２）：自己紹介
【事前学習】1分間の自己紹介を行うので、その内容を考え、相手に伝わるように話す練習をしてくる。
【事後学習】授業で示した自己紹介を行う上で重要な条件について振り返り、各自で練習する。
3 大学での学び方（１）：講義、演習、実験実習の進め方と受講の仕方、ノートの取り方を学ぶ
【事前学習】指定書籍を読み、その概要を整理してくる。
【事後学習】授業で示した大学での学び方に関する内容を復習し、自分に合った学習スタイルを考える。
4 大学での学び方（２）：研究と学習の倫理
【事前学習】事前に配布する倫理に関する資料を読んだ上で、「倫理とは何か」を考えてくる。
【事後学習】日常生活において倫理に反する行いとは何かについて考え、自分の考えをまとめる。
5 グループワークの方法（１）：ブレインストーミングによるグループワークを学ぶ
【事前学習】「心理学概説」の教科書から、「発達」「認知」「社会」「臨床」のそれぞれの分野を概観し、　自分の興味がある分野順に順位をつけてくること。
【事後学習】ブレーンストーミングの方法について復習する。
6 グループワークの方法（２）：傾聴と質問による対話を学ぶ（マイクロカウンセリング入門）
【事前学習】第5回授業内で指示するロールプレイの役割について考えてくる。
【事後学習】授業で学んだ対話技法を日常でも実践してみる。
7 心理学とは（１）：分野紹介と英単語（基礎）
【事前学習】事前に配布する英単語資料の日本語訳を調べて記入してくる。
【事後学習】学んだ英単語を復習する。
8 心理学とは（２）：分野紹介と英単語（応用）
【事前学習】事前に配布する英単語資料の日本語訳を調べて記入してくる。
【事後学習】学んだ英単語を復習する。
9 グループ研究：文献的研究を行う（１） 研究テーマの決定
【事前学習】授業内で指示するグループ研究の準備を各自行ってくる。
【事後学習】学術論文に目を通し、その体裁を確認する。
10 レポートの書き方と引用の理解（１）
【事前学習】第9回授業で指示する指定資料をダウンロードし、一読してくる。
【事後学習】授業で習った引用の仕方を復習し、正確に引用できるまで練習する。
11 レポートの書き方と引用の理解（２）
【事前学習】前回までに課題提示したレジュメを完成させてくる。
【事後学習】授業で伝えたレポート執筆時の書式・ルールを復習し、理解を定着させる。
12 プレゼンテーションの方法：PowerPointを使用したポスターの作り方
【事前学習】パワーポイントを各自操作し、使い方をある程度習得しておく。
【事後学習】授業で伝えた口頭発表の形式を復習する。
13 文献的研究を行う（２）：グループ発表会
【事前学習】パワーポイントを用いてポスターを仮完成させてくる。
【事後学習】授業で指摘された事項に基づきパワーポイント資料を修正する。
14 試験および振り返り
【事前学習】心理学英単語および引用文献の書き方について復習および練習をしておく。
【事後学習】試験の振り返り内容に即して、試験問題の復習を行う。
15 ポスターの完成：ポスターの掲示と評価
【事前学習】自分のポスター（A3サイズで印刷）を完成させて持参する。
【事後学習】印象に残ったポスターのデザインを参照し、自分の資料を見やすく改定してみる。
その他
教科書 羽生和紀 『心理学の基礎英単語集　−心理学のための英語学習の手引−』 啓明出版 2011年 第1版
自主創造の基礎２の英文テキストを部分的に使用する（第４・５回）
参考書 羽生和紀 『心理学を学ぶまえに読む本 （テキストライブラリ　心理学のポテンシャル　１）』 サイエンス社 2015年 第1版
成績評価の方法及び基準 試験(20%)、レポート(20%)、授業内テスト(10%)、授業参画度(20%)、ポスター(30%)
レポート未提出者・ポスター未提出者・期末試験未受験者は単位取得不可。授業参画度は各回のディスカッションや発表等によって評価する。
オフィスアワー 授業終了時及び各担当教員が授業内で示す

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