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臨床心理学特講3

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科目名 臨床心理学特講3
教員名 山口義枝
単位数    2 学年 3・4 開講区分 文理学部
(他学部生相互履修可)
学期 後期 履修区分 選択必修
授業概要 心理療法に関連した理論のうち、子どもについての理論を展開した治療者、研究者を8人とりあげるとともに、遊戯療法の実際についての講義を行う。臨床心理士として心理面接を行っている経験をもとに、理論とその実際を解説する。
授業のねらい・到達目標 本授業では、臨床心理学において明らかにされた乳幼児期のこころに関する基本的な理論について、及び遊戯療法の基本的知識について説明できるようになることが目的である。幼い子どもの心性理解は、子どもの問題行動理解に有用であるだけでなく、成人の精神障害理解の際にも有用である。非言語的交流についての説明ができるようになり、ひとのこころについての理解を深めることを目指す。
この科目は文理学部(学士(心理学))のディプロマポリシーDP2,DP3,DP4及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。
授業の方法 講義形式で行う。講義で取り上げた心理的力動について、現実に関連づけた理解を促進するために、授業内で考えるテーマを提示し、フィードバック用紙に記述して提出することを求める回がある。このフィードバックは、受講生の理解確認の為に行うものであり、成績評価とは関連しない。本授業の事前・事後学習は各2時間の学習を目安とする。
授業計画
1 臨床心理学とは。心理療法に関する著書を紹介するので、各自で興味のある本を1冊選び、12回かけて読了することを目指す。
【事前学習】臨床心理学とは何かを調べておくこと。
【事後学習】図書館等で調べ、自身が読む本を1冊決めて読み始めること。
2 子どもに対する心理療法の基本原則
【事前学習】【事後学習】自身で選択した著書を読み進めること。
3 スピッツ,R.S.の理論と特徴
【事前学習】【事後学習】自身で選択した著書を読み進めること。
4 ボウルビィ,J.M.の理論と特徴
【事前学習】【事後学習】自身で選択した著書を読み進めること。
5 フロイト,A.の理論と特徴
【事前学習】【事後学習】自身で選択した著書を読み進めること。
6 クライン,M.の理論と特徴
【事前学習】【事後学習】自身で選択した著書を読み進めること。
7 子どもに対する心理療法の遊びの意味を読み解く
【事前学習】【事後学習】自身で選択した著書を読み進めること。
8 ウイニコット,D.W.の理論と特徴
【事前学習】【事後学習】自身で選択した著書を読み進めること。
9 マーラー,M.の理論と特徴
【事前学習】【事後学習】自身で選択した著書を読み進めること。
10 アクスライン,V.M.の理論と特徴
【事前学習】【事後学習】自身で選択した著書を読み進めること。
11 スターン,D.N.の理論と特徴
【事前学習】【事後学習】自身で選択した著書を読み進めること。
12 子どもに対する心理療法から子どもの状態を考える
【事前学習】【事後学習】自身で選択した著書を読み進めること。
13 子どもに関する心理療法の発達
【事前学習】【事後学習】自身で選択した著書を読み進めること。
14 授業内試験による到達度の確認と解説
【事前学習】13回までの授業内容を復習しておくこと
【事後学習】わからなかった問をノートにまとめなおすこと。
15 現代の日本の心理療法・日本独自の心理療法の特徴
【事前学習】日本発祥の心理療法を1つ、調べておくこと。
【事後学習】心理療法とは何か、ノートにまとめなおすこと。
その他
教科書 なし
参考書 授業中に指示する
成績評価の方法及び基準 授業内テスト(100%)
オフィスアワー 随時可能 但し事前に予約を取ること。

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